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シーズン野田

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2018年9月の記事一覧

家族のためのyoutube

家族のためのyoutube

今まで思い出に意味はないと思っていました。

例えば家族旅行や、学校の遠足など、そのほとんどを覚えてないし、今の自分の足しになったようにはどうしても感じないからです。修学旅行に行かなくても、それはそれで頑張って生きてるだろうし、わざわざ思い出を作るようなことをしなくても、生きている毎日が思い出になりうると思っていました。

しかし、本当に思い出に意味はないのでしょうか?いや、そもそも思い出に意味が

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タイムマシンの試行錯誤

タイムマシンの試行錯誤

今年になってロケが増え、47都道府県を周る。

苦手だった飛行機にも徐々に慣れ、機内で仕事をしてると捗るようになってきた。

「なんだ、もうつくのか」

機内での時間は、どこにいるよりも短く感じた。

歩けば何日もかかる場所に数時間で行くことができる、空間と時間を縮めるタイムマシン。いや、よく考えたらこの世はタイムマシンだらけじゃないだろうか。

電子レンジは、温められたお弁当を未来から取り寄せる

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大人になって空を飛ぶ

大人になって空を飛ぶ

今年中に、47都道府県を制覇しなければならない。

全国各所にある、とある店舗を撮影するという案件が舞い込んだのだ。

青森から秋田に車を走らせたかと思えば、そこから羽田空港を経由して愛知に飛ぶ。ロケ地の都合上、そんなトリッキーなコースもあった。

「こんなにたくさん飛行機に乗るだなんて、なんだか大人になったなぁ」なんて言ったらバカにされる年齢になってしまった。

これから向かう場所で、何かの暗示

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さくらももこ的映像感覚が惜しげもなくつまった一本を紹介します。

さくらももこ的映像感覚が惜しげもなくつまった一本を紹介します。

どうもシーズン野田です。先日さくらももこ先生が乳がんでお亡くなりになりました。メディア露出が極端に少なく、イマイチ顔をイメージしづらいのにもかかわらず、なぜこれほどまでの喪失感があるのかといえば、やはりちびまるちゃんが、先生本人をモデルにしているからなのかもしれません。

大人になったちびまるちゃんが他界した。

テレビで放映されているまる子は、53歳という若さでこの世を去ることが決定づけられた小

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『神のちから』を思う

『神のちから』を思う

さくらももこ先生が乳がんでお亡くなりになりました。53歳でした。

さくらももこ先生の代表作『ちびまる子ちゃん』は、生まれて初めて読んだエッセイ漫画です。エッセイ漫画でくくるのもどうかと思うのですが、当時は本当にあったことが漫画になっているという感覚が新鮮で、何が本当でどこまでが嘘かなど、兄弟間で議論したこともありました。実際はほとんどがフィクションで、漫画では仲睦まじいまる子とおじいちゃんですが

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