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DIYで、自宅をSOHO化計画!

疫病が流行るよりもずっと以前から、SOHOに対してとても憧れをもっていました。

Small Office/Home Office、略してSOHOとは、「パソコンなどの情報通信機器を利用して、小さなオフィスや自宅などでビジネスを行っている事業者」といった意味で使われる場合が多い。

長年設計の仕事で会社勤めをしてきましたが「自分の好きなことで成功したい」という願望があって、楽しく働きながらも「早く仕事を辞めて自分で何かしたい」と、そんなことばかり考えていました。

何のご縁か、我が家はわりと短いスパンでの引っ越しを繰り返しています。そのほとんどの物件は私が見つけたものなのですが、家を探すときには密かに「何とか、一部屋多い家を選びたい」と、いつも考えていました。それはもちろん、自宅に仕事部屋をつくるためです。

現在の家に引っ越してきたのは、今から3年近く前のことです。初めてのマンション生活は少しの不安もありましたが、実際に住んでみるととても快適でした。作りがとてもミニマムで、同じフロアの短い動線ですべてが完結してしまうのです。家族の気配もそばに感じることができ、親密さが増したような気がします。何より家事がとても楽になりました。

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4LDKの部屋を、このように使っています。
インテリア科の学校を卒業して設計の道に進むほど、昔からインテリアや模様替えが大好きな私。夫もまた私とは別のインテリア科を卒業して、出会った頃は設計の仕事をしていました。そんなインテリア好きな夫婦が協力して作り上げた自宅を、余すことなく見ていただきたいと思います。


キッチン

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まずはキッチンの現在の様子から。全体的に白でまとめられ、壁面は大理石調になっています。

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キッチンについては何度か記事にしたことがあるのですが、リメイクシートを貼ったり棚を作ったりして模様替えを楽しんでいます。

下の写真を見てください。いちばん上が既存の状態。白っぽいタイルが貼ってあります。絵柄が気に入らなかったので、引っ越してすぐに青いモザイクタイル柄のリメイクシートを貼って、調味料を置くための棚を作りました。
その後、ガス台まわりを大理石調のシートに変え、シンクまわりは赤のモザイクタイル柄に貼り替えました。
そして今はシンクまわりもすべて大理石調で統一しています。

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リビング・ダイニング

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今回の記事のメインになります。
リビングとダイニングのインテリア、以前はこんな感じでした。自分で組み立てた棚に目隠しのカーテンをつけて、これはこれでシンプルでいい感じ♪

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がしかし、私には野望がありました。

「棚を作りたい」

そこでゴールデンウィークを利用して、棚を作ることにしました。夫も話に乗ってきたので、二人で共同製作することに。
デザインを考えるのは私。今回はディアウォールを使おうと最初から決めていました。

壁面の寸法を採って必要な長さを計算していきます。そこは元々図面書きなので、スケールを扱うのも寸法の計算をするのもお手の物です。

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ホームセンターで材料の切断をしてもらい、組み立てるのは夫が中心になって行いました。ここでもインテリア科での経験が生きてきます。
施工の様子はこんな感じ。

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棚を作るのに合わせて、リビングのソファとクッションも色を変えてみました。

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〈 before 〉

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〈 after 〉


こうしてできあがったリビングの全貌を見ていただきましょう。
まずはもう一度、beforeの様子から。

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ここからの ↓ ↓ ↓

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ちょっと、いい感じじゃないですか?
ちなみに本棚の前にあるベンチ席は私の指定席となり、パソコンを打ったり文章やイラストを描いたりはすべてここで行っています。なので後ろのワゴンには、スケッチブックや画材などの道具が納められています。

リビングからキッチンを見渡すと、こんな感じです。

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リビングはニトリのソファが。お店には同じサイズのソファカバーも売っているので、自由に模様替えを楽しむことができます。このカバーは3代目。

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収納にはニトリのボックスや100均のカゴを使っています。色や形を揃えることによって、見た目もスッキリと使い勝手が良くなります。
棚の制作費ですが、リビングダイニングの分だけで約5万円かかっています。


ワーキングスペース

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6畳の和室にカーペットを敷いてデスクを置き、仕事部屋にしています。
写真にはありませんが、押し入れの襖を外して自作のカーテンをつけ、明るい雰囲気に仕上げています。

在宅勤務が一般的になるよりも以前、私だけがスペースを使っていた頃の部屋はこんな感じでした。

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ここでは主に ものづくりをしているのですが、材料が所狭しとたくさん置かれ雑然とした印象に。机を2台欲しがる私を笑っていた夫ですが、自分も在宅で仕事をする必要が出てきたので部屋の中に仲間入りしてきました。

そこで作業環境を整えて、今はこんな感じに。

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ミシンを置いてある方が私の作業スペースで、向かい側が夫の席です。
縫い物をしたりアイロンをかけたり、ものづくりに関することはここで行います。夢を生み出す作業なのでとにかく可愛くしたいと思い、赤を基調に作ってみました。

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この場所からたくさんのわくわくするものを生み出して、もうすぐ新たな展開も考えています。


洗面所

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洗面所の洗濯機の上にも棚を作っています。ここはあまり手間とお金をかけたくなかったので、突っ張り棒とプラダン(プラスチック段ボール)を使いました。強度はそれほどないのですが、洗濯用洗剤を置く分には十分だと思います。

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トイレ

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トイレには元々、観音開きの扉がついた既設の棚がありました。写真の上部分がその棚になるのですが、扉にリメイクシートを貼ってみました。芳香剤を置くスペースが欲しかったので、その下に、ここでも突っ張り棒とプラダンを使って棚を作ってみました。プラダンにはお揃いのリメイクシートを貼って。

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余談ですが、トイレ掃除を365日毎日するという生活を、もうかれこれ10年近く続けています。家族のために、いちばん清潔にしておきたい場所だなと思います。


主寝室

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主人と私が睡眠をとるための場所です。玄関を開けて正面の部屋なので、散らかることのないようにシンプルなインテリアでまとめています。

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次女の部屋

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JKの部屋なわけですが、次女はミニマリストなので無駄なくスッキリと片付いています。部屋の写真を載せてもいいかと聞いたところ

「何もないときならいいけど、今は受験生だから絶対にダメ!」

と言われました。
なので、私が作ったイメージ図で。

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物が少ないので本当にこんな感じです。今は受験勉強のため、机まわりの壁にたくさんの張り紙がしてあります。イラストとは違いますが家具はすべて白で揃えられ、ファブリック類はピンクとグレーで統一されています。部屋のテーマカラーを3色に絞ってコーディネートしたんだそうです。


三女の部屋

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小学5年生の部屋にしては贅沢すぎるのかもしれません。三女の部屋にはピンクの小物とパソコンの周辺機器が充実しています。三女はパソコンを使ったりイラストを描いたりが好きでもあり得意でもあるので、その道に詳しい夫が英才教育しています。

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そういえば写真フォルダの中に、三女の部屋の模様替えの歴史も残っていました。

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少しずつ成長してお姉さんになっていく様子が部屋の雰囲気からも伝わります。


これまでに作った棚

じつは棚を作ってインテリアに活用するのがとても好きです。上記の棚以外にも、今まで自作してきた棚がいくつもあります。左側の写真は、戸建てに住んでいた頃にキッチンの勝手口部分のわずかな凹みを利用して作りました。
右上は既製品の棚を組み立てたあとに棚板や目隠しのカーテンを付けて自由にカスタマイズしたもの。
右下はガラス壁の前にIKEAの既製品の棚を置いて店舗のディスプレイのように飾ったもの。
どれも以前住んでいた家ばかりです。

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今使っているキッチンは最初に出てきた写真のような感じですが、以前はこんなに落ち着いた大人っぽい雰囲気のキッチンを使っていたこともあります。

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生活を心地よく楽しむってとても大切なこと。
今回我が家を公開してみましたがどうでしたか?これを仕事にできたら楽しいなって、わくわくしています。
感想など、教えてくださいね!

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