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信用という貯金を切り崩している飲食店

飲食店には厳しい現状

緊急事態宣言も一ヶ月ほど伸びることになり、

飲食店以外にも色々な業種の方々が苦しい5月6月となりそうですね。


さて、飲食店においてはテイクアウト・デリバリーなどを行い必死に売上を作っている状況だと思います。(もちろん、僕も弁当やってます)


飲食店の中で、お客さんの割合が「知り合いが多い店舗」はSNSなどで発信してテイクアウトメニューを販売していると思います。


ビジネス街でサラリーマン向けに飲食店を行なっていると、

企業のリモートワークや夜営業の中止でお客さんが少なく売上が立ちません。


一方で、顧客が知り合いメインのお店だったり、地域密着だったり、

元からインスタグラムやライン@やメルマガなどで顧客を獲得できていて、

発信もできている店舗さんは売上をそこまで落とすこともなく、営業できていたりします。


ただし、苦しい状況に変わりはないのでクラウドファンディングなどで支援を求める人も多くなってきました。



あなたの大事な信用貯金をどんどん切り崩していませんか?

今まで周りの人のために行動できていたり、

信用を作ってきた人はこういう状況でもたくさんの人から支援を受けています。


ただここまで続くと、どこも「助けてほしい」という発信ばかりで、

お客さんも応援疲れを起こしていると僕は考えます。

自分が苦しいという発信をすればするほど、苦しくなる可能性があります。

思考は現実になる。みたいなことをよく聞きますよね。


暗いニュースも多く、失業した人も、所得が減った人も多い状況です。

この先不安の中で、支援にどこまで使えるでしょうか?



発信することで、あなたの大事な信用貯金をどんどん切り崩していませんか?

今耐えきれば、、という考えで大事な信用貯金を切り崩すのは危険です。

自分がマイナスな発信をすればするほど、後にマイナスで返ってきます。



そして信用貯金というのは見えないところで貯まっていきます。

目の前のお客さんを大事にする以外にもふとした行動で貯まっていき、

それが運となって自分に返ってきます。



今信用貯金切り崩してまで、自分の周りの人間に頼るのか。

国の補助金もあてにならないし、それとも今までの営業以外の方法で稼ぐのか。

この2択を迫られ、必死に悩んでいることでしょう。




僕個人の見解としては7:3くらい。


色々な方法7割:信用ビジネス3割

これぐらいに抑えておいたほうが今後生き延びるためには良いという見解です。

考え方には個人差あります。


つまり、今の店のメニューをテイクアウトやデリバリーするだけでなく、

もっと色々な方法を考えて取り組んでいった方がいいと僕は考えます。



例えば、料理を真空パックにしてテイクアウトメニューにすると

お客さんはその日食べなくても多めに買ってもらえたり、通販で遠方の人に販売できたりします。(この場合、製造業の許可が必要な場合があります。)


家で作れるようにレシピを添えると「食体験」として販売ができます。

未来の優待券やギフトカードを作り、売上の補填もできます。



加えて新規の顧客を取り入れないといけないので、

UberEatsなどのデリバリーアプリやチラシのポスティングです。

今は自宅にいるので、チラシがよく読まれやすい傾向にあります。

ただし、もう普通のデリバリーには飽きている頃ですね。



ここまでの方法は普通なので、さらにもう一つ考えないといけません。

テイクアウトでは「食」しか提供できていません。

飲食店というのは「食」×「空間」×「人」で成り立っているとこが多いです。

普通に、新規のお客さんに「食」のみ提供したところで、

冷めた料理やいつもよりクオリティが低い料理なので価値を伝えれません。


テイクアウトやデリバリーならではの価値を届けることができたら

新しい顧客やサービスの誕生に繋がるかもしれません。

ここをもっと掘り下げてサービスを考えていく必要があります。


それは僕にとっても同じことが言えるので、

飲食業界の皆さんお互い頑張っていきましょう!

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