官能美フェムケアニスト✨〜女性のゆらぎ編
(背、ちぢんだ?)
家で、すれちがうたびに
からかうように息子が言う。
前は、むかついたが
今は、笑いながら蹴りをいれる。
(ちょっと太った?)
亡くなった夫に
以前に言われたときは、
むかついて一か月以上
話さなかった。
もし彼が生きていて
また同じことを言ったら、
傷つくじゃない!と笑いながら
一発蹴りをいれて、
それで終わるだろう。
何が、ちがうんだろう。
いちばん近い人に
自分のコンプレックスを
ストレートにつかれると
女性は、奥で傷つく。
傷ついても、
その感情がなかったことにすると、
ちがう場面で、
何度も何度も
傷つく体験が映画のように
再生される。
この女性のゆらぎを
無視できるほど、
パワーのある女性しか
成功できないのが
今の社会。
でも、本当にそれでいいのだろうか。
きずついているんだ。
きずついていいんだ。
きずつく繊細な感情があっていい。
この体験のおかげで、
自分のことをまた知って、
愛し、癒すことができるんだ。
ありがとう。
家族と交わす言葉すべてが
自分で本当は自分のことを
どう思っているのかを、
うつしだしていく。
ちょっと太っても、
ちょっと背がちぢんでも、
ちょっと自信がなくなっても、
そんな自分を
認めて、
うけいれて
愛おしめば
家庭内や、
外からの
自分をきずつける言葉は
なくなっていく。
女性が、
まずこのことに気づけば
いいんだ。
(背、ちぢんだ?)
とまた息子にからかわれたら、
こんどはこう返そう。
(教えてくれて、ありがとう。
愛してるよ!)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?