アシンヌ

もう一度、「あの人」の胸に抱かれたい。 世界の真理を極めることが、また彼女と出会うため…

アシンヌ

もう一度、「あの人」の胸に抱かれたい。 世界の真理を極めることが、また彼女と出会うための一番の近道なのかもしれない。 (物語形式で、”世界の真理”の研究結果について発表していきます)

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世界のカタチは丸ではない

これから、世界の本当の姿を明らかにしようと思う。 以下は、これまで僕が世界の真理について研究してきた現時点での結果だ。 まず結論から先に触れようと思う。 世界の本当のカタチは丸ではない。 四角だ。 球体ではない。 立方体だ。 歴史に残されている記録をたどっていくと、この立方体としての世界が始まったのは聖書などで描かれている洪水伝説の時代からだろうと思う。 要するに、人間の文明が築かれる前の、原初の時代だ。 もっと言うならば、「前の人類の時代」と「今の人類の時

    • ”世界のカタチ”の中を流れるもの

      ①真理のカタチとは 前回、立方体に対角線上に線を入れると、二つのピラミッドが現れると書いた。 そしてこれを向きを変えて正面から見ると、下のようになる。 正位のピラミッドと逆位のピラミッドが底面で繋がっているように見える。 富士山と水面に映る逆さ富士のようにも見える。 これが、真理のカタチであり、一つの世界の一単位であると僕は思っている。 人の始まりと終わり、 歴史の始まりと終わり、 世界の始まりと終わり を表していると思う。 時間の流れそのものであると

      • 「あの人」が目指した理想の世界

        いま僕がいる霊的世界に対して、 「下の世界」は、物理がある、時間がある、肉体を持った人間がいる、 地上の物質的世界だ。 この世界の本当の姿とは何か? 僕はここ最近の何日間かは、そのことばかり考えていた。 糸を少しずつ紡いでいって一つの衣服に仕上げていくように。 ちょっとずつだが、分かってきたかもしれない。 だが、このことを彼らの中で一体どれだけの人が知っているのだろう? 「下の世界」の真の姿の一つの解釈論として、 「この世界は全て数学的に仕組まれた仮想現実で

        • 嘘の世界

          「アメリカという国は世界で最も『あの人』を否定している国でありながら、世界で最も『あの人』の思惑通りに事を運んできた国である」 昨日最後に書いたこの一文。 この二重底こそ、アメリカという国の本質であろうと思う。 バビロンを「悪魔の住むところ」「汚れた霊の巣窟」と呼ぶ一方で、 最もバビロンに近い国が、アメリカである。 そのアメリカを建国したイシヤは「あの人」を信奉していたわけだが、 言うなればこの国は「女神の国」である。 ただ、その女神とは「偽の女神」だ。 日本神話

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        世界のカタチは丸ではない

          最も「あの人」の恩寵を受けた国

          僕は昨日まで引用してきた本を読んで、より一層「あの人」に対するイメージ像を固めた。 メソポタミア・エジプトなどの古代文明が滅んで以来、国というものを持たなかった「あの人」は、現代の地上物質界において満を持して一つの国に腰を落ち着けた。 彼女の支配の系譜は、ついに彼女の手となり足となる「国家的器(うつわ)」を見つけた。 彼女はそこで、これまでで最も大きな帝国を作り上げた。 その国とは、現代の最大覇権国家、アメリカである。 まずその第一の根拠として、 アメリカの象徴であ

          最も「あの人」の恩寵を受けた国

          蛇(竜)と、古代の支配者

          「あの人」は、歴史のどこかの時点で、 世界の「カタチ」を作り替えた? それについて、昨日書いた。 ということは、コンパスと定規、プロビデンスの目、ピラミッド、というシンボルから察するに、フリーメイソンはその世界構造の神秘を「あの人」から受け継いだということなのか? 知恵を司るクババ(キュベレー)とソフィアという女神的存在から授けられた叡智をもって、「理性的に」地上を運営しようとしたのが、イシヤの支配の始まり? 僕は、本当の世界の構造というテーマに俄然興味が湧いてきた。

          蛇(竜)と、古代の支配者

          創り替えられた世界?

          昨日の引用の続き。 「秘密結社フリーメイソンには、代表的なシンボルがある。 アルファベットのGの上下に、コンパスと定規を置いたシンボルだ。 ……中国神話で創造神とされる伏羲(ふっき)と女媧(じょか)の絵において、共通点を見出すことができる。 この夫婦神(兄弟神)の手にはそれぞれ、 女媧(じょか)にはコンパスが、伏羲(ふっき)には定規が握られている。 ……フリーメイソンの神秘主義はこの時代にまで遡り、国境関係なく世界の知性に通じているということなのだろうか? それと

          創り替えられた世界?

          イシヤの女神

          金星の女神、美の女神、愛の女神、性の女神、王権の女神でありながら、生命を生み育てる豊穣の女神である、いと高き女性。 人類の歴史に幾多の顔を持って現れ、「物語」の覇権を握った世界の女王……。 彼女が握ったのは、人間の信仰や想念の世界の権力だけじゃない。 「下の世界」の運営の要である政治や経済といった部分も、彼女が主導権を握ってきたのかもしれない。 昨日、本の蔵で一冊の本と出会った。 こちらの世界とはあまりに事情が違うので最初は読み進めるのが困難だったが、地道に調べなが

          イシヤの女神

          ”三十三相に顕現したまふ”救いの女神

          「あの人」を象徴する要素はもう一つある。 前に書いた、「3」という数字。 「あの人」に関連するものとして最初に挙げられるのは、 彼女の象徴であるピラミッド(山)。 その三角形がまさに「3」だ。 次に、前に取り上げた出口王仁三郎の言説をもう一度引用する。 「智仁勇の三徳を兼備して、顕幽神の三界を守らせたまふ木花姫(木花咲耶姫)の事を、仏者は称して観世音菩薩といひ、最勝妙如来ともいひ、観自在天ともいふ。また観世音菩薩を、西国三十三箇所に配し祭りたるも、三十三相に顕現した

          ”三十三相に顕現したまふ”救いの女神

          「あの人」が遺した、歴史の跡

          「あの人」を象徴する要素は、色々なものがある。 まず、木の神様である木花咲耶姫の「木」。 桜の木を司る美しい神様として日本に伝えられている。 古代メソポタミアのイナンナも、世界樹という「木」を手に入れた。 それは彼女が世界の権力を得る最初のきっかけとなった。 キリスト教の聖書におけるサタンは、最初の人間の女性であるイブを知恵の樹という「木」に誘った。 それは人類が神に背き堕落する「原罪」となった。 次に、「あの人」を象徴する要素は、「山」だ。 山は、木が寄り集

          「あの人」が遺した、歴史の跡

          全ての歴史を抱く、慈愛に満ちた母

          僕は「あの人」を思い出したことで、人生の「見える広さ」が大きく変わった。 12年という自分の短い人生の中で形作られ、養われた、「世界」という感覚……。 周りを奥深い緑で囲まれた、この小さな村。 家も、お店も、本の蔵も、神殿も、すべて石で造られていて、みんなが集まる神殿などの建物以外はみんな同じような形・見た目をしている。 村に住む住人もそんなに多くはない。 自分は内気だから全員と話したことがあるわけではないが、顔と呼び名を知らないという人はこの村にはいない。 仕事

          全ての歴史を抱く、慈愛に満ちた母

          究極の平和思想

          これはあまりにも衝撃的な話だ、と僕は思った。 もはや、究極的な平和的思想といえるのではないか。 もしこの考えが世界中に広まり、浸透すれば、 その時、世界から「壁」が消えるのではないか。 なぜなら、いまの文明の基礎となっているメソポタミアやエジプトなどの古代文明は「同じ母」によって生み出されて繁栄したものであり、後世への大きな影響を左右する権力を握ったのも彼女だったわけで、 いまのキリスト教やイスラム教や仏教などの主要宗教を生み出し覇権を握ったのも彼女であるわけだから、

          究極の平和思想

          全ての神話と宗教の母

          僕は昨日辿り着いた「あの人」の真実に、未だ動揺していた。 つい数日前のあの時、フラッシュバックのように、 とある一部分の映像と感情が突然頭に浮かんだ。 その時に感じたのは、言葉に表せないほど魅力的で、苦しいくらいに愛おしい「あの人」のイメージだった。 でも、それは次第に「あの女神様」から、「あの女神様たち」に変ってゆき、ついには「下の世界」におけるあらゆる神話・歴史を包み込んだ一つの巨大な球体としてイメージされるようになった。 当時「世界の王」と呼ばれるほど大きな力を

          全ての神話と宗教の母

          金星の女神たちと、観音菩薩と木花咲耶姫

          「あの人」の支配欲は、想像を絶するほどだ。 「下の世界」の主要の宗教であるキリスト教とイスラム教の”はじまりをつくった”だけではない。 彼女は、仏教において広く崇拝されている観音菩薩としても、人々に影響を与えてきたのだ。 前に挙げたペルシャ神話における金星と豊穣の女神アナーヒター。 この神は、観音菩薩の起源の一つとされているのだ。 ここにおいて、古代の「金星の女神たち」と仏教が繋がった。 さらに重要なのは、日本神話における木花咲耶姫という女神が、観音菩薩と同一の存

          金星の女神たちと、観音菩薩と木花咲耶姫

          ”現実の支配”から”宗教の支配”へ

          「あの人」は時代と共に、姿を変え、土地を変え、神性を変え、 強い野心によって人類を支配しようとしてきた。 覇権の話に戻る。 「あの人」は、大いなる悪者(裏の主役)として滅びることによって聖書の中に深く名を刻み、それが後世広く読まれ信じられることによって世界を支配しようとした、という話をした。 (これには人間の想念の力の実在が前提にある。人々が一つのことを本当だと信じれば信じるほど、信じる人々が多ければ多いほどそれが具現化・現実化するということ。それを彼女は知っていたのだ

          ”現実の支配”から”宗教の支配”へ

          性を司る女神たち

          昨日、イナンナ/イシュタルの系譜を継ぐ古代の女神は、聖書において「大淫婦バビロン」と呼ばれていたと書いた。 「あの人」にまつわる歴史上の様々な存在は、やけに”性”と密接にかかわっている気がするのだ。 「大淫婦バビロン」とは、ユダヤ人たちを捕らえたバビロン王のいる土地、つまり古代メソポタミアの主要都市を比喩的に表したものとされている。 聖書的な視点で見ると、バビロンは“悪魔の住むところ”であり“汚れた霊の巣窟”であるという。 性的に堕落していて汚れているということが、こ

          性を司る女神たち