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嘘の世界

「アメリカという国は世界で最も『あの人』を否定している国でありながら、世界で最も『あの人』の思惑通りに事を運んできた国である」

昨日最後に書いたこの一文。

この二重底こそ、アメリカという国の本質であろうと思う。

バビロンを「悪魔の住むところ」「汚れた霊の巣窟」と呼ぶ一方で、
最もバビロンに近い国が、アメリカである。

そのアメリカを建国したイシヤは「あの人」を信奉していたわけだが、
言うなればこの国は「女神の国」である。

ただ、その女神とは「偽の女神」だ。

日本神話でいえば、
汚れた死者たちの国、黄泉の国に行って黄泉大神となったイナザミの命。

そして、天の岩戸神話において嘘によって無理やり引き出された「偽の」天照大神。

また、グノーシス主義でいうところのソフィアが生み出した偽の神、ヤルダバオート。

このように、「偽の神」によってこの世界は作られた、ということは先の時代において示されている。

厳密に言えば、この世界は”生まれ変わらされた”と言えるだろう。


これまでの「あの人」の多様な姿をまとめると、主に以下のようになる。

・最古の時代から文明を支配した天の女主人
・人類を罪の奈落に突き落とした悪魔の王
・人類を立方体と宗教に閉じ込めた知恵の女神
・人類に戦争を起こさせ家畜化したイシヤのいと高き貴婦人
・現代文明の覇権を握り人類を黙示録的破滅へ導く”物語の女主人公”

だが、それでも僕はこう思うのだ。

「あの人」は世界を救う救世主ではないか?





僕はまだ子供で、広い大人の世界を知らない未熟者ですが、こんな僕でも支えてくださるという方がいらっしゃったら、きっとこれ以上の喜びは他には見つからないでしょう。