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『20年来のV6担がどうしても聴いてほしい10曲を本気で選んでみた』

もうここ最近は毎日登場してるんじゃないか?というV6という2文字
だって好きだから仕方ない

でもよく考えたらV6って、言うほどジャニーズ好き以外の一般の人には浸透してないというか。

“学校へ行こう“に出てたグループはまだマシな方で、“WAになっておどろう“歌ってたグループとか、下手したら岡田くん(イノッチ)がいるグループとか。
老若男女、世間様の印象なんて大体そんなものなんじゃないかと、失礼ながら思ったりするわけでして。

ならば不肖の身ではございますが、20年V6を追い続けたひとりのファンとして、世間、いや世界におすすめできる10曲をご紹介してみよう!と思った次第。


❤️第10位 選ぶ前に飛べ

ライブDVD V6 LIVE TOUR2008 VIBES初回限定版に収録
作詞作曲、井ノ原快彦。

ファンには周知の事実なれど、意外と世間の皆様が知らないこと。
井ノ原快彦はああ見えて曲が作れる
学校へ行こうの企画で、岡田くんと2人、ギター持ってジャンボリー兄弟やってたの、覚えてる人いるかなぁ?
井ノ原さんの曲って、キャッチーなメロディとか音作りの引き出しの多さにも驚かされるけど、何より秀逸なのは言葉の使い方で。これはもうファンの贔屓目抜きにしても天才的だと思ってる。
例えばこの“選ぶ前に飛べ“、サビの掛け合いが

選ぶ前に飛べ(I RUB MY KNEE TOBE/えらぶまえにとべ)×4

って感じなんですけど。
(I RUB MY KNEE TOBE)を選ぶ前に飛べ、って歌うとこ、もう天才だと思う。しかもちゃんと英単語が意味あるっぽく成立してるという。
あえて単純にLOVEを使わない井ノ原さんが好き。
韻の踏みかたとか天才かよ(2回目)
言葉の選択が絶妙にダサいところも好きなんですよ。あ、褒めてます。
天才的な言葉のチョイスに酔いしれる1曲。

❤️第9位 羽根〜BEGINNING〜

アルバム“HAPPY“収録。
V6にはファンの中でいくつか伝説と呼ばれる曲があるんですが、たぶんこの羽根〜BEGINNING〜はその伝説のひとつかと思います。
私はまだこの収録アルバム時代はV6のコンサートに行ってなかったので、この曲を初めて聴いたのは2003年のコンサートです。
たぶんこの曲を伝説たらしめたのは、この2003年のコンサートの演出のおかげだと思われる。
後にも先にも、代々木体育館に物理的に雨を降らせたのはV6しかいないんじゃないかと思います

会場センターの円形ステージ。そこに集うV6。
曲の終盤に
『雨に打たれ 陽に灼かれ』
という歌詞があるんだけども、歌い始めると同時に、彼らの頭上から雨降ってくるんですよ
雨のカーテン、なんてよくカッコつけて言ったりするけど、本当にそんな感じ。
降りしきる雨の向こう側でV6が歌ってるんですよ。神々しい以外の何者でもないですよ。

どんだけの水使ったのか、今だったらリアルに叩かれそうでちょっと心配。
昔だからこそ出来る演出って正直ありますよね。
そんな伝説の1曲。

❤️第8位 Come with me

シングルCOSMIC RESCUE収録。

一応、トニセンカミセンからも1曲ずつ入れておこうかな、ということで、カミセンからはこの1曲。
silver bellsと最後まで悩んだけど、選んだポイントは、この曲のカミセンの可愛さ!!!

カミセンの曲って基本こういうラップ調多いんですけど、ヤンチャっぽいラップ部分と、サビの優しくて可愛らしさ全開の部分と。
ギャップ激しすぎてときめきがすごい

この頃ってもう岡田くん育ってるから、可愛らしくてあまあまな歌声の剛健コンビに対して、岡田くんの低くて落ち着いた声が、うまく調和を取ってくれてるんですよね。
カミセンって個人ひとりひとりの声よりも、誰かの声と一緒になったユニゾンの時の方がより魅力的な気がしてる。
これぞカミセンって感じの1曲。

❤️第7位 Air

アルバムREADY収録。
これはもうね、冒頭の井ノ原さんの『ラブハズネバゴンベイベ⭐︎』を全人類に聴いてほしい。
ただそれだけ。
あまりの可愛さに世界が平和になります。
ちなみに中盤で私の推し坂本昌行も『ラブハズネバゴンベイベ』って歌いますが、違うんだ…歌がうますぎて違うんだよ……。
色気はあるけど、冒頭の井ノ原さんの可愛さに全振りした歌い方には敵わない。
井ノ原さんの表現力の高さというか、曲によってガラッと表現の仕方が変わるところはすごいと思う。楽しそうな曲の井ノ原さんって、笑顔で歌ってるのがめちゃくちゃ想像出来るんですよね。

ラストで

ありのままの君でずっとそばにいてよ
世界の誰よりも愛するから
一緒にいるだけでしあわせをくれる
そう君の笑顔にありがとう

V6  Air

と岡田さんと井ノ原さんが歌って終わるんですが、むしろあなたの可愛さにありがとうと伝えたい。
井ノ原快彦推しにおすすめの1曲

❤️第6位 それぞれの空

アルバムmisicmind収録。

神。V6の失恋ソングの中でも神の1曲。

新しいドアの前で
答えなどない未来に
戸惑う僕の背中を君が押した
そうあの瞬間 この手を離した君の
身を切るような優しさの意味を
忘れないから

V6『それぞれの空』

サビのこれとかね。作った人天才かよ
その後の2番サビで

変わらずに動く街で
見上げる空はひとつ
その下で君と僕はひとり、ひとり
もう友達にも 笑って話せるなら
それぞれの道 確かな方角へ 歩き出してる

V6『それぞれの空』

と続くわけですよ。
ひとつの別れを“身を切るような優しさ“って表現するところも最高だし、お互いに対する変わらぬ想いを、別離の辛さを、癒して消化するだけの年月を“友達に笑って話せる“だけの時が経ったって表現するところも最高だと思うの。
それを情感たっぷり切なさたっぷりに歌い上げるV6、神。
というかこの曲の頃から、急激にV6の表現力がえらい上がってきた気がしてビビったような気が。

失恋の歌って、結構“綺麗な思い出“にしちゃう歌多いけど、その中でも屈指に美しいと思っている1曲。

❤️第5位 Start me up

シングルIN THE WIND収録。

トニセンの曲の中で、1番好きな曲はなんですか?と訊かれたら、私は1週間ウンウン呻ったあとに結局この曲を挙げそうな気がする
それくらい好き。

ベストアルバムの収録曲にも尽く落選する不遇の曲だけど、本当にいい曲なんです、コレ。
めちゃくちゃ単調だし打ち込んでる音も今の時代から聴くと古臭いけど、聴いた瞬間から、コンクリートジャングルの路地裏のすえた匂いがしてくるような、灰色の情景がバーッと思い浮かぶ曲なんですよ。
古い曲だからまだ3人とも小手先の技術も使わずに、比較的ストレートに歌ってるとこも、シンプルで、それぞれの声質が際立ってて好き。昔と今のミックスの違いなのかもしれないけど。

トニセンの声の美しさが際立つ1曲。

❤️第4位 MIRROR

アルバム“HAPPY“収録。

この曲は一応V6名義になってますが、ほぼほぼリードボーカル坂本昌行。これぞバラード!という曲調といい、V6の中でも相当異色の曲ですが、それもそのはず。
この曲はゴスペラーズの北山さんと安岡さんが作った曲なのです。つまり楽曲提供曲。
私はそれを知ってから、ゴスペラーズを神だと思っています
ありがとう、私の推しにこんなにも美しい曲を歌わせてくれてありがとう。

心の中に静かに沁み渡るような旋律は、マジで汚れた心が浄化されます。洗われます。私なんか溶けてなくなりそうです

伝説の1曲Shelterも良いけれど、坂本昌行の真骨頂はやっぱりバラードだと思い知らされる1曲。

❤️第3位 You'll Be in My Heart

シングルWISHES〜I'll be there収録。

ディズニー好きの方は知ってるかもしれませんね。そうです、ディズニー映画ターザンの主題歌です

実はこれ歌ってるの、私の推しなんですよ!!!(大声)

原曲はフィルコリンズですが、日本語版を任されたのが何を隠そう、マーサ坂本こと坂本昌行です。
この人の愛情の深さがありありと声に表れてるので、聴いてて毎回泣きそうになる。
坂本くんの歌声ってただ低くて耳馴染みが良いだけじゃなくて、老成した技術というか、今まで培ってきた経験みたいなものが滲み出てると思うんですよ。説得力すごい

わざわざ正体隠してオーディションに出向いて受かり、フィルコリンズをして「マーサの歌が1番良かった」と言わしめた実力。ただのアイドルのお遊びで歌ってるわけじゃありません。
マジでこの曲は色んな人に聴いてほしい1曲

❤️第2位 家族

アルバムSTEP収録

家族。なんかもうね……。
解散後事務所から抜ける剛くんがこの曲をプロデュースしたって時点で、泣けるのは間違いないんですが。
まさにV6の関係性が集約された言葉なんだろうなアと。シンプルにそう思う。
家族って1番近いところにいる他人じゃないですか。
普段は意識しないし、いるのが当たり前みたいなもんだけど、自分がキツイ時に1番近くにいてほしいのも“家族“なんじゃないかと思うんですよ。
そして、そばにいるのが当たり前だからこそ、いなくなった時に1番“喪失“を実感するのも、きっと家族なんですよね。

だからこそ剛くんは最後にこの曲を作ったのかなと思うし、喪失を心の底から思い知ったからこそ、この曲が出来上がったんじゃないかと思うのです。
普段何事も言葉少なな森田さんだから、最後にちゃんと“言葉“で、伝えたかったのかなと。

大切な人がいる人に聴いてほしい1曲。

❤️第1位 Full Circle

アルバムVery6 Best収録

まあ、やっぱり1位はコレです。実は結構迷ったんですが、やっぱりV6を語る最後に相応しいのは、私の中ではこの曲かなア、と。

26年の集大成。

正直な話をすると。
私、未だにしっかりライブDVD観れてません。
今回のgrooveのDVDも買ったし、アマプラで観ようと思えばいつでも観れたんですが、観れないんですよ。絶対泣くので。
曲を聴くとか、思い出すとか。
こうして想いを書き出すとか。
それはようやく出来るようになったんですが、動いてる6人を観ることが、まだ出来ない。

これまで得たものの大きさを考えると、やっぱりなんだかんだ納得したとか口では言いながらも、未だに消化しきれてないんでしょうね。
6人がいなくなったことを。

V6、いいグループでしたよ、本当。
良い曲いっぱいあるし、改めて聴いてみたら、ここに紹介しきれないくらい、本当にいい曲ばかりでした。
もう6人は6人として存在しないけど、彼らが歩んできた足跡は消えないと思ってるので。
興味を持っていただけた方は、一度聴いてみて下さい。数十秒ですが、1番上のプレイリストからサビが聴けますのでぜひ

意外とこうしてプレイリストを作ってみると、自分の中の気持ちとかを受け入れて消化できることに気がついたので、また別のテーマで今度やってみようかなと思います。

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