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啓発本とわたし

人は、誰でも、『なりたい自分』とか、

『理想の自分』のようなものがあるでしょう。

それほど明確でないかも知れないし、

まあまあ、ぼんやりと思っている人もいれば、


日々、それに向かって、汗を流して、切磋琢磨というか、自己鍛錬というか、

むしろ、それに集中してる人もいる。


今の自分に満足しないで、高みを目指す。


一見、向上心の塊のように聞こえますが、

私の場合は違います。


むしろ、どんどん自己肯定感が低くなり、

『今の自分は駄目な人間。見た目もひどいし、ファッションセンスも無い。特技も無い。性格は暗い。話が下手。料理は嫌い。家庭環境が良くない。
毒母に育てられたから、人間性が最悪。』


そこから始まるので、いくら、啓発本を読んでも読んでも、アリ地獄のように、

這い上がっては落ち、這い上がっては落ち、


その繰り返しでした。今までは。


その昔、『なりたい自分になる100の方法』だったかな、そんな本を読みました。

無糖のお茶を飲む、着ない服を捨てる、とか。
シンプルなことが書いてあったような…。


中谷彰宏さんの、スピード整理術とか、

心の整理、とか、そういう系も、もちろん読みました。


あ、あとは啓発じゃなく、『断捨離』とか。

流行りました。今も続いている、捨て活。

『すべては、ささいなこと。』

『死ぬこと以外はかすり傷』

などなど、壁に貼ってみたり。

座右の銘みたいに。

自分を鼓舞する、テンションを上げる、

自己肯定感を上げそうな物には飛びついていました。今までは。


なぜでしょうか。



なぜなら、


私は、自己肯定感がゼロに近い。



いわゆる劣等感の塊だからです。



それが原因で、病んだ経験があります。


それも、深刻な病でした、過去形で書きますが、

現在も服薬したりしています。


啓発本が、あまり、響かなかった私を鼓舞した物、


それは、何だったんだろうか。




真小柴雅美





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