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就労経験がない障害者に立ちはだかる壁 Vol.2

こんにちはSt.Mです。僕はドロップアウト経験者で27歳まで就労経験がありませんでした。前回記事の続きで自身の経験をもとに就労経験がない障害者がステップアップしていくことがいかに困難なのか、それに対してどうしたらいいかを記事にしたいと思います。

自分を育てるお金がない!

世界的に格差社会が進行していて
富める者はますます富み
貧しい者はそこから抜け出せない
そんな社会になっています

IT技術が発展して
収入が見込める仕事に就こうと思えば
パソコンのスキルはほぼ必須です

パソコンを買うにはお金が要りますし
ネットの使用料金も毎月必要です

障害者に限らず 健常者でも
実家暮らしでなければ
手取り10万円台の収入では
パソコンを買うことすらできません

パソコン環境があれば
インターネットで情報を集め
勉強することも可能ですが

貧困家庭に生まれて
教育機会に恵まれなかった人は
文章理解力に乏しく

インターネットを活用しての
勉強すらできないのです

ここでは詳しくは述べませんが
この教育格差の問題は
非常に深刻な問題であり

将来 生活保護受給者が増えて
社会保障制度が崩壊する
危険性をはらんでいます

就労経験がない障害者は深刻で

収入が乏しいため
自活しながら就職・ステップアップしていくのは
ほぼほぼ無理ゲーです

カモミール:花言葉「逆境に耐える」「逆境で生まれる力」 photo by Tetiana SHYSHKINA

「みっともない」という考えを捨てよう

収入を増やしていくためには
何をおいても自己投資

すなわち自分を育てるために
お金を使っていく必要があります

つまり ステップアップのためには
自己投資資金を確保することが必要です

実家暮らしで自立できていないことを
みっともないと考えることを
いったん捨てましょう

みっともないのは
親に甘えて
自分を甘やかす人であり

自分を育てなおすために
努力している人は
決してみっともなくありません

「こども部屋おじさん(おばさん)」などと呼んで
バカにする人はほっときましょう


そしてもう一つ
税金のお世話になるのはみっともない
そんな考えも捨てましょう

障害年金の受給申請を
ためらう人もいますが

自己投資資金として使い
働いて税金を納められるように
なればいいのです

自分を育てられなければ
貧困状態が続き 社会保障費という
税金のお世話になる状態が
続いていきますから

ありがたく頂戴して
有効活用しましょう

僕が障害年金を受給して
最初にしたことは

将来の不安を減らすため
奨学金を返済することと

車の免許を取得することでした

パソコンも買って
勉強を続けてきたことで
今ではなんとシステム部員です(笑)

みっともないとは思わずに
将来飛躍するために
甘えるべきところは甘えて
自分を律して努力しましょう

決してジリ貧への道は
選ばないでほしいです

photo by Bru-nO

まとめ

自分を育てていくにはお金が必要です
国や親の援助を遠慮なく受けて
自分を育てていきましょう

努力は自分に返ってきます
一緒にがんばっていきましょう
ではまた!


お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。