くろ

架空の登場人物のために本当に泣くなんて、バカにもほどがある 子供じゃあるまいし、いい年…

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架空の登場人物のために本当に泣くなんて、バカにもほどがある 子供じゃあるまいし、いい年した大人が でもつらいのだから仕方ない 本当につらいのだから

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私を救うための物語

「うそ、私、ステファニー・グロッサムに転生してる! あのクソアマビッチに! こ、このままじゃ私正気を失って畜生同然の存在にされてしまう! 幸いまだソフィアは登場し…

くろ
2か月前
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私を救うための物語 6

「私が、君の結婚相手だ、ステファニー」 「え?」 「君は私の妃になるんだよ、ステファニー」 「え?え?」 「これは王命だ」 王命 その言葉を聞くたびに私は、目の前が…

くろ
1か月前

私を救うための物語 5

「ソフィア様との婚約を・・・白紙?解消した、ということですか?」 「そうだ」 殿下は冗談でもなんでもなく真顔でそうおっしゃった 理解が付いていけない そんな展開私は…

くろ
1か月前

私を救うための物語 4

「やあ・・・ステファニー」 ご無事な姿のビンセント様が、私の名を呼ぶ すぐそこにいらっしゃる ご無事で良かった そう思うと同時に、このまま死ぬと思ってビンセント様に…

くろ
1か月前
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私を救うための物語 3

「お嬢様!目覚めたのですね!」 「・・・ここは?」 「お嬢様のお部屋です!ああ、今旦那様をお呼びします!」 あわただしく侍女が部屋を出ていく ああ、私の部屋だ 私は…

くろ
1か月前

私を救うための物語 2

「申し訳、ございません殿下」 しっかりしろ、私 最後ぐらい、迷惑をかけないで、消えないと 涙をぬぐう 自分を戒めるように、痛いぐらいに強く 「ステファニー・・・」 「…

くろ
2か月前
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媚薬はあの女によ フフフ、フフフ、フフフ なんだが気分が良いわぁようやくここまで来たわ。 私とビンセント様の婚約私が美しすぎて見られない? そんな風に思わず私の事、…

くろ
2か月前

「私が婚約者に戻るのは王命ねぇアヒャヒャ」「体がなんだか暑いわぁねぇ、貴方ぁんぅん」「ヒャハハアハハハ私今、雲の上を歩い…

https://www.alphapolis.co.jp/novel/732853021/691584078/comment?page=18 2022.01.13 おはぎ︙ 良かった、、、、。騎士団と国王様の対応、本当にありがとうございます…

くろ
2か月前
2

私を救うための物語

「うそ、私、ステファニー・グロッサムに転生してる!
あのクソアマビッチに!
こ、このままじゃ私正気を失って畜生同然の存在にされてしまう!
幸いまだソフィアは登場してないみたい、今のうちになんとかしよう」

「婚約を解消しましょう、殿下」
「え??ステファニー??」

「王妃様、私は殿下にふさわしくありません」
「何を言うのステファニー」
「私の決意は変わりません
殿下には、ふさわしい運命の相手が現

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私を救うための物語 6

「私が、君の結婚相手だ、ステファニー」
「え?」
「君は私の妃になるんだよ、ステファニー」
「え?え?」
「これは王命だ」

王命

その言葉を聞くたびに私は、目の前が真っ暗になるような気持ちになる
あの媚薬を、私に飲ませろと言った王の言葉
一瓶まるまる、私に飲ませた騎士団長
そして・・・

「ステファニー?」
「・・・私は、そのお話を、お断りさせていただきたいです・・・」
「・・・泣くほど、嫌な

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私を救うための物語 5

「ソフィア様との婚約を・・・白紙?解消した、ということですか?」
「そうだ」
殿下は冗談でもなんでもなく真顔でそうおっしゃった
理解が付いていけない
そんな展開私は知らない
そんな展開小説には
「もともと、仮の婚約者だった
彼女を私の婚約者として認める声は実は多かったが・・・」
「そうでしょうね、ソフィア様は素晴らしい方ですから、私のような卑しい女とは違います」
「・・・君は、なぜそうも自分を卑下

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私を救うための物語 4

「やあ・・・ステファニー」
ご無事な姿のビンセント様が、私の名を呼ぶ
すぐそこにいらっしゃる
ご無事で良かった
そう思うと同時に、このまま死ぬと思ってビンセント様に言った言葉を思い出す
『大好きです、ビンセント様』
恥ずかしい
そして、ビンセント様、いいえ、殿下はどう思われたろう
きっと迷惑に思ったに決まっている
あの時はもう二度と言えなくなるそう思っていったけれど、私は舞い上がっていた
舞い上が

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私を救うための物語 3

「お嬢様!目覚めたのですね!」
「・・・ここは?」
「お嬢様のお部屋です!ああ、今旦那様をお呼びします!」
あわただしく侍女が部屋を出ていく
ああ、私の部屋だ
私は確か、殿下を突き飛ばした後、矢をうたれて
・・・
痛い
胸が痛い
ああ、矢が当たったところは胸だったんだ
私、死ねなかったんだ
すごく、幸せな気持ちで死ねると思ったのに・・・
あれ?
私、何かすごいことを殿下に言ったような・・・
・・・

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私を救うための物語 2

「申し訳、ございません殿下」
しっかりしろ、私
最後ぐらい、迷惑をかけないで、消えないと
涙をぬぐう
自分を戒めるように、痛いぐらいに強く
「ステファニー・・・」
「ご安心ください、もう二度と殿下の前に現れることはありません
二度と」
「・・・」
「絶対です、絶対に、二度と・・・」
「・・・ステファニー、君に言いたいことがある」
聞きたくない
「わかっています、もう、殿下がおっしゃりたいことは

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・・・・・・・・

媚薬はあの女によ
フフフ、フフフ、フフフ
なんだが気分が良いわぁようやくここまで来たわ。
私とビンセント様の婚約私が美しすぎて見られない?
そんな風に思わず私の事、存分に見てぇ
エヘヘ私が婚約者に戻るのは王命ねぇ
アヒャヒャ体がなんだか暑いわぁ
ねぇ、貴方ぁんぅんヒャハハ
アハハハ
私今、雲の上を歩いているようだわウフフ。
アハハハハハ
私今ねとってもフワフワするのあらぁ、私に会いたかった?
ウフ

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「私が婚約者に戻るのは王命ねぇアヒャヒャ」「体がなんだか暑いわぁねぇ、貴方ぁんぅん」「ヒャハハアハハハ私今、雲の上を歩いているようだわ」

https://www.alphapolis.co.jp/novel/732853021/691584078/comment?page=18

2022.01.13 おはぎ︙

良かった、、、、。騎士団と国王様の対応、本当にありがとうございますっっ。
侯爵令嬢の父である侯爵の視点を、読んだ時からてっきり子爵令嬢と隣国の共犯では?と疑ってしまい、ごめんなさい‼︎(ソフィアは次期王妃になる気無いようで

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