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ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)2級受けてみた

はじめに

私の受験したのは2018年1月で、当時は2級も3級も会場受験方式でした。2024年4月より3級FP技能検定のCBT(Computer-Based Testing)での受験となっています。CBT方式では試験センターで受験が可能です。
また最新の試験の内容についてはアドバイスはできません。当時利用してた参考書・問題集は今でも最新版となって販売しているためそちらは紹介します。資格に受けた動機、勉強方法、資格概要などとなります。
数多く取得している資格の中で業務以外では日常で一番役にやっている知識です。

FP2級の資格概要

 ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)2級は、資産運用やライフプランの策定に必要な知識と技術を証明するための資格試験です。試験では、学科試験と実技試験の2つが行われ、学科試験では基礎的な金融知識から保険、投資、年金制度まで幅広い分野について問われます。実技試験では、具体的なケーススタディに基づいて、その知識を実際の生活設計にどのように適用するかが試されます。

FP2級の受験資格

・3級ファイナンシャルプランニング技能検定合格者(FP3級に合格した人
2年以上の実務経験者
・AFP認定研修の受講修了者
私の場合はいきなりFP2級には受けれませんでした。なんせ住んでいる世界、業界がまったく違うため経験がありません。最初に3級から受ける必要性がありました。
3級については結構簡単なので、ちょこっと下記の本を勉強すれば大丈夫と思います。一つ思い出があり集合方式の受験でしたが、試験会場の教室が非常にいい匂いでした。私が取得している資格で一番女性率が高い試験でしたね。一瞬「わが生涯に一片の悔いなし!」と思いました。そこの記憶が衝撃すぎて3級の試験についてはなにも覚えていないです。(もちろん合格してます)

FP2級を取得するメリット

 一般的な話になりますが、FP2級を取得することで得られるメリットは多数あります。まず、金融業界でのキャリアを目指している方にとっては、専門性を示す大きなアドバンテージとなります。少し前まで銀行にいくと必ずFPを持った方にお時間少しよろしいでしょうかと声を掛けられました。また、保険業界や不動産業界でも、その知識やスキルが重宝されるため、転職や職場内でのキャリアアップに繋がることもあります。保険屋さんも若い女性以外は大体は名刺に記載していますね。

 さらに、ファイナンシャル・プランニング技能検定2級を持つことで、自分自身や家族のライフプランをより効果的に立てることができます。例えば、保険の選び方や年金の計画、資産運用の方法など、日常生活で役立つ知識とスキルが身に付きます。学校では教えてくれないので、この勉強を20代でしていれば資産運用をしっかりして違う人生があったと思います。

 このように、FP2級は受験する価値の高い資格であり、多くの人々がそれを目指す理由となっているのです。

受験を決意した理由

いくつかありますが箇条書きにします。
1.当時は通信制大学に通っていましたが、資格が単位になるものがありFP2級が該当してた。
2.大阪に転勤(単身赴任)をしていたが、部下が再雇用で60歳超えている方がいましたが、あまりにお金に関しての知識がなかったのできちんとアドバイスをしたかった。別の資格でも話しましたが総務が・・・。
3.転勤前にFPの方に相談する機会があり自分自身のライフプランを自分できちんと立てたかった。
以上の3点です。2については東京に戻ってからも別の再雇用の部下がおりましたので役にやったのと、投資ついてきちんとした知識を学べたことが大変役に立っています。

学習開始時期と終了時期

 ファイナンシャル・プランニング技能検定2級の合格を目指すにあたり、設定した学習期間は本購買履歴から試験日で算出すると約3ヶ月間でした。この期間が十分であるかどうかは、個々の学習速度や前提知識に大きく依存します。私は事前に3級ファイナンシャル・プランニング技能検定試験(たぶん2017年9月試験)に合格していたのと民法もそこそこ得意なため、基礎的な知識は既に持っていました。それでも、2級ファイナンシャル・プランニング技能検定の範囲は広いため、きちんとした計画を立てることが重要と思います。学習開始時期は三級が終わった試験の3ヶ月前、終了時期は試験の直前日とし、途中に過去問演習を多めにするようにスケジュールを組みました。

1日の勉強時間

 1日の勉強時間は平日と休日で異なりました。平日は平均して1時間の学習時間を確保しました。一方、月2回の帰郷しない休日はまとまった時間を確保できるため、4時間程度を目標に勉強を進めました。特に、平日は大学の学習などもあったため、なるべく内容が被る科目を取るようにしていました。また休日にそのフォローアップを行うことで効率的に学習を進めました。また、新幹線のグリーンにして移動時間を利用して、テキストの読み直しや問題集の解答確認を行うことで、全体の勉強時間を増やすよう努めました。試験直前には、過去問を重点的に行いアウトプットを結構していました。ネットによくある目安が80〜100時間というのは大体あっていると思います。

利用した参考書、問題集

3級から継続して「みんなが欲しかった」シリーズですね。6年ほど経ちますが今でも販売しています。当時も売上NO.1でしたから人気なんでしょうね。わかりやすかったと思います。また12月に2級実技(個人資産相談業務)精選問題集解説集を購買していました。たしか直近の試験問題と解説があったので模擬試験をするために買ったと思います。

学習の進め方

 学習の進め方としては、まず基礎知識を固めることが重要です。テキストや参考書を使用して、毎日少しずつでもコンスタントに学習を進めましょう。次に、過去問や予想問題を活用して本番の試験形式に慣れることが重要です。学科試験と実技試験の両方に対応できるよう、バランス良く学習を進めることが求められます。原則はいつも通りです

過去問の活用法

 過去問を繰り返し解くことは、FP2級の合格には非常に効果的な勉強法です。まずは、過去問を解いて自身の弱点を洗い出します。その後、間違えた問題や間違えやすい問題については、その問題だけでなく関連するテキストや参考書を再確認することで、理解を深めることができます。さらに、過去問を解く際には、本番の試験時間を意識してタイムリミット内で解答する練習をすると良いでしょう。これにより、試験本番での時間配分の感覚を養うことができます。

試験本番

残念ながら3級のようないい匂いのする教室ではなく普通でした。
年齢層もそこそこ高めであり、女性率は高いですがおじさま方もそれなりに。特に感触は過去問通りというレベルです。6割点数を取る合格率40%前後の試験は運などなくきちんと勉強したら合格できる試験が多いです。
試験時間は、学科120分、実技90分です。学科はマークシート形式で、実技は記述式の問題が出題されます。試験当日は、筆記用具のほかに計算機(関数無し)を持ち込み可能です。

合格後

 なにをしたかというと自分の資産形成のプランニングです。投資についても正直タイミングが良かったとしか言えません。あとは親と知り合いだけきちんとプランニングをしました。(ほぼ自分の勉強ですね)

若い子であればFP2級を取得することで、キャリアの選択肢が大きく広がります。まず、金融業界に限らず就職・転職活動が有利になります。例えば、銀行や証券会社、保険会社、不動産などでの職務において、ファイナンシャル・プランニング技能検定2級の資格は、専門知識をアピールする強力な武器となります。これで食べていくならAFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)の認定も視野にいれてもよい。

 さらに、FP2級は独立したファイナンシャル・プランナーとしての道を開く一歩となります。クライアントに対して資産形成やライフプラン策定のアドバイスを提供する際に、2級の資格は信頼性の証明となります。これにより、個人事務所を開業したり、コンサルティング業務を行う際に、より多くのクライアントを獲得することができます。単独資格でも独立している人もいますので営業力次第と思います。

 このように、ファイナンシャル・プランニング技能検定2級の合格後には、多岐にわたるキャリアパスが広がっています。

資格を有効に活用し、自身の目指す方向性にあったキャリアを築いていくことが重要です。最後に!

毎日1問でもいいから継続して勉強すること。飲み会ある日は電車の中でも朝でも昼休みでもいい。言い訳してやらないは無し。それを習慣つけることが合格への道。

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