あと1ヶ月後に正規の小学校教員を退職する28歳の今の心境①
去年の10月に校長に今年度で教員を退職することを伝えた。それから何度も自分の中で本当に教員を辞めてもいいのか考えてきた。
教員は子どもの成長に関わる立派な仕事で、誇るべき仕事のはず。そんな教員を辞めてしまってもいいのだろうかと。
でも辞めてもいいのか不安になるたびに、ノートに自分の考えを書き出してきた。すると、なぜかやっぱり辞めるという結論に至っている。
今回、どうして辞めるのか、もっと自分の気持ちを掘り下げて、奥底に思う自分の考えを書いていこうと思う。
まず、教員を辞めることだが、正直いって、これが本当にいい決断なのかは分からない。これが100%正解だなんてそんなこと分かるわけないもんね。
俺が教員をそもそも目指した理由は、人の成長に関わる仕事がしたいと思ったから。
自分自身が昔から向上心は高いほうだったと思う。サッカーでも陸上でも勉強でも、その時頑張ろうと思ったことはそれなりに結果を出してきたと思う。
陸上を辞めて、次に頑張れることを見つけたい。そんな思いがずっとあった。社会人になって、自分は何者になりたいのだろうと考えた。
自分は自分が成長することが好きだと思っている。英語を学びたい気持ちも高いし、海外行って色々な経験をして自分を高めたい気持ちもあるし、ビジネスで成功していきたい気持ちもある。
そんな中で、俺が教員を目指したのは「人の成長に関わる仕事がしたい」と思ったから。
教員になって、子どもと毎日関わって楽しかった。しかし、教員として働く中で、良い面だけでなく、自分の中でもっとこうありたいという思いも生まれてきた。
それは、もっと自由に働きたい、という気持ち。
誰かに言われたことをやるのではなく、何を教えるのか何を伝えるのかもっと自分が興味があって、ワクワクしながら伝えられるようなことを伝えたい。そう思った。
それになんだか自分の力を最大限に発揮できていないような気がした。もっと自分はできると思ったし、でも教員をやるモチベーションが中途半端で、それでミスもしたりで、そんな中途半端な自分じゃいけない気がした。
もっとワクワクできること仕事ってあるんかな。仕事ってこういうもんなんかな。そんなふうに考えていた。
ちょうどその頃はSNSが盛り上がっていて、中田敦彦さんのYouTube大学や両学長のリベラルアーツ大学や本要約チャンネルとか見ていた。
動画から学んで、俺ももっと仕事でも結果を出して、人生をさらに良い方向にしていきたい。そんな思いがどんどん高まっていた。
でも、教員辞めるときは教員以上にやりたいと思えることを見つけたときじゃないと辞めたくない。ただ教員を辞めるとかそういうことはしたくなかった。
だから、色々自分に向いていることはなんだろうとか、自分の得意を活かせることとか好きなこととか、人生をかけてもやりたいことってなんだろうとか色々考えてきた。
時には投資をやろうかと考えた時もあった。
でもこれは勝手な偏見かもしれないが、投資を本業にするって、社会の役に立ってるのかなって思ってしまうんだよね。
俺は仕事を通して、誰かの役に立てることがしたい。それは、誰かが喜んでくれたら自分もきっと幸せを感じられるとからだ。
そんなこんなで、自分ができることで人の役に立つことってなんだろうと考えた。
それでたどり着いたのが、教育系動画の発信だ。
俺自信が中田敦彦さんのYouTube大学とさリベラルアーツ大学とか隙間時間に見ていて、すごく有益だと思ったし、今の世の中何かをしながらでも学べる時代になったことがシンプルに凄いなと思った。
自分も誰かのためになる学びを発信したい。
そうして1日1学びチャンネルをスタートさせた。
次回に続く。
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