アベアヤ

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noteを書き始めて1年、石垣島に移住して3年になります。島の暮らし、趣味の家庭菜園、亜熱帯ガーデニングなどを発信します。 今年は「48才 歳の数だけプチ事始め」に続き、はじめてチャレンジのその後をフォローアップする「初めての、その先へ」を発信中です。

最近の記事

はじめての、その先へ #28 きゅうり初収穫と、子づる管理

5月に植え付けたきゅうりの苗が、地味に成長して少しずつ実を成らせている。支柱の先端の高さまで伸びた親蔓を摘心し、親蔓から二つきゅうりの実ができて初収穫したものの、その後なかなか子蔓の芽が出てこなかったので、まさかこれで終わり⁈と心配したが、ようやく子蔓がいくつか出てきて、雌花もちらほら咲くようになった。 きゅうりを育てるのは今回が初めてなので、放任栽培で実がならないなんてことのないよう、育て方を調べてきっちり守ろうと珍しく意気込んでいた。 苗の下から出る子蔓は掻き取るべき

    • はじめての、その先へ #27 トレニアもバジルも、、こぼれ種最強伝説⁈

      今年の我が家の庭はこぼれ種から出た草花で賑わっている。ケチな私は基本的に一年草の草花は買わないのだが、過去に買った苗や種などからの末裔が元気に芽吹いているのだ。 可愛い小花を咲かせるトレニアは、恐らくお隣の家の花壇から飛んできたこぼれ種なのか、数年前から畑の隅に花を咲かせるようになった。その種を採取した話は前にご紹介したが、結局採取した種を蒔いたものは発芽せず、他のポット苗の土から勝手に生えてきた芽を取り出して培養し、寄せ植えや花壇に植えている。苗代ゼロ円で満足度高い。

      • はじめての、その先へ #26 きゅうり苗を植える

        バラビドーの園芸祭りできゅうり苗が見つからなかった、その翌日。地元の日曜朝市に行くと、何ときゅうり苗が売られているではないか!朝市では野菜だけでなく、最近では苗や手作りのカゴなども売られているようで、灯台もと暗しとはこのこと、と思いながらきゅうり苗を買った。二つで100円、これは良い買い物だ。 きゅうりを育てるのはこれが初めてだ。育て方を検索すると、支柱にひたすら蔓を絡ませて育てる方法と、ネットを張ってつるを這わせる方法が二大勢力?のように見える。いずれも2メートルくらいは

        • はじめての、その先へ #25 春の園芸祭りで苗探し

          4月下旬、今年も待ちわびていたバラビドー春の園芸祭りが開催された。今年の夏はきゅうりを育てたいので、苗を探しに出かけてみた。 バラビドーの園芸祭りは春と秋の年二回開催されている。石垣島の中部というのか、観光農園などが集まっている地域で、普段は静かな所だが、園芸祭りになると地域の育苗家さんたちが果樹、花木、野菜、草花などの苗を出品し、たくさんの人で賑わう。 午前中早めに出かけたが、今年も例に漏れず盛況の様子。グアバ苗目当ての夫は果樹コーナー、私は野菜苗が並んでいる列へとまず

        はじめての、その先へ #28 きゅうり初収穫と、子づる管理

          はじめての、その先へ #24 石垣島産のフルーツ生ジュースを飲みに行く

          4月、気温が急上昇して一気に初夏の雰囲気になる石垣島。デイゴやテッポウユリ、月桃の花が咲き、島バナナやパイナップルなどの南国フルーツも市場に出始める。観光シーズンが本格化して混雑する前にと、近所の方から教えてもらった生ジュース屋さんに行ってみた。お目当ては何と言ってもパイナップル生ジュースだ。 温暖な沖縄ではパイナップルだけでなく、パッションフルーツ、グアバ、マンゴー、ドラゴンフルーツなど様々な南国フルーツが栽培されている。 石垣島は昔から台湾系移民の方々の尽力によりパイナ

          はじめての、その先へ #24 石垣島産のフルーツ生ジュースを飲みに行く

          はじめての、その先へ #23 シカクマメの種、2週間で発芽

          3月10日に種まきしたシカクマメが、種まき後2週間過ぎてようやく発芽した。なかなか発芽しないので種の蒔き直しの準備をしようかと悩み、種まきしたポットを割り箸でほじくってみたところ、種が土の中で発根していた。失礼しました〜、と元に戻して待ったところ、無事に全部のポットから発芽した。昨年、一昨年、3年前の種をそれぞれ一つずつ蒔いたのだが、発芽は全ポットとも一本だけ。やはり、新しい種を蒔くのが正解なようだ。 同じ日に種まきしたオクラは結局発芽せず、2週間後に蒔き直したものが発芽し

          はじめての、その先へ #23 シカクマメの種、2週間で発芽

          はじめての、その先へ #22 パイナップルの苗に花が咲いた!

          沖縄で栽培されるトロピカルフルーツはマンゴー、パッションフルーツ、島バナナ等々たくさんあるが、石垣島を代表するフルーツと言えばパイナップル。6月を中心に島のファーマーズマーケットなどで売られている。私も毎年買っては果実を楽しみ、そしてパイナップルのクラウンを挿木にして育てている。この3年間で小さなポットに大量のパイナップル苗を作ったが生育はゆっくりで、いつになったら実がなるんだ、と夫に散々冷やかされていた。 パイナップル畑は石垣島の中部あたりで良く見かけられる。広々した畑に

          はじめての、その先へ #22 パイナップルの苗に花が咲いた!

          はじめての、その先へ #21 今年も挑戦!自家採取の種からシカクマメ栽培

          昨年はお彼岸明けに自家採取したシカクマメの種を蒔いた。6月くらいから順調に花が咲いて実をつけ、大きな台風もなく夏を越すことができた。毎日収穫したシカクマメは近所の方々にも配れるほど豊作で、まずまずの成果をあげた。 ただ、忘れてならない課題は害虫だ。一昨年はカタツムリによる食害が多かったが、昨年は雨が少なくカタツムリはあまり出なかったのに対し、カイガラムシが発生してしまった。雨が少なかっただけでなく、ツルや葉っぱが茂りすぎて風通しが悪かったのかと思う。今年こそはなんとか怠けず

          はじめての、その先へ #21 今年も挑戦!自家採取の種からシカクマメ栽培

          はじめての、その先へ #20 石垣島でラベンダーを育てる

          去年の11月から育てているラベンダーがたくさんの花穂をつけている。高温多湿の石垣島でラベンダーを育てるのは無理だろうと前は思っていたのだが、少なくとも秋冬から初春にかけては大丈夫なようだ。 昔から、富良野やプロバンスのラベンダー畑に憧れていた私。サシェやアロマオイルで楽しんでいるラベンダーの香りを庭でも嗅げたら素敵だろうなと乙女な空想を膨らませていた。しかし、東京でもラベンダー栽培にチャレンジしてみたことはあるが夏越しが難しく、思ったほど花も咲かなかったという残念な記憶があ

          はじめての、その先へ #20 石垣島でラベンダーを育てる

          はじめての、その先へ #19 一昨年の中玉トマト、まだ収穫中

          一昨年の秋に植え付けた中玉トマトが、まだ枯れずに実を成らせている。相変わらず脇芽取りを怠けているのが良いのか悪いのか、脇芽から伸びた枝がヘビのようにぐるぐるとぐろを巻きながら、それでも先端に新しい葉や花が付き、ミニトマトほどの大きさの実が少しずつ収穫できているのだ。 2023年の石垣島は台風の被害も少なく、秋冬の長雨もなかったのが、苗が長生きできている理由かもしれない。暴風ネットと防鳥ネットで囲いをしたのも正解だったようだ。 実はトマトだけでなく、隣の畝に植えたピーマンも

          はじめての、その先へ #19 一昨年の中玉トマト、まだ収穫中

          はじめての、その先へ #18 バジルが発芽しない⁈

          昨年の今頃はアフリカンブルーバジルの挿し芽に挑戦した。発根して小さな芽がたくさん出たのだが、芽が成長することなく急に枯れてしまった。残念。。。 秋になってからこぼれタネで自然に生えた普通のバジルが庭にあるのが偶然見つかり、大切に育てていたのだが、これも冬になって枯れてしまった。 そして春。今年の1月から、バジルの種まきをしているが、いっこうに発芽しない。これまではバジルの種は適当にまいても発芽する簡単なやつ、と思っていたのだが、タネが古くなってきたからか、温度や湿度の問題

          はじめての、その先へ #18 バジルが発芽しない⁈

          はじめての、その先へ #17 コウシンバラのローズガーデン計画

          昨年の今頃思いついた、コウシンバラを挿木で増やしてたくさんの花を収穫し、ローズティーを楽しもうという計画はゆっくりと進行中だ。 ローズティーは色々試したが満足行くような香り高いお茶を作れず、お茶より鑑賞用で十分かも、と弱気に?なりつつある。が、旺盛な生命力を発揮して枝を増やし、たくさんの花をつける様子が見ていて楽しいので、枝の間引き剪定のたびに挿木にして増やしているところだ。 2年ほど前に30センチ程度の苗を植え付けたのが我が家のコウシンバラ栽培の始まりだったが、今では私

          はじめての、その先へ #17 コウシンバラのローズガーデン計画

          はじめての、その先へ #16 どんどん増える沖縄ハーブ

          石垣島に来る前は、沖縄のハーブや果物に憧れて種を持ち帰って栽培を試みていたが、うまくいかないものも多かった。特に月桃や長命草は種を蒔いても発芽せず、難易度が高いのか、、と、私の心の中では稀少なありがたい存在のように思っていた。 なので、石垣島に来てから敷地内に月桃が生えているのを見た時は宝物でも見つけたように喜び、長命草の苗を近所の方から頂いたときは庭に植えて大切に育て始めた。 それから3年弱。月桃も長命草も、植えたものはちょっとした薮のように巨大化し、こぼれ種であらゆる

          はじめての、その先へ #16 どんどん増える沖縄ハーブ

          はじめての、その先へ #15 荒天の日、パンを焼く

          昨年の冬は、秋に我が家に来たニワトリの卵を使ってお菓子作りに励んでいた。カヌレやパウンドケーキ、畑で採れたさつまいもでスイートポテトやきんとんも作った。 今年の冬はあまりお菓子作りをしていない。というのも、日照時間が短くなるにつれ、ニワトリの産卵頻度がぐっと低くなったのだ。まだ毎日産卵する子もいれば、数日に一度産む子、もう4ヶ月以上産卵していない子など、個体によってまちまちになっている。昨年は一日に4個、5個採れた卵が、この冬以降は2個、3個が平均的になった。推定満4歳のニ

          はじめての、その先へ #15 荒天の日、パンを焼く

          はじめての、その先へ #14 自家製鶏糞堆肥と畑作り、継続中

          一昨年の11月にニワトリを迎えてから1年超。鶏糞堆肥作りの作業は鶏小屋掃除と庭の落ち葉掃除を兼ねて毎日のルーティンとなっている。 四半期ごとにざっくり区切った区画に、毎日出るニワトリのフンと落ち葉を入れ続け、穴がいっぱいになったら最後に土を被せて熟成させる。かき混ぜ作業は日常的にはニワトリが表層を引っ掻くのにお任せし、人間は気が向いたときにスコップで全体をかき混ぜる程度。だいたい3ヶ月から半年くらい寝かせれば、完熟堆肥っぽくサラサラした黒土のような堆肥が出来上がりだ。 5

          はじめての、その先へ #14 自家製鶏糞堆肥と畑作り、継続中

          はじめての、その先へ #13 沖縄島野菜でお惣菜作り

          七草の日、お粥は食べたくないと夫が言うので、せめて気分だけでも草っぽいものを食べて初春を感じたいと、畑の島野菜を摘んでみた。 今回はハンダマ、シビラン、ツルムラサキを収穫。どれも、もとは日曜市で買った野菜の頂芽を水差しして自家培養した苗から増やしたものだ。 ハンダマはスイゼンジナとも呼ばれるが、葉の裏が紫色なことから石垣島ではハンダマと呼ばれている。我が家では炒めて食べることが多いが、冬場の柔らかい葉は細かく切ってサラダのトッピングにするのに合う。 シビランはアフリカほう

          はじめての、その先へ #13 沖縄島野菜でお惣菜作り