アベアヤ

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noteを書き始めて1年、石垣島に移住して3年になります。島の暮らし、趣味の家庭菜園、亜熱帯ガーデニングなどを発信します。 今年は「48才 歳の数だけプチ事始め」に続き、はじめてチャレンジのその後をフォローアップする「初めての、その先へ」を発信中です。

最近の記事

はじめての、その先へ #24 石垣島産のフルーツ生ジュースを飲みに行く

4月、気温が急上昇して一気に初夏の雰囲気になる石垣島。デイゴやテッポウユリ、月桃の花が咲き、島バナナやパイナップルなどの南国フルーツも市場に出始める。観光シーズンが本格化して混雑する前にと、近所の方から教えてもらった生ジュース屋さんに行ってみた。お目当ては何と言ってもパイナップル生ジュースだ。 温暖な沖縄ではパイナップルだけでなく、パッションフルーツ、グアバ、マンゴー、ドラゴンフルーツなど様々な南国フルーツが栽培されている。 石垣島は昔から台湾系移民の方々の尽力によりパイナ

    • はじめての、その先へ #23 シカクマメの種、2週間で発芽

      3月10日に種まきしたシカクマメが、種まき後2週間過ぎてようやく発芽した。なかなか発芽しないので種の蒔き直しの準備をしようかと悩み、種まきしたポットを割り箸でほじくってみたところ、種が土の中で発根していた。失礼しました〜、と元に戻して待ったところ、無事に全部のポットから発芽した。昨年、一昨年、3年前の種をそれぞれ一つずつ蒔いたのだが、発芽は全ポットとも一本だけ。やはり、新しい種を蒔くのが正解なようだ。 同じ日に種まきしたオクラは結局発芽せず、2週間後に蒔き直したものが発芽し

      • はじめての、その先へ #22 パイナップルの苗に花が咲いた!

        沖縄で栽培されるトロピカルフルーツはマンゴー、パッションフルーツ、島バナナ等々たくさんあるが、石垣島を代表するフルーツと言えばパイナップル。6月を中心に島のファーマーズマーケットなどで売られている。私も毎年買っては果実を楽しみ、そしてパイナップルのクラウンを挿木にして育てている。この3年間で小さなポットに大量のパイナップル苗を作ったが生育はゆっくりで、いつになったら実がなるんだ、と夫に散々冷やかされていた。 パイナップル畑は石垣島の中部あたりで良く見かけられる。広々した畑に

        • はじめての、その先へ #21 今年も挑戦!自家採取の種からシカクマメ栽培

          昨年はお彼岸明けに自家採取したシカクマメの種を蒔いた。6月くらいから順調に花が咲いて実をつけ、大きな台風もなく夏を越すことができた。毎日収穫したシカクマメは近所の方々にも配れるほど豊作で、まずまずの成果をあげた。 ただ、忘れてならない課題は害虫だ。一昨年はカタツムリによる食害が多かったが、昨年は雨が少なくカタツムリはあまり出なかったのに対し、カイガラムシが発生してしまった。雨が少なかっただけでなく、ツルや葉っぱが茂りすぎて風通しが悪かったのかと思う。今年こそはなんとか怠けず

        はじめての、その先へ #24 石垣島産のフルーツ生ジュースを飲みに行く

          はじめての、その先へ #20 石垣島でラベンダーを育てる

          去年の11月から育てているラベンダーがたくさんの花穂をつけている。高温多湿の石垣島でラベンダーを育てるのは無理だろうと前は思っていたのだが、少なくとも秋冬から初春にかけては大丈夫なようだ。 昔から、富良野やプロバンスのラベンダー畑に憧れていた私。サシェやアロマオイルで楽しんでいるラベンダーの香りを庭でも嗅げたら素敵だろうなと乙女な空想を膨らませていた。しかし、東京でもラベンダー栽培にチャレンジしてみたことはあるが夏越しが難しく、思ったほど花も咲かなかったという残念な記憶があ

          はじめての、その先へ #20 石垣島でラベンダーを育てる

          はじめての、その先へ #19 一昨年の中玉トマト、まだ収穫中

          一昨年の秋に植え付けた中玉トマトが、まだ枯れずに実を成らせている。相変わらず脇芽取りを怠けているのが良いのか悪いのか、脇芽から伸びた枝がヘビのようにぐるぐるとぐろを巻きながら、それでも先端に新しい葉や花が付き、ミニトマトほどの大きさの実が少しずつ収穫できているのだ。 2023年の石垣島は台風の被害も少なく、秋冬の長雨もなかったのが、苗が長生きできている理由かもしれない。暴風ネットと防鳥ネットで囲いをしたのも正解だったようだ。 実はトマトだけでなく、隣の畝に植えたピーマンも

          はじめての、その先へ #19 一昨年の中玉トマト、まだ収穫中

          はじめての、その先へ #18 バジルが発芽しない⁈

          昨年の今頃はアフリカンブルーバジルの挿し芽に挑戦した。発根して小さな芽がたくさん出たのだが、芽が成長することなく急に枯れてしまった。残念。。。 秋になってからこぼれタネで自然に生えた普通のバジルが庭にあるのが偶然見つかり、大切に育てていたのだが、これも冬になって枯れてしまった。 そして春。今年の1月から、バジルの種まきをしているが、いっこうに発芽しない。これまではバジルの種は適当にまいても発芽する簡単なやつ、と思っていたのだが、タネが古くなってきたからか、温度や湿度の問題

          はじめての、その先へ #18 バジルが発芽しない⁈

          はじめての、その先へ #17 コウシンバラのローズガーデン計画

          昨年の今頃思いついた、コウシンバラを挿木で増やしてたくさんの花を収穫し、ローズティーを楽しもうという計画はゆっくりと進行中だ。 ローズティーは色々試したが満足行くような香り高いお茶を作れず、お茶より鑑賞用で十分かも、と弱気に?なりつつある。が、旺盛な生命力を発揮して枝を増やし、たくさんの花をつける様子が見ていて楽しいので、枝の間引き剪定のたびに挿木にして増やしているところだ。 2年ほど前に30センチ程度の苗を植え付けたのが我が家のコウシンバラ栽培の始まりだったが、今では私

          はじめての、その先へ #17 コウシンバラのローズガーデン計画

          はじめての、その先へ #16 どんどん増える沖縄ハーブ

          石垣島に来る前は、沖縄のハーブや果物に憧れて種を持ち帰って栽培を試みていたが、うまくいかないものも多かった。特に月桃や長命草は種を蒔いても発芽せず、難易度が高いのか、、と、私の心の中では稀少なありがたい存在のように思っていた。 なので、石垣島に来てから敷地内に月桃が生えているのを見た時は宝物でも見つけたように喜び、長命草の苗を近所の方から頂いたときは庭に植えて大切に育て始めた。 それから3年弱。月桃も長命草も、植えたものはちょっとした薮のように巨大化し、こぼれ種であらゆる

          はじめての、その先へ #16 どんどん増える沖縄ハーブ

          はじめての、その先へ #15 荒天の日、パンを焼く

          昨年の冬は、秋に我が家に来たニワトリの卵を使ってお菓子作りに励んでいた。カヌレやパウンドケーキ、畑で採れたさつまいもでスイートポテトやきんとんも作った。 今年の冬はあまりお菓子作りをしていない。というのも、日照時間が短くなるにつれ、ニワトリの産卵頻度がぐっと低くなったのだ。まだ毎日産卵する子もいれば、数日に一度産む子、もう4ヶ月以上産卵していない子など、個体によってまちまちになっている。昨年は一日に4個、5個採れた卵が、この冬以降は2個、3個が平均的になった。推定満4歳のニ

          はじめての、その先へ #15 荒天の日、パンを焼く

          はじめての、その先へ #14 自家製鶏糞堆肥と畑作り、継続中

          一昨年の11月にニワトリを迎えてから1年超。鶏糞堆肥作りの作業は鶏小屋掃除と庭の落ち葉掃除を兼ねて毎日のルーティンとなっている。 四半期ごとにざっくり区切った区画に、毎日出るニワトリのフンと落ち葉を入れ続け、穴がいっぱいになったら最後に土を被せて熟成させる。かき混ぜ作業は日常的にはニワトリが表層を引っ掻くのにお任せし、人間は気が向いたときにスコップで全体をかき混ぜる程度。だいたい3ヶ月から半年くらい寝かせれば、完熟堆肥っぽくサラサラした黒土のような堆肥が出来上がりだ。 5

          はじめての、その先へ #14 自家製鶏糞堆肥と畑作り、継続中

          はじめての、その先へ #13 沖縄島野菜でお惣菜作り

          七草の日、お粥は食べたくないと夫が言うので、せめて気分だけでも草っぽいものを食べて初春を感じたいと、畑の島野菜を摘んでみた。 今回はハンダマ、シビラン、ツルムラサキを収穫。どれも、もとは日曜市で買った野菜の頂芽を水差しして自家培養した苗から増やしたものだ。 ハンダマはスイゼンジナとも呼ばれるが、葉の裏が紫色なことから石垣島ではハンダマと呼ばれている。我が家では炒めて食べることが多いが、冬場の柔らかい葉は細かく切ってサラダのトッピングにするのに合う。 シビランはアフリカほう

          はじめての、その先へ #13 沖縄島野菜でお惣菜作り

          はじめての、その先へ #12 街に行かずにご近所飲みの新年会

          市街地に住んでいれば街の居酒屋で新年会をするのかもしれないが、会社も辞めて田舎暮らしを始めてからは外での人付き合いはもっぱらご近所がメインになった。 私の住んでいる石垣島の地域はそれほど人付き合いもディープではなく、高齢者ばかりで人数も少ないため町内会などもない。それでも、近所どうしの緩い結びつきはあり、面倒見の良いご家庭がご自宅の庭で新年会や暑気払いなどを開いてくださるので、それには参加するようにしている。 市街地から離れていて、バスの本数や時間帯もも限られている場所に

          はじめての、その先へ #12 街に行かずにご近所飲みの新年会

          はじめての、その先へ #11 映画「ドクターコトー診療所」を観て、与那国島を思う

          お正月にテレビで映画「ドクターコトー診療所」を観た。ドラマ版は見たことがないのだが、与那国島が舞台のモデルとなっているということで、八重山諸島に住む身として観てみたいと思っていたところだった。 映画のストーリーよりも、台風で被害が出ている設定なのにガラス窓に雨戸や目張りもしていないとか、暴風雨の中川が氾濫しているのを確かめに行くとかの細部が危険すぎて気になってしまったが、与那国島で撮影された映像は海も草原も美しく、島のゆったりした雰囲気が伝わってくる。ということで、与那国島

          はじめての、その先へ #11 映画「ドクターコトー診療所」を観て、与那国島を思う

          はじめての、その先へ #10 石垣島のヤギ肉食

          昨年12月に東京に帰省した際のはじめてチャレンジ#10は生ラムを食べたことだったが、石垣島のソウルフードとも言えるヤギ肉は、いまだに食べることができずにいる。 ヤギと言えばアルプスの少女ハイジに出てくるヤギのミルクやチーズを思い浮かべてしまうが、島では昔からヤギは肉を食べるために家畜として飼われている。今でも、肉食用だけでなくペット、草刈り要員、ヤギミルクなど目的は様々に、島の郊外でヤギを飼うことは珍しくはないようだ。そして、冗談か本気か分からないが、「ここで飼ってたヤギ、

          はじめての、その先へ #10 石垣島のヤギ肉食

          はじめての、その先へ #9 石垣島カフェ文化

          東京から友人が来て、市街地のカフェで落ち合ってお茶でもしようと連絡をもらい、ふと気づいた。石垣島にはオシャレなカフェはたくさんあるが、普段使いできるようなお手頃価格のコーヒー店チェーンはない。スタバは空港にあるが、島の人には非日常のオシャレアイテムに近そうだ。ドトール、プロントといった、内地にいるときに日常的にお世話になった庶民的コーヒー店は石垣島には進出していない。 石垣島のオシャレカフェは、海沿いにある景色重視系が目立つが、島で栽培したコーヒー豆を提供する本格派も実はあ

          はじめての、その先へ #9 石垣島カフェ文化