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はじめての、その先へ #27 トレニアもバジルも、、こぼれ種最強伝説⁈

今年の我が家の庭はこぼれ種から出た草花で賑わっている。ケチな私は基本的に一年草の草花は買わないのだが、過去に買った苗や種などからの末裔が元気に芽吹いているのだ。

可愛い小花を咲かせるトレニアは、恐らくお隣の家の花壇から飛んできたこぼれ種なのか、数年前から畑の隅に花を咲かせるようになった。その種を採取した話は前にご紹介したが、結局採取した種を蒔いたものは発芽せず、他のポット苗の土から勝手に生えてきた芽を取り出して培養し、寄せ植えや花壇に植えている。苗代ゼロ円で満足度高い。

ラベンダーは石垣島では栽培が難しいかと思っていたが、昨年秋から育てている鉢植えからこぼれ種が落ち、新しい苗を培養したものが今では新しい鉢植えとして花を咲かせ始めている。まだ猛暑や台風を経験していないので夏越しできるか定かではないが、一つの苗から2代目まで作れたのでコスパは高いのではないか。


こぼれ種からここまで育ってくれたラベンダー

モナルダは、3年前に種を大量に蒔いたもののうち僅かに発芽した苗のひ孫の代にあたる芽が今年も発芽した。こちらはまだ小さな芽で、花を今年も咲かせられるだろうか。

そしてバジル。以前の記事でご報告したように、自分でこれまで採取した種は古くなってしまったのか、結局発芽しなかった。先月に近所の方に苗をいただき畑に植え付けたところ、その苗からのこぼれ種が大量に畑に芽吹き始めた。頂いた苗というのが、数年前に私がプレゼントしたバジル種から発芽した苗からのこぼれ種だというのでまた感慨深い。

自分で蒔いた種が発芽しないというのはガーデナーとしては恥ずかしいことかもしれないが、植物が子孫を残そうと種をこぼす力には感服するしかない。こぼれ種からの苗を大切にしてまた来年以降も楽しめたら良いなと思っている。

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