はじめての、その先へ　#17 コウシンバラのローズガーデン計画

昨年の今頃思いついた、コウシンバラを挿木で増やしてたくさんの花を収穫し、ローズティーを楽しもうという計画はゆっくりと進行中だ。

ローズティーは色々試したが満足行くような香り高いお茶を作れず、お茶より鑑賞用で十分かも、と弱気に？なりつつある。が、旺盛な生命力を発揮して枝を増やし、たくさんの花をつける様子が見ていて楽しいので、枝の間引き剪定のたびに挿木にして増やしているところだ。

2年ほど前に30センチ程度の苗を植え付けたのが我が家のコウシンバラ栽培の始まりだったが、今では私の背丈ほどに成長した。新しい芽が伸びた枝先に花が咲くので剪定するのが惜しくなってしまい、放置しては花の終わった枝の混み合った部分を間引き、伸び好きた箇所をピンチする作業を気になったタイミングで続けている。

ローズティー作りの道は奥深い

捨てるのが惜しい枝はとりあえず挿木にしているのだが挿木は思ったより簡単で、枝先部分の細めの枝でも太い枝でも使うことができる。水に30分くらい切った挿木を水あげさせてから発根促進剤を切り口につけ、鹿沼土にさして毎日水やりすれば、大概は一カ月後くらいには発根してくれる。

小さな苗でも新芽が出て早々と花をつけるものもあり、苗を育てるには蕾は取ったほうが良いのかもしれないが花はとりあえずありがたく鑑賞し、花が終わったら切り戻す。

気づけばビニールポットの挿木苗が大量にできているが、全部を庭に植えるのは場所が足りなくなりそうな勢いだ。敷地じゅうをバラの園にできないかな、などと妄想して楽しんでいる。