見出し画像

はじめての、その先へ #28 きゅうり初収穫と、子づる管理

5月に植え付けたきゅうりの苗が、地味に成長して少しずつ実を成らせている。支柱の先端の高さまで伸びた親蔓を摘心し、親蔓から二つきゅうりの実ができて初収穫したものの、その後なかなか子蔓の芽が出てこなかったので、まさかこれで終わり⁈と心配したが、ようやく子蔓がいくつか出てきて、雌花もちらほら咲くようになった。

きゅうりを育てるのは今回が初めてなので、放任栽培で実がならないなんてことのないよう、育て方を調べてきっちり守ろうと珍しく意気込んでいた。

苗の下から出る子蔓は掻き取るべき、らしいが、そもそも私の苗からは下から小蔓が出ず、膝上くらいの高さの節から親蔓の先端にかけて子蔓が出た。子蔓の出始めの時点で雌花の花芽がついているが、全ての花芽が順調に成長するわけではなく、いくつかは小さい花芽のまま黄色くなって落ちてしまった。それでも、子蔓をもう少し伸ばすとまた雌花の小さな芽が出るので、希望が再び湧いてくる。そこで問題になるのが、子蔓はどこで切るべきなのだろうか?

子蔓から実がなった

栽培方法としてよく書かれているのは、2枚葉っぱを残して子蔓をカットする、というものだ。最初はそれを守って、子蔓を毎日観察し、まめにカットしていた。しかし、梅雨末期の雨が続いた後、数日ぶりにきゅうり苗を見ると、切られずに何節か伸びた子蔓から3、4つも雌花の芽ができている。このまま伸ばしたらどうなるのか⁇ 切るのがもったいなくなってしまった。

再び栽培方法を調べると、孫蔓は放任して良いが、子蔓は摘心する、とやはりある。蔓を伸ばし過ぎると株が疲れるということらしい。一つの子蔓にたくさん雌花ができていても、心を鬼にして摘心だ。

その甲斐あってか、子蔓からも実が収穫できるようになってきた。次は孫蔓がいつ出てくるか。観察とお手入れを真面目に続けたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?