記事一覧
2024/05/19
朝から1冊読み終えて清々しい。その気分のまま自分の過去の日記を読んでクッと笑っていると妻と下の子が起きてきた。
自分の昔の日記面白いわーと伝えると子供が「なんでー?自分で面白いと思ったこと書いてるからー?」とかなりクリティカルな事を言ってきて感心した。この子はすごい子になる。
その流れで妻が見せてみろと言うので、子供にインポテンツってなに?と聞かれた回と、体がデカすぎるのか着丈が短過ぎるのわからな
2024/05/19ブックガイド サッド・バケーション
サッド・バケーション
飯村大樹
数々の本の装丁を手掛けている飯村大樹さんの、本人曰く雑文集。この本も装丁が洒落込んでいて薄くて良い。繊細な文章が飄々と流れていく。恋人と別れた事も書かれていたが、パートナーと付き合うのをやめてもらったという書き方に優しさが滲み出ている。311の事も書かれており、ふわっと記憶が蘇ってきた。タイトルが青山真治のサッドヴァケイションからの引用なのもクール。
2024/05/18
めずらーしく妻が本が欲しいとのたうち回っており、天下の青山ブックセンターで通販をする。
届いたのは3冊。
おだやかに生きたい/毎日、深呼吸(みこ)
サッド・バケーション/飯村大樹
日記集 水筒/蟹の親子
まじでリトルプレスの本の質感最高。
形もサイズもめちゃくちゃいいし背中が四角くてかわいい。
ただ送料800円越えは目ん玉飛び出るまでぶっ叩きたくなるくらい高い。
インスタの更新終わったら読むら
2024/05/17
サノバチーズの山本海人氏が亡くなったらしい。
髪型とかライフスタイルにめちゃくちゃ憧れていたからかなりショック。
嫁とデートする時にセットアップ着ると気分があがるって雑誌で言っていてセットアップ買ったな〜。ブラックウォッチ柄のSHIPSのセットアップずっと欲しかったけど買えなかったな。
それでブラックウォッチっていう柄の名前を知ったし、あのトレードマークのような髪型は震災刈りっていうのも知ったな。
2024/05/16
今日は上出遼平のありえない仕事術と岡本真帆のあかるい花束を買った。読むのが楽しみ。
ついでに実家に寄って親とそばを食べに行ってキタキタ指図は受けないヘンタイサンボイキラー。もう親とそばを食べる歳になった。シブい。
2024/05/16ブックガイド カプチーノ・コースト
カプチーノ・コースト
片瀬チヲル
上司と揉めて会社を休職中の主人公が、海のゴミを拾うという話。通称ビーチクリーン。いいことなのに仕事ではない。誰の役にも立たないけれどお金がもらえる仕事。働くってなんなん。海で出会う人達の、何気ない言葉で弱気になったり気付かされたりする。他人の存在はデカい。ゴミを拾いたくなる環境に優しい一冊。
2024/05/15
ブックオフでスピンがついている本を買った時に、スピンの位置が初期設定っぽい位置の時ってテンション上がる。ぜってー読んでねーだろ!って時。
逆に最初とか最後に位置している時は、あぁちゃんと読んだんだろうなって思って讃えたくなる。
あと文庫の栞を、買った時のレシートにしている人も結構いるけど、ズボラなのかはやく読みたくてたまらなかったからなのか。前者だとしたら個人情報流出させるのうまそう。
2024/05/13
「それあなたの仕事でしょ。〇〇さんはやってたよ」
最近職場で耳にしたこのワード。いまだにこんなこと言う人がいるという七不思議。お前は小学生か。前任者が善意でやっていてくれたことを後任者に押し付ける傲慢さ。それで言ったらあなたにやってもらいたいこと山ほどありますけど???
けどそういう事言うやつほど、自分が言われた時はかわすのうまいんだよなぁ。
家でシミュレーションでもしてんのかな?
こうきたらこう
2024/05/10ブックガイド 平家物語 犬王の巻
平家物語 犬王の巻
古川日出男
湯浅監督のアニメ映画犬王の原作。とにかく文章がはやい。駆け抜けるように200ページが過ぎ去っていく。異形の犬王と盲目の友魚が出会って生まれた物語。犬王の出生の秘密、そして美の手に入れ方に気づいていくところの、これからヤバイことが起こるぞという高揚感。歴史小説は慣れが必要。映画を見て保管したい。
2024/05/10
よく毎月1万円をもって書店で本を買う、みたいなことをしているやからがいるみたいだけど、それをブックオフでやるとしたら規模感はどのくらいなのか。1000円だと110円と220円からしか選べなくなりそうだし、2000円だと多すぎるような気もする。1600円くらいが妥当なのかもしれない。
欲しい本を買いに行くのではなくて、その場にある本から欲しいものを探すという行為が人を成長させる。そして1万円をつかう
2024/05/09
悪は存在しない見た。
凄すぎて1週間はこの映画のことばかり考えてしまいそう。みんな自分の正義があるってことなのかな?パンフレットも無事ゲット。
2024/05/07ブックガイド 性的人間
性的人間
大江健三郎
タイトル通り、性をめぐる中編3遍収録。表題作の性的人間では、痴漢することについての異常な熱力が感じられた。変態とは常に死と隣り合わせ。セブンティーンでは自涜にふける少年が右に化けるまでのジャンプアップが描かれる。このギトギトの自意識が妙にというかモロに自分と重なってくる。最後の話は、部屋で4匹の猿と暮らす話。猿が見え始めたら危険信号。すぐ病院へgo。
2024/05/06
映画AIR見たけど素晴らしすぎてガチで落涙した。映画化するの遅すぎるくらいドラマティック。見るのも遅すぎた。これ実話なのやばい。
走ることはゴールすることが目的なんじゃなく、走ることが目的なんだ。
靴は一度だけデザインを変えられた。右と左の違いを区別し始めた時。
ただの靴だ。誰かが履くまでは。
なんで気が変わったんだ?
走ってたら。
主人公のマット・デイモンが太ってるってところも逆にクー
2024/05/03ブックガイド 音楽は自由にする
音楽は自由にする
坂本龍一
教授こと坂本龍一の幼少期から2009年までの自伝。音楽に対する記述も面白かったが、それ以外の部分の坂本龍一という人間そのものがとても魅力的だった。唐突に挟まれている若い頃の写真とかマジでカッコよかった。さぞかしモテたであろう。学生時代の結婚、出産、離婚までのスピード感。速すぎる。今度ブックオフでCD買ってみよう。