サンパウロへの旅②
こんにちは!今回の記事では前回の①の記事で書いたサンパウロへ行った話の続編です。その日、1試合目に見たサッカーの試合について書いていきたいと思います。引き続き最後まで読んで頂けると幸いです!
1アウェイの人数0!閑散としたスタジアム
①の記事でも書きましたがこの旅の最大の目的はブラジル4部リーグを戦っているノヴァイグアスFCの試合を見る事です。リオデジャネイロからサンパウロは比較的近場なので行く事にしました。事前にWhatAppで連絡を取っているサポーターの方は行かないと言っていましたが、流石に他のサポーターもいると思っていました。
試合開始1時間前、サンパウロにいる日本人有名サッカージャーナリストと一緒にサンベルナンド地区にあるエスタディオプリメイロデマイオに到着しました。ちなみに一緒に行った方は日本人女性として初めてブラジルでサッカージャーナリストになった方で、私の母親の同級生です!そして、アウェイのチケット売り場を探す為に付近にいる人(おじさん)に尋ねて、場所を教えてもらった後に「お前は中国人か?この服(ユニフォーム)はとても美しい。俺にくれよ!」と言われてました笑
アウェイのチケット売り場まで大回りしなければいけないことが判明しました。そこは小さなファベーラの近くでした。道路のど真ん中で座っている人がいたので驚きました。そして、スタジアムの中に入るとアウェイの観客どころかホームのサポーターでさえも殆どいませんでした。1時間前でウォーミングアップが始まっているのにもかかわらずホームのサポーターもいないのは驚きでした。
最終的にビジター席にいたのは自分達とサンパウロに住んでいる選手の家族の5人弱でした。
考えてみると、そもそもブラジルの平均月収が数万円程度と考えると5千円もかけてサンパウロに行く事自体が贅沢なことかもしれません。
2ピーナッツを売っているおじいさん
試合が開始し、試合を観ていると大きなゴミ袋を持っているおじいさんが現れます。でかい袋の中には大量のピーナッツが入っていてそれを売っているそうでした。すると彼は「お前はどこの国籍だ?」と聞かれ日本と答えると「麻原彰晃って知っているか?地下鉄サリン事件、オウム真理教の」と聞かれました!!(笑)
まさかブラジルに来てあの死刑囚の名前を聞くとは思いませんでしたね。そもそも何故知っているのだろうか・・・・そして会話をした後にそのおじいさんは「お前は日本人だからタダでやるよ」と言われその場を去りました。
というかそのおじいさんどこからスタジアムに侵入したのか。。。
如何に近くのファベーラに住んでそうな雰囲気満載でした。
3サンベルナンドFCのサポーターたち
試合が始まるとサンベルナンドFCのサポーターは続々と集まっていました。しかしサポーターは二つのゾーンに分かれて応援をしていました。これまで20試合近くブラジルで試合を観ていましたがこれは初めての光景でした。何故なのか気になり試合終了後サンベルナンドFCのサポーターに聞いてみました。理由は応援スタイルの違いと民族・人種の違いだそうです。どちらかは忘れましたが片方はアルゼンチン系統の民族で太鼓を使って応援していてもう片方は声だけで応援すると言っていました。だけど彼らは分裂や仲違いをしたわけでもなく普段は仲が良いといっていました。人種の違いで応援するゾーンが変わるのは驚きでした。珍しい事が知れる経験が出来たと思います。
今回の記事は以上になります。最後まで読んで頂きありがとうございました!次回の記事も読んで頂けると幸いです!
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