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夢は探すのでなく、夢は浮かび上がる


著書ビジョナリーカンパニー0では、ビジョンの重要性を下記のように表現している。そして僕はこの表現が大好きだ。

金儲けのためにビジョンは要らない。ビジョンがなくても儲かる企業は間違いなくつくれる。説得力のあるビジョンがなくても、大金持ちになった人はたくさんいる。だがあなたが金儲けだけが目的ではない、時代を超えて存続する偉大な企業をつくりたいならビジョンが必要だ。(著書 ビジョナリーカンパニー0より)


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これは企業だけでなく、私たち個人にも言えることではないだろうか?

仕事を通じてお金が欲しいだけなら夢は要らない。夢がなくてもお金持ちになれるし、夢がなくてもお金持ちになった人はたくさんいる。だけどお金持ちになることが目的ではない、時代を超えて存続する偉大さを実現するには夢が必要だ。


夢は他人に押し付けられるものではないし、夢は人生に必要不可欠なものじゃない。夢があった方が充実した時間を過ごせる人もいれば、夢がなくても充実した時間を過ごせる人もいる。だからこの世界は面白い。


ここからは、お金持ちになりたいだけの人にとっては不要な情報である。すぐにこのnoteを閉じて、お金を儲ける方法に集中することをオススメしたい。



夢は探すのでなく、夢は浮かび上がる

ビジョナリーカンパニー0では、一貫性のあるビジョンを策定するための方法として「コリンズ・ポラス式ビジョンのフレームワーク」を推奨している。このフレームでは、ビジョンに必要な3つの要素を下記のように定義している。

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このモデルをそのまま個人の働き方に当てはめることは困難だ。汎用性とはわかりやすさの中に存在し、わかりやすいコアを頭の良い人たちが細分化して精度を高めていき、モデルが時代と共に成長するような流れが理想的だ。


そこで私なりに方程式を再構築してみた。VISION,MISSION,VALUEという概念は社会の中で広がりつつあるが、多くの人がどのように構築したらいいのかわからなくて悩んでいる。結果として薄っぺらい理念ばかりが世界に広がってる現状が悲しい。このnoteがビジョン(夢)に悩む人たちの力になったら嬉しい。


夢(ビジョン)を浮かび上がらせる5つのプロセス

5つのシンプルなプロセスで夢は浮かび上がってくる。今回はわかりやすさを重視しているため、複雑な因数分解ではなく、三角形で表現しています。

①責任の中で働く
②責任の範囲を大きくする
③存在意義を追求する
④夢が浮かび上がる
⑤ミッションを設定する


この5つのプロセスについて簡単に説明させて欲しい。

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責任は三角形の中にある

仕事の中には上司から命令されたものもあれば、顧客からの要望から生まれるもの、自主的につくるものもある。そんな中で大切なことは、仕事を責任という三角形の中にいれることだ。夢はここからスタートする。

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