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#12 過去に縋る自分。前向きに生きたい。

私は今高校生です。なのでそんなに長く人生を送っている訳でもないのですが、
なんとなくずっと過去に執着し続けている感じがします。
漠然と「過去に戻りたい」「過去の方が良かった」みたいな感情がずっとあるんです。
(誰もがそう思うものなのかもしれませんが)
実際過去に栄光があるのか、過去の方が自分にとって良かったか、
と言われるとそういう訳では無いです。
(どちらかと言えば過去も辛いことが多かったように思います。)
今の辛さから逃れようとしているのかもしれません。
過去のことは記憶の中で美化されているんだと思います。
ほんの少しのいい記憶や感覚だけが印象づいて離れられなくなっている感じがするんです。
現在高校生と書きましたが、もう少ししたら将来について本格的に考え始めなければなりません。
ですが全然前向きになれずにいます。
将来のことを考えると色んな不安に襲われて、やっぱり過去に縋ってしまいます。
元の性格がかなりネガティブなので過去も現在も辛いことや嫌なことばかりに意識がいってしまい、
気づいたら人生の半分近くを「辛い」と思いながら生きている気がします。
そこからどうにか逃れようとする方法が私にとっては過去の記憶に縋ることなんだと思います。
過去に縋ったところで逃れられるわけでもないのですが。
長々と書きましたが過去に戻りたいと思っても私達は今を生きるしかないので、
もっと前向きに生きたいし前を向いて生きていくしかないと思っています。
過去ではなく今現在や将来とポジティブに向き合うにはどうしたらいいと思いますか?
拙い文章で長々とすみません。
vaconさんの意見をお聞きしたいです。

(From ゐるさん)

ポジティブに向き合えるように、なれるものならなりたいものですね。

しかしポジティブでいようと努めれば努めるほど、ネガティブとにらめっこしてる時間が長くなる という研究結果が出ています。

僕から。(僕からかよ)


真ん中にいたいですね。

ポジティブネガティブなんて、左右の違いくらいの感覚で付き合っていくべきなのかもしれません。

完全に割り切るのは難しいですけどね。

ただ、左を見ていたら右は見えません…右に何かあるかもしれないのに!

逆もまた然りです。

真ん中にいればどっちも見渡せます。

安全運転カマしていきましょう。


過去に縋らないことを、むしろ誰ができるんでしょうか。

だって振り返れば「自分」が確かにそこにいるんですよ。

人知れず良いことしてたら褒めてあげたいし
隠れて悪いことしてたら顔面めがけてナイフとか投げたいし

済んだことに後悔ばっかりしてたら
「でもその時なりに精一杯やっただろ!いつまでもウジウジしてんなや!」
ってお尻を強めに蹴り上げたいし

離れて見たらそれなりでも、近くで見たらガッタガタな軌跡を見て笑えるし

ボロボロでも立ってる柱があれば胸張れるし

善し悪しは別として、愛おしいものですよ。

良いことばかりでなくったってね。

痛かったり傷付いたりしながらでも、なんとか今まで生きてきたんだから超偉いし。

生きてるからたくましいし。

それは誰かのお陰であったり、自分の強さであったり、運が良かったり…

僕たちが歩いてきた道には立派に育った花が結構咲いていますよ。

注いだ陽の光や、水をあげてくれた誰かや、雨風から守ってくれた何かを、せめて忘れないように生きたいなあということです。


「今」の自分が、何者なのかを明確に捉えることは難しいですよね。

肩書きじゃない、自分の現在地。どこにいるんだろう。

ましてや、この地点から紡がれた先の「未来」の自分がどこにいるかなんて、ますます想像つきません。

想像すらしたくねえって人も、今に満足できない人の中にはいますよね。

ちなみに僕は「どうせ細かくは分かんないしほとんど外れるだろうから、あんまり考えなくていいんじゃない?」派です。

今まで散々外してきましたし、考えが裏目に出てきました。

過去を抱いて、今を生きる!

結局それだけで十分です。

あなたはえらいんです。(しいたけ占い?)


過去を振り返って

思いを馳せたり
安心感の中で一息ついたり
昔は良かったと懐かしんだり
後悔したり反省したり
「遠くまで来たなあ」と感慨深くなったり
あんなに辛かったことをよく耐えたなって誇らしげになったり

あらゆる過去を抱きながら、今そこに立って生きている自分の意志、選択、そして心身の健康を大切にしてあげてください。

なんも分かんない未来の自分のためにしてあげられる確かなことがあるとすれば、それくらいです。


どうしても怖いことや不安なことがあれば、「これが起きたら最悪だ〜リスト」を作って、今のうちから対処法をつらつらと記しておくのが良いです。

めちゃ億劫だけど。心すげえ疲弊するし。

ただ、最悪そうなった時に頭の中が真っ白になって平静を保てなくなる可能性が高いので、そういうメモが用意してあると助かるんです。

そうしておけばよかったと悔やむ機会が、僕の人生にはありました。

ちなみに僕は「これができたら最高だ〜リスト」も作りました!

ひたすらに楽しいのでオススメです。

絶対にいつかアイスランドでクリスマスを過ごしてやるんだから。

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