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日記以外

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継続するために書いている1週間日記以外のものをまとめています。書きたいことはもりもりあるのに気力がない。
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#エッセイ

餃子がきらいだった

餃子がきらいだった

子供の頃は餃子が嫌いだった。
というか挽肉が嫌いだった。肉の種類ではなく形態が。
中でもハンバーグは最悪だ。挽肉を固めて焼いた代物、一体何が美味しいのか分からなかった。
ついでに言うとカレーもオムライス(というかケチャップライス)も嫌いだったし、すきな食べ物は茗荷と春菊、魚の血合の部分だった。
変な味覚の子供だったから、母は面食らったと思う。

ただ餃子は我が家でたびたび出てくるメニューの一つだっ

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香炉掃除に死と生活を見た

香炉掃除に死と生活を見た

実家に帰った時に、香炉の灰の掃除をした。
母親から「もうお線香立たないかも」と声をかけられたからだ。
聞けば1ヶ月は掃除していないとのことだった。
それが少ないのか多いのかわたしはよくわからないけれど、それならばと掃除を承ったのである。

割り箸で香炉の中を探ると夥しい数の線香の端が埋まっていることがわかった。
灰が溢れないよう注意をしながら、割り箸を介して伝わるざらざらとした感覚を頼りに取り除い

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オシャレへの恐怖

オシャレへの恐怖

「オシャレ」は不可侵領域だと思っている節がある。
卑屈の権化と言っても過言ではなかったわたしは、別に誰かに何かを言われたわけでもないのに着飾ることに抵抗を感じていた。
「大してセンスもないのに頑張っちゃって」と言われているのではないかと勘繰っていた。
言われていなくても思われているのではないかという恐怖心から、無難と思われる格好、もっといえばダサいと思われているかもしれない格好を選んでしまっていた

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音楽とわたし

音楽とわたし

今話題の映画を鑑賞した。内容は割愛するが、劇中歌のためだけに観に行ったと言っても過言ではない私としては、大変満足している。
そんな劇中歌をイヤホンから流し、サビに差し掛かったあたり。ストリングスが入ってきたその時、私は子供の頃から10年以上続けていたエレクトーンを思い出してしまった。

こんな風に、思いも寄らない角度から、何年も眠っていた記憶が急に目を覚ますことがある。その度に私は夏の夕暮れの最中

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