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吉野敏明さんの新著「医療という嘘」/4章ビッグファーマに騙されてはいけない/①がんの原因であるグルタミン酸ナトリウム(味の素)とトランス脂肪酸

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■前回のお話

続きものなので全体を通して読むと面白いですよ(^。^)

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トランス脂肪酸の摂取でがんになりやすい人


健康な人を病人に仕立てて、新しい病気を次々に作り出そうと目論んでいるのが、ビッグ・ファーマのマーケティング戦略だ。


これを目的に、うつ病や注意疾患・多動性障害、高コレストロール血症、高血圧、更年期障害など、疾患ごとに対応する形で膨大な数の薬品を販売している。

アメリカでは医師や患者団体m専門家集団に加え、アメリカ食品医薬品局(FDA)など製薬会社から資金援助を受けているため、安全基準の作成もビッグ・ファーマの思惑により操作されている可能性が高い。日本も例外ではない。

例として、グルタミン酸ナトリウムはアメリカでは使用禁止となっており、トランス脂肪酸も2年前程前に禁止されている。だが日本では何の規制もなく、表示義務さえもない。


マーガリンやサラダ油、お菓子を作る時に使うショートニングの主な成分はトランス脂肪酸だ。トランス脂肪酸は体温によって変化する。体温が低ければリンパ液に付着し、高ければ血管の内壁に付着する。中間であれば神経に付着する。

トランス脂肪酸を大量に摂取すると、体温が中間の人はリウマチやパーキンソン病などになりやすい。高い人は狭心症や心筋梗塞、低い人はがんになりやすい。


デンマークでは2003年にトランス脂肪酸を含む油脂の使用を禁止した。アメリカでも2006年からトランス脂肪酸の含有量について容器への表記が義務付けられ、ニューヨーク市では2007年から飲食店でのトランス脂肪酸を含む油脂の使用が禁止されている。


マーガリンやファットスプレッド、ショートニング、それらを原材料に使っているパンやケーキ、ドーナツなどの洋菓子や揚げ物、乳製品と思われているコーヒーフレッシュにもトランス脂肪酸が使われている。多くの日本人は知らない間にそれらを大量に摂取しているのだ。


基本的に何を食べても40歳代まではほとんどがんにならない。だが何故か40歳代から急激にがんが増えている。その理由は食生活による「食疾患」だと思われる。それは食品添加物を摂り始めて20〜30年経過すると体内に毒素が蓄積していき、がんが増える計算になるからである。

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