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非合理な職場を読んで1

始めに
この本を読んで、気になった部分のまとめと感想を書きたいと思っています。

問題解決能力とは

策定した解決策を関係者に受け入れてもらい、どれだけ実行し成果に結びけることができるかであり、特に組織全体の問題を解決するためには関係多様な人々を巻き込み、動かし、解決策を実施させ生活に繋げる力である。
※必要なプロセス
1,皆で現実と問題を直視し、課題を共有するプロセス
2.問題対し、倫理的な解決策を導くプロセス
3.皆が解決策に納得するプロセス
4.解決策を実行するのにメンバーを動かすプロセス
5.メンバーが自律的に学び仕事を楽しむプロセス

理論的な問題解決のプロセス(ソラ・アメ・カサを用いた例)

ソラ:状況の理解(空を見たら)
アメ:状況の意味合い(雨雲らしき雲が近づいてきた)
カサ:アクションを決める(カサを持っていこう)

※状況や問題の共有でつまずくケースが多い⇒人間の認知や意識決定は合理的な面だけではなく非合理な面をもつ
※理解と受容は異なる
人間には価値観、組織には企業文化があり、これらを無視して物事をすすめるのはむずかしい
⇒真の問題解決者とは、納得感のある解決方法を生み出す理論的思考と人の感情や非合理性を十分理解し、人や組織を動かす人

倫理的に解決策を出すひとが陥りやすい罠、思い込み

・他の人も事実やロジックを正しく理解しているはずだと思っている。

周囲の理解が思うように得られなず苦労する
なぜなら:偏った見方、バイアス=隠れた差別感(思い込み)があり、無意識にそれにしたがって物事を見ているから。

・自分はロジカルに考えているから正しいと思っている

・他人や組織はロジック(状況や課題)を理解すれば正しい方向に動くはずと思っている

理解しても身体が動かないことがある。これのだめな見方は、意欲のない人とみることと見ること。(相手の背景を理解していない)

・人を動かすには金銭インセンティブが有効なはず

・自分の役割は正しい指示を出し続けること

企画する役割と思い込み。その役割に徹底する。指揮をだけで、動こうとなしない。役割分担は長い目で見ると有効ではない。

次回に続きます

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