自転車はとにかくヘルメット!(『子どもとの暮らし』令和6年6月号)
こんにちは!
いつもは月初にアップしているこのシリーズですが、本職(鉄工所)&田んぼがあまりに忙しすぎて、全然noteに手を付けられておりませんでした💦ごめんなさい💦
さて、今回は自転車のヘルメットの話です。
ちょうど1年前、着用義務化が始まってすぐの時期にも同じネタで書いておりました。結論から言えば、着用率は微増はしているものの、現状ではまだまだ低いのが現状です。ですので、ある種リマインド的な感じで、今回もほぼ同じ内容でお送りします!(><)
それでは、ご覧ください!(^^)
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『子どもとの暮らし』令和6年6月号
自転車はとにかくヘルメット!
〇はじめに・・・
自転車に乗る際のヘルメットの装着については、去年の4月1日から義務化がスタートしまして、それから1年と少しが過ぎました。皆さんは、ちゃんと被っていますか?
福岡県警が令和5年9月に公表したデータ(福岡県警の独自調査によるもの、調査期間R5.7/3~7/21、県下の駅・商店街周辺などの37 箇所)では、福岡県内で見れば、着用率が5.6%→10.0%と増加しているようです。
ただ、これでもまだ10 人に1人しか被っていないという状況で、決して喜ばしい状況ではありません。今後も継続して取り組むべき問題だといえるでしょう!
〇まずは年長者が守るべき!!
先のデータには、年代別の着用率も示されているのでご紹介します。
調査期間が短めなので、必ずしも正確な実態を把握できていない部分はあろうかと思いますが・・・パッとこれを見て、みなさんどう感じるでしょうか?本来ならば、年長者こそが年少者に対して範を示すべきなのですが、残念ながらそれができていない、恥ずかしい状況となっています。
このコラムを見ている皆さんには、ぜひとも率先して年少者に範を示してもらえれば・・・と思っています!(><)
〇ヘルメットの重要性
自転車に乗ったことがある方であれば、一度は転倒したことがあるのではないでしょうか?小さなケガで済んだのであれば幸いですが、一歩間違えれば…というレベルの事故に遭遇された方もいらっしゃるかと思います。
様々な交通系の統計を眺めていると、自転車乗車中の死亡事故のうち死亡原因となる損傷部位というのは、頭部が5割~6割を占めるものが多いす。では、頭部損傷の事案において、きちんとヘルメットを装着していた人と、そうでない人とで、どのぐらい差が出るのかというと…その死亡率では、おおよそ2倍~4倍の開きがでます。そうなると、明らかにヘルメット装着に優位性があるといえるのではないでしょうか。
〇中学生・高校生は特に注意!
別の統計では、「自転車乗車中の死傷者数/歩行中の死傷者数」の割合
が示されているものもありますが、中学生から高校生の年齢区分において、割合が非常に高く(歩行中に比べ、9~14倍)なっています。
これは、他の年齢区分に比べて、通学や遊びの際に自転車で出かける機会
が多いことが一つの要因かと思います。また、この年齢の頃というのは、自転車に乗りながらの友達とのおしゃべりが楽しかったり、スマホや音楽プレイヤーの視聴といった“ながら運転”により、注意力が散漫になりがちな年齢であるというのも要因かと思います。(私も当時はそうでしたね…反省)
まずは事故を起こさないような心がけや行動が第一です。ただ、どんなに頑張っても、起こるときは起こってしまうものが事故でもあります。そんな時、ヘルメットがあるのとないのとでは、大きな差が発生しますので、ヘルメットの装着習慣の定着が、いち早く望まれるところです。
ご覧いただきありがとうございました!
次回も、お楽しみに!
文: 防災士/保育士/応急手当普及員
牛尾崇彦
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