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夢日記795 ~ 不自由なのに ~

 生徒として学校に通っていた私は、どうしても受けたい授業があって教室に入った。私はその授業を受けるのが初めてだったので、教室に入ったときに、教室がタテ20m・ヨコ3mほどの縦長であることに驚いた。そして、その教室には、異様に長いソファーと異様に長いテーブルだけが置かれていた。

 私は、とりあえず一番後ろに着席しようとした。しかし、一番後ろには、いつも目と耳が不自由な女子生徒が座っているようであった。私は、少しジャマになるかもしれないと思いつつも、その女子生徒の横に着席した。

 授業が始まってしばらくしてから、担当の先生が後ろまでやってきて、女子生徒に指導し始めた。その際、私が女子生徒の横に座っていたことでジャマになっていたため、私は先生に席を譲った。立ったままようすを見ていると、女子生徒は目と耳が不自由なはずなのに、先生の言うことをよく理解しており、スムーズにノートをとっていた。私はそのようすを見て、感銘を受けた。

 このタイミングで、突然、ケータイに父から電話がかかってきた。私には4つほど志望校があったのだが、父は放課後にその志望校すべてに電話するよう、私に命じてきた。しかし、放課後にいつも受けている講習などがあったため、私は父の命令を断った。それでも、父は電話をするように強く言ってきた。私は、講習を欠席するのは誠実さに欠けると思いから、再び父の命令を断った。

                             < 完 >

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