コンサルファームからの転職先、入社後のキャリアプランにはどんな選択肢があるか?
皆さんこんにちは。
本日はコンサルティングファームに入社した後のキャリアプランはどういった選択肢があるのかを紹介していきます。
私は約2年間ほどグローバルコンサルティングファームに勤務していたので、コンサルからの転職先パターンを代替把握することができました。
ちなみに、個人的にはコンサル入社前とはイメージが結構乖離していたので、感覚値にはなりますが大体の割合も踏まえてお伝えできればと思います。
簡単な自己紹介
とはいえ、初めに簡単な自己紹介をさせて頂きます。
【現在】29歳 / IT企業役員 / ♂
【学歴】MARCH卒
【経歴】
①softbankに新卒入社し、1年間法人営業
②GMOグループで約3年間インターネット広告の運用
③デロイトトーマツコンサルティングでエネルギー業界をメインに約2年間コンサルタント業務に従事
④独立
上記が簡単な経歴です。コンサル業界に長く在籍していたわけではありませんが、職場ではネクストキャリアの話が常に飛び交っていたこともあり、大体の転職先がわかるようになりました。
※前向きなキャリアの話であり、不満から来る転職話という感じではないです
そんなこんなで、私が把握したコンサル後のキャリアパスについて紹介します。主観による部分もあるのであしからず。。
ネクストキャリア②事業会社への転職
割合としては、約65%くらいのイメージです。
事業会社とは、プロフェッショナルファームのように専門性の高いサービスを提供する人商売ではなく、自社製品を製造/販売、もしくは サービスを組織的に提供している会社を指します。一般的にコンサルティングファームに入社する人の多くはネクストキャリアとして事業会社の経営企画や独立という選択肢を目指しているケースが多いように感じます。その理由は、コンサルで短期間で上流工程のスキルを身に着けることで市場価値を上げて、ワークライフバランスを取るために事業会社に移りたいからだと考えています。(ここ数年で市場からの評価もだいぶ変化しましたが)
事業会社に転職する65%はさらに分解されるのですが、約5~10%が経営企画やスタートアップボードメンバーへの参画、他は事業会社の専門領域に特化した部署へ転職するというイメージです。(SCMやCRMなどの1分野)
つまり、入社前に想像しているコンサル→事業会社の経営企画、立ち上げ期ボードメンバーといった企業の中枢を担う、いわゆる花形への転職ができる人は限られているといった認識です。
その理由は、事業会社にもコンサルタントのようにビジネス要件を整理したり、アクションを取るための社内巻き込みができる優秀な人材が増えてきているからだと考えます。そのため、過去のようにコンサルファームで働いていたこと自体が価値だった時代は変わり、コンサルファームでどれだけ希少な経験を積んできたのかというのが事業会社へ転職する際に重要になってきます。
ネクストキャリア②競合のコンサルティングファームへ転職
割合としては、約30%くらいのイメージです。
このキャリアパスを辿る人は、現在の年収から下げたくない、または上げたいと考える方が多いです。その理由として、コンサルティング業界は他業種と比較して年収が高いポジションに位置付けられているため、事業会社へ転職をした際に年収減になるケースが多いからです。
特に、コンサルで役職を上げていくほど事業会社との年収格差は広がっていくため、年収1500万前後をもらうマネジャークラスは競合他社への転職が多くなるというイメージです。
ネクストキャリア③独立/起業
割合としては、約5%くらいのイメージです。
これは私の入社前イメージと大きく異なる部分でした。自分も起業のためにコンサルに転職したのが理由でしたが、私の周りには独立や起業する人は多くは見受けられませんでした。私のいたファームが特別だったのかもしれませんが、割と保守的な人が多いように感じました。
ただ、起業して感じたことはプロフェッショナルファーム出身の方が意外と多いように感じます。特に20代中盤~30歳までの優秀な若手の方に会うケースが多々あります。
まとめ
というわけで、多分に私の主観が含まれているのですがコンサル転職を検討している方の一助になれば幸いです。
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