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【紅茶専門店】紅茶日和さんに行ってきました

ゆったりのんびりできる、静かな空間のお店。
優しいマスターが柔らかい声で「いらっしゃいませ」と言ってくれる。
こだわりの紅茶といただくクリームティーセットはサイコーだ。
そんな店が名古屋にある。


紅茶日和

という店だ。


このお店に来ると温かい雰囲気に癒される。
だから、ちょっと特別なときに行ったりする。


先日、母と行ってきた。
紅茶日和さんのTwitterで「春チャイ・さくらは香流川の桜が散るまでの提供となります」と告知されていたためだ。

香流川の桜がどんなものかわからなかったのだが、紅茶日和さんのツイートを見るかぎりもう葉桜になりつつあるらしい。
「これは急がねば」ということで、桜好きの親子は久しぶりの紅茶日和さんを満喫した。


母とは私の病院の付き添いで毎週かならず一回は会う。
しかし、一日では話しきれないほど、積もる話があるのが仲良し親子というものだ。
この日は結婚式の話をひたすらしていたように思う。
私は自分が母と「友達親子」であるという認識をしている。
ちょっと仲が良すぎるくらいだ。
どうやら名古屋には「友達親子」が多いらしい。
以前、そういう特集をしているテレビ番組を見かけた。


春チャイ・さくら

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春チャイ・さくらは桜の香りがしっかりと感じられて、飲んでみて春を感じさせられた。
口のなかに満開の桜があるような気持ちになる。
温かくて優しい味だ。
クリームティーセットなので、桜のスコーンと桜葉のスコーンがでてきた。
母はクロテッドクリームにするか生クリームにするか悩んでいたので、私だけクロテッドクリームに。
生クリームはあっさりしていて、クロテッドクリームは濃厚だった。
ちょっとだけシェアしたが、母の気分的には生クリームだったようだ。
桜の塩気が甘いクリームと良く合う。


旦那さんから「紅茶日和さんにいくなら俺にもお土産を!」と言われていたので、スコーンを購入。
帰宅して渡すと大喜びだった。


思えば紅茶日和さんに初めて行ったのは、5、6年前の冬だった。

しかも、付き合う前の旦那さんと一緒に行った。
世間では男女が二人で出かけることをデートというらしいが、私の認識としては「恋人関係の二人が外出することがデート」だと思っている。
当時はまだ友人として二人で出かけることが多くて、だけど私はそのころには旦那さんを異性として認識していて、「わあ、これデートしてるみたいだ……!」と浮かれていた。

……もちろん、旦那さんはそんなつもりではなかったらしい。

仲のいい女友達と趣味のカフェ巡りをしただけ。
浮かれていたのは私だけだったようだ。

悔しいが、しかたない。友人の期間が長すぎたのだ。
けれどその日はバレンタインだった。
私は勇気を振り絞ってチョコを渡した。
高すぎず、安すぎず。なるべく好みそうな味のもので、華やかで、でも重すぎず、さりげなく本命だと伝わりそうなデザインのものを一時間以上悩んで選んだつもりだった。

もちろん、伝わらなかったらしい。

しかたない。十年以上の友人関係がそう簡単に変わるはずがない。
正直ちょっとへこんだが、それでも二人で一緒に紅茶日和さんのようなオシャレで素敵なお店に行けたことは大満足だった。



旦那さんと紅茶日和に行くとたいていこの話題を出す。
そのたびに「気付かなくてゴメンって」と謝られるのだが、結局結婚してくれたのだから笑い話にできる。


結婚して、そういう思い出のお店に行けるのは良いものだ。

きっとこれからもときどきお邪魔するだろう。

今回はお留守番だった雪ちゃんたちと一緒に。

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紅茶日和さんはもうすぐ9周年を迎えるらしい。
おめでとうございます!!


また時間をつくって、旦那さんとのデートで行きたいと思う。

紅茶が好きなら、ぜひ一度行ってみてほしい。


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