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本場アメリカより:リンクトインの効果的な使い方
僕は2009年からリンクトインを利用していますが、これがなければ今の僕のキャリアはどうなっていたか想像もできません。リンクトインはアメリカや外資系のリクルーティングとビジネスコミュニケーションに多大なる影響を及ぼしたと僕は思います。
この投稿では、アメリカや外資系で役立つ実践的なリンクトインの使い方をご紹介します。
(1) 自己紹介 (About) は簡潔に
前の記事でカバーした、リクルーターが探している内容を真っ先伝えることができるのが、リンクトインの「基本セクション」の中で最初に来る自己紹介(英語のインターフェースだとAbout)です。
その名の通り、ここは自己紹介をする部分で、以下が押さえておくべきポイントです。
現在の業界、部署、業務、役職、経験年数、職務範囲、業務、スキルをざっくりカバーする
業界、部署、業務、役職、経験年数、職務範囲、業務、スキルの重要性は前の記事に書いてあります。
自己紹介セクションで具体的な内容に踏み込む必要はありません。ここでは、上記の参考に、読み始め1分くらいであなたの基礎情報・能力を伝えましょう。
例:I am a senior level program manager specializing in healthcare IT. I have more than 15 years of experience managing large teams and programs of 100+ people with a proven track record of successfully implementing complex technologies on time and on budget. I am also an experienced people manager who has mentored a team of project managers.
その他スキルのリスト
上記に加え、自己紹介セクションに重要なスキルを書き並べることもプラスです。
例:My skills include: Budget management, scope management, dependency and risk management and mitigation, and JIRA.
リンクトインは別途スキルをリスト化して、他のユーザーがそれに投票できる「スキルセクション」がありますが、ぶっちゃけこの機能を参考にしてる人はあまり見たことないです。
検索キーワードを意識
リクルーターはリンクトインを含むさまざまなツールを使い、特定のJDに関連するキーワードを検索して候補者を探しています。なので、自身のプロフィールセクションでは、なるべく自分が次に進みたいと思う特定のJD(もしくは職種)の必須スキルや経歴に関わるキーワードを散りばめるといいです。
(2) 職歴 (Experience) は成果・規模を強調
リンクトインでは、会社ごとに複数のポジション(異動や昇進があった場合)と説明文を書くことができます。
ポジションごとの説明文で肝心なのは、自身が業務を通じて寄与した成果やインパクト、関わった仕事の規模などを、なるべく数値化して記入するのが重要です。
理想は、利益、コスト削減、事業ローンチ、買収、顧客満足度など、ビジネスに直結する数値を書くことです。ただし、もしポジションや業務上そのような直接的な成果がない場合は、引率したチームの人数、開発・導入したシステムの数、予算規模などの数値を用いて自分のインパクトを伝えましょう。
とにかく大事なのは、自分はこれだけでかい仕事をしてきた、と言うのを伝えることです。どんなに小さな仕事でも、デカく見せれるように工夫するのが重要です。
また、勤めていた会社が有名企業か会社名から業種や分野が推測できない場合は、一番上のポジションの説明文に、会社の簡単な説明文を足すのもアリです。
(3) 学歴 (Education) は、卒業年度・年数に注意
リンクトインの学歴のセクションでは、卒業した学校、各部、学位の他に、卒業年度と何年通っていたのかを書くことができます。
ただ、年齢と経験に関するバイアスがある場合も想定されるので、卒業年度と年数に関しては書かなくてもいいです。現に、これらを書いていないプロフィールはたくさんあります。アメリカの場合、そもそも候補者に年齢を聞くのは法的にNGなので、公開する必要のない情報は自ら公開しなくてもいいと思います。
(おまけ) その他のセクション
上記1~3は、マストなセクションです。以下はナイストゥハブです。全てにおいて、基本的に、業務に関わるものに絞って載せてください。
資格
出版物、記載記事
特許
受賞歴
テストスコア
TOEICなどあれば、ここに記載
言語
複数の言語を読み書きできるならここに記載
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