いわさきはるか

採用やら講師やらいろいろやってきたサイエンスライター。 Webでも紙でも書く。 6、8…

いわさきはるか

採用やら講師やらいろいろやってきたサイエンスライター。 Webでも紙でも書く。 6、8、10歳の3児+2匹の猫の母。 食べたいものしか食べたくない系。 仕事と子どもと猫時々メシの話を書きます。

最近の記事

  • 固定された記事

寄り道しまくってここまで来ました

最初の夢は、 「バレリーナ」 だったと思います。幼稚園の頃。 でもバレエなんて見たことなくて フィギュアスケートの選手を勘違いしてたのだと親から聞きました。 実際フィギュアは小学校高学年で少し習いましたが 3歳の子が私が必死でできるようになった技をあっさりこなしていて 何となくやめてしまいました。 次の夢は漫画家でした。 単純に漫画が好きだったからです。 だけど私は死ぬほど絵が下手でした。 その後は作家。 物語を作るなら絵なんていらないんじゃないかって

    • 人生を変えた本は全部図書館で出会った

      大学生のとき、県立図書館が自転車で10分くらいの距離にあって長期休みなんかはひたすら通っていた。 当時、私はいろいろとぼろぼろで、別れ話はこじれるし、好きな人にはふられるし、親は離婚して仕送り止まるし、先輩とは険悪だし とにかく何か「変化」が欲しかった。現実逃避したかった。 図書館は、なんか浮世離れしている場所だ、と思う。 お金がからまない。 誰もしゃべっていない。 いっぱい人がいるのに、みんな自分の世界にいる。 目が合うことがない。合わせなくても何も困らない。 本屋さ

      • 燃え尽き症候群は避けられない

        4月、忙しかった。 母として、子どもの新生活でばたばたしてたのに加え 不定期でもらってる仕事が全部いっぺんに来た。 新しいのも来た。引く手あまたにもほどがあった。 で、GW明けて今。 めちゃくちゃ暇である。何の依頼もない。 子どもも平和に学校に行ってくれている。 子どもがらみのイベントも月末の運動会まで、何もない。 しゅるるるる。 張り詰めていた「気」が、見る見るしぼんで インプットもアウトプットもやる気がなくなってしまった。 ついでにあっさり、風邪をひいた。 燃え尽

        • 私は「本を出したい」んだろうか

          先日、さとゆみさんの「本を出したい」を読んだ。 すごく実践的で、今すぐ動き出せるような、そんな本だった。 実際読んだ直後は自分がどんなコンテンツを発信できるのか、どんな形で本に書くネタをアウトプットしていけばいいのか、いろいろ考えて止まらなかった。 私はいわゆる「創作」的なものが苦手で、すでにある情報を調べて、集めて、まとめて、伝えるのが好きだ。 いいなって思う方法があればすぐ人に伝えるし、伝えるのがうまい自負がある。 だからきっと「本を出したい」で触れられたような実用書

        • 固定された記事

        寄り道しまくってここまで来ました

          自分が読みたい本を軽率に買うようになった理由

          最近、財布の紐がゆるい。 特に本だとがばがばである。子どもの本も自分の本もがんがん買っている。 そんな私だがかつては他の多くの「母」と同じように 自分のものを買うのに罪悪感があった。 本ももちろん同様で、絵本は変えても自分が読みたい本は図書館や中古で探すといった時期が数年続いた。 でも去年から。もっと正確に言えば去年の夏くらいから タガが外れたように、自分の本を買うことができるようになった。 理由はとても、くだらない。 自分が本屋に並ぶ雑誌の仕事をするようになったからで

          自分が読みたい本を軽率に買うようになった理由

          おかあさんが完璧じゃないから

          子どもが不意に3人そろって公園に行ってしまったので noteを書く時間ができた。 せっかくなので子どもを褒める記事を書こうと思う。 うちの子はみんな、正直普通だ。 (息子については知能は普通以下なわけだけどまあおいといて) 成績は中の中だし、運動もそこまでではない。通知表は全部「できる」。 でも、「どう育てたらそういう子どもになるの?」と羨ましがられることは 正直かなり多い。ママ友にも仕事の友達にもしょっちゅう言われる。 何でかと言うと、自立具合がかなり高いからである。

          おかあさんが完璧じゃないから

          「わたしの休み」が復活してきた

          子どもが生まれてからしばらくは、休みなんてなかった。 生産性のなさで言えば毎日休みみたいなもんだったが 労働環境という点でおけば母親という仕事はほとほとブラックだ。 子どもたちが幼稚園に入って「自分の時間」ができた。 母親という社会とのつながりのなさ、何も生み出していないという気持ちにとらわれていた私は、その「自分の時間」を「仕事の時間」にした。 フリーランスとして仕事をする時間は「お母さんお休みの時間」だから 正直あまり仕事をしてるという感じじゃない。充実していて楽しか

          「わたしの休み」が復活してきた

          あなたは傘をさせるだろうか

          今日は朝から割と強い雨が降っていた。 もう残り5回をきった息子の幼稚園バスへの送迎。 傘を開いてあげよう、と思って手が止まる。 あと二十日もしたら、この子は自分で一人で傘を使わなきゃいけないんだ。 「ここの出っ張ったところを押しながら上にぐーっとあげてごらん」 息子は一生懸命に傘を広げた。一人でできた。 「しめるときはどうするの?」 「また出っ張りを押すんだよ。」 「ふうん。これかな?」 傘がぱすんと音をたてて少し縮む。息子は嬉しそうだ。 もう1回息子はぐっと力を込めて上

          あなたは傘をさせるだろうか

          閉じ込められている家の鍵は手の中にあるのかも

          お義母さんがハマっていた新聞連載小説、黄色い家を呼んだ。 https://www.amazon.co.jp/%E9%BB%84%E8%89%B2%E3%81%84%E5%AE%B6-%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC-%E5%B7%9D%E4%B8%8A%E6%9C%AA%E6%98%A0%E5%AD%90/dp/4120056287 久々の長編小説で(産後初めての長さだったかもしれない)、しかもテーマがなかなかに重いので読み終われるか心配だったが、読

          閉じ込められている家の鍵は手の中にあるのかも

          スーパーマンじゃないおかあさんだから

          持病を持つ息子を生んで、一足先に退院したとき実母にこう言われた。 「困ったらいつでも言ってね。できることは何でもするし、できないことは何もやらないから。」 ふつう「できることは何でもする」で止めとくんじゃない?とも思ったが 母なりの気遣いだということはわかっていた。 親子って不思議なもので、お互いにお互いが幸せじゃないと幸せじゃない。 私は困ったときに母が助けてくれたとしても、それが母の幸せを犠牲にしたものだったとしたら私は100%幸せにはなれない。 母はそんな私の気持ちを

          スーパーマンじゃないおかあさんだから

          無意識下の統計としての「占い」に関する考察

          ここのところ、タロット占いにハマっている。 10人ほど占ったが割と当たる、らしい。 まあそうだろうな、と思う。 何故って私には昔から妙な予知能力があるのだ。 うわこいつスピかよ、って引き返そうとした人、待って待って。 こちとら科学を書くことを生業としているサイエンスライターです。 科学的に証明できない「予知」なんざ、私が誰より信じていない。 私の「予知」には多分、タネも仕掛けもあるのだ。 私は私の「予知」を無意識下の統計であると考えている。 私には相手の(あるいは自

          無意識下の統計としての「占い」に関する考察

          本物の活字中毒ってやつを教えてやるよ

          最近、ちょいちょいXで「本読まないと文章力が育たない」とか否とかいう議論を見かける。 私の意見としては 「まあたくさん読めば、ちったぁ上がるんじゃないの」というところだ。 そもそも本(それも小説!)で勉強しようとするのがあんまり好きじゃないので、こんな斜に構えた感じになる。 文章をたくさん読んだだけ、文章力は上がるだろう。 私の文章力も多分、たくさん文章に触れて自然と上がったものだ。 ただ、それはかなり効率の悪い手段だということは知っておいたほうがいいと思う。 少なくともラ

          本物の活字中毒ってやつを教えてやるよ

          占いに全力で止められたことはあるか

          占いって好きですか?私は好きです。 毎日の星座占いは欠かさず見てるし、Googleさんが他の占いのページを 「おまえ見たかったやろ?」と持ってくるくらいには 毎日何かしら、占いを見ています。 ただまあ、そんなどっぷり信じる方ではありません。 結局のところ、自分をどうにかするのは自分だと思っていて、 そのためのヒントくらいの位置づけでとらえています。 カウンセリングに近いかもしれない。 私自身、学生時代タロットをかじったことがあって、今仕事に大活躍してる「行間を読む力」と「も

          占いに全力で止められたことはあるか

          書きたいのは読みたいもの

          お腹に猫が居座ってしまったので久しぶりにnoteを書く。 最近、リライトの案件を受けて久々に他の人の文章に触れている。 まあリライトの予算がつく時点でお察しなんだけどひどいものだ。 ほぼ、参考にしたものの内容そのまま。 複数参考があるものなんかはツギハギで1文経たら矛盾してるなんてこともある。 ただ、文献は書籍も多いし、さすがにコピペではないみたい。見ながら写したといった感じだ。 だからこその大間違いもあったりするし。 これを書いた人がいくらでこの仕事を受けたのか、どれ

          書きたいのは読みたいもの

          死にかけたこと、ありますか?

          ライター界隈で、昨日くらい「健康は大事」系の投稿が盛り上がっていた。 フリーランスは働く時間が決まっていないが故に無理しすぎる人が多い。 みんな心当たりがあるから、あんなに盛り上がったんだろうと思う。 でもほんと、健康は大事だよ。 若いころの無理は10年以上経っても引きずる。 今日は私もそんな話をしてみようと思う。 ただ私の場合、若いころの無理は「働きすぎ」みたいな有意義なものでなく 完全な自暴自棄だった。 親は離婚しちゃうし、好きな男にはふられるし、先輩とウマ合わないし

          死にかけたこと、ありますか?

          理論武装は子どもの「さびしい」に勝てない

          息子が療育に通うようになって、息子と過ごす時間が減った。 療育は9時から16時までで、自宅まで迎えに来てくれるので送迎のドライブもない。 正直、めちゃくちゃ楽だ。仕事もしやすい。 息子にとっても良いことがたくさんある。 療育では毎日午前中公園に連れ出してくれる。 午後からは工作やクッキングなどいろんな経験をさせてくれる。 寒がりで外が嫌いで無精な私にはとても味あわせてあげられない1日だ。 私といる日の息子は、だらだら特撮見て、おしゃべりしたり、買い物にでかけるくらい。 仕事

          理論武装は子どもの「さびしい」に勝てない