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バレンタインに旦那と男女平等について議論した件
こんな記事を書くつもりはなかったのだが、
何故か世がバレンタイン٩( 'ω' )وチョコレート٩( 'ω' )وとやっているこの日に、
我々夫婦はFaceTimeで無駄に男女平等について良い議論をしてしまったので忘れぬうちに夜中のテンションで記録として残すことにした。
(※完全に感覚で書いている個人の見解なのでご了承を。)
きっかけは某woods会長発言に私が憤慨しているという話から、
代わりに旦那をサンドバックにびーびー言い始めたこと。
『そもそも女性登用推進と言っていること自体差別だ。女性だからではなく、能力を認めたから起用した、と言って欲しい!』
と主張したら、
『でも、それを今辞めたら女性辛くなると思うよ?』
と今まで穏やかに聞いていた旦那が考えを話し始めた。
要は、
今の中途半端な制度や受け入れ態勢があるようでないような世の中では、女性を優先的に採用、もしくはリーダーにさせるというaffirmative action(私も初耳ワードだったので解説下記参照)をつけなければ余計事態は悪化すると。
affirmative action 米
[positive discrimination 英]
弱者集団の不利な現状を、歴史的経緯や社会環境に鑑みた上で是正するための改善措置のこと。
出典: wikipedia
つまり、
今世の中的に何が起きているか、
(もちろん昨今家庭内サポートを男性側が積極的にしているのはわかった上で)、
便宜上極端に表現するとこうなる。
こういったパワープレイを女性側も企業側もしようとしているのだ。
これは、ただしんどいだけだ。たしかに。
そして、男諸君!家のこと頑張れ!協力しろ!というのは実はそれも今の環境ではパワープレイなわけで、
会社側や社会全体の雰囲気が変わらないと、どうにもこうにもならない。
では、どうすれば良いか、我々夫婦の結論。
1. 評価制度の見直し
友人から聞いた実例を使わせてもらうと、
例えば、1の時間働いている男性社員に対して、0.8の時間働いている産休育休後の時短女性社員に企業は同じ評価をしてくれるのか、
という議論。
時短というのは時間が短縮される、だけであって別にパフォーマンスを落としますよということではない。
a) 1の時間働く男性社員、50点のパフォーマンス→1×50=50
b) 0.8の時間働く女性社員、100点のパフォーマンス→0.8×100=80
上記の簡単な計算で分かるように、bの方が会社にプラスを生み出している。
ただ、現状おそらく日本企業の多くは、
上に業務の質ではなく量で測ると言う考えが根強く残っており、
0.8の時間しか働けない女性社員は0.8以上の仕事量を0.8の時間でこなす、
もしくは0.8の時間で何故か1.2の仕事をこなせることを見せつけなければ評価されないような、そんなシステムになってしまっているように感じる。
2. バックアップ人材
では、上記に対して、
時短勤務者が0.8やってる間に我々は1から1.2に業務量が増えてるのだから評価されても仕方ない、という反論もあると思う。
それは間違いない。
ただ、本来会社は1の時間に対して1.2アサインするのはおかしな話で、
足りないのであれば別でバックアップ人材を投入すべきなのではないか。
海外の働き方を見ていると、
働き方を一時的にフレキシブルにしなければならない人のために派遣の社員を投入しているというのはザラにある。
何が障害なのか、不勉強で分からないが、
こういうのが一般的になれば良いなと思ったりする。
3. 男性側の制度の実質上の活用
これはだいぶ進んできた感触はある
+言われ続けていることではあるが、
やはり、育休制度などあるものの、
男性は実際は使えない、もしくは申し訳程度に1週間とってみる的な企業がまだほとんどだと思う。
これが、完全に女性並みにとれるようになって、
かつ、とった男性が出世上不利になったり、白い目で見られなくなってから初めて、
本当の意味で家庭での役割を平等にすることが可能になるのではないだろうか。
...そんなこんなでまだ男女完全平等になるには、女性積極登用という補助輪をつけてもらわなければならない時代は続きそうで、
道のりは長そうだ。
_(:3 」∠)__(:3 」∠)__(:3 」∠)_
海外に送るの大変だし、ホワイトデーめんどくさいでしょ?という言い訳で
特にチョコレートも何も贈らず、
代わりに謎にwood会長の代わりに八つ当たりサンドバックにされ、
こんなガチガチ、バチバチな議論を
バレンタインデーにふっかけてくる嫁に対して、
あれ?小包はこれから届くのかなー?とかニコニコしながら冗談を言ってくる旦那。
こんな私と結婚してくれてありがとう。
ハッピーバレンタイン。
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