はてなマークをノートに落書き④

はてなブログを2年半近く、noteを半年近く、毎日更新し続けた私が両者を比較しながら感想を書いてみるシリーズ。本当にただの感想です。
毎日更新という観点からアクセス解析アクセス数の比較、以上のテーマでつらつら述べてきましたが、本日が最後。たぶん。
本日のテーマは、「読者の反応」。


読者の反応

まず、両者に共通することで、気になっていること。
…記事読んでないけど足跡残していく人、いるよね?

いや、そもそもちゃんと読んでもらうことなんて難しいのかもしれないが、そんなもんかもしれないが、正直あまり気持ちのいいものじゃなくない…?

noteのスキ、ツイッターのいいねにあたるのが、はてなブログで言うところのスター。noteとの大きな違いは、無限に付けられること。黄色のスター以外は有料で販売しているようですが、買ったことないです。お題に参加したりすると、黄色以外のスターが貰えることがあります。

無限につけられるので、同じ記事に何度もつけていく人もいます。はてなでも特定の記事をトップに固定できるのですが、だいたいそれに。絶対読んでない(笑)。
スターをもらったらつけ返しに行ってたんですけど、つけ返しに行かないと来なくなる、毎日のようにスターをつけに来るのに読者登録はしない、といった方も多く、スターくださる方のうち確実に読んでくれているであろう方と自分がホントに読んで面白かった方(たまたま見つけた方とか)以外にスターつけるのやめたら、元々少なかったスターが激減しました(笑)。

何故こうなるのかというと、要するに彼らの目的は、自分のブログへの導線なわけですね。スキとかスターとかもらったら普通は嬉しいので、その人のブログを見に行きますよね。それが目的。あわよくば広告をクリックして欲しいのです。
もちろん、本当に面白かったと思ってつけてってくださる方もいる。そういう方のブログは見に行ってみたら読み応えあったりするし、それで素敵なブログを見つけたこともあったので、スターをつけること自体はまったく悪いことじゃないんですよね。だから歯がゆい。

スターをスキに変えればnoteでもまったく同じことが言えますが、noteはまた別の問題があります。それについては後述します。

読者登録に関しても、たぶん一切読んでないんだけど読者を増やすためにとりあえず登録してるんだろうな、というケースは非常によく見られます。
スターにしても読者にしても、初期は気が付いていなかったので読者登録し返したりしてましたが、そうやって目にした色々な方のブログを読んでいくうちに、「どうもそういう手法がお金が欲しい人の間で伝授されているらしい」ということに気付きました。スターの数とかさ。気付いた時は、ガッカリしたなあ(泣)。

自分ももちろんいくつも読者登録はしてるんですけど、自分が読みたくて登録した人がほとんどですし、その方々は滅多に私のブログを登録し返したりはしません。私もそれが目的じゃないですし。
読者登録した人のブログは読んでるけど、スターは上記の通り交流がある人以外はほぼつけないですね。よっぽど面白かった時だけ。


一方のnoteですが、読者登録にあたるのがフォローですね。はてなは読者登録した方が登録を外すことが滅多にないのですが、noteは結構フォロワーが増減する印象。この辺もブログと言うよりツイッターに近いような感じがあります。私はブログとしてnoteを使ってるので。
ツイッターと同じで、フォローし返してもらうことが目的の人は成果が得られないと速攻外していく印象(笑)。あと色々、うにょうにょ。

はてなはわりと、はてなブログ内だけを検索するのがややこしいんですけど(私がよくわかってないだけかもしれないが…)note内での検索はパターンも様々に選べてわかりやすく、色々なnoteにたどり着きやすくていいなと思ってます。なので、それを利用して適当にスキつけてく人もいるんでしょうな。一見はてなより反応がいい気がしますが、実際のところはどうなのかとここで少し考えるわけです。
たとえば、全3回のシリーズなのに、2回目のビュー数だけ1回目と3回目の半分くらいしかなく、それなのに2回目だけスキしてる人が何人もいたとしたら、何故?とやはり思ってしまうわけですよ。2回目だけ面白かったよ、という方もいらっしゃるでしょうが、そもそも何故2回目だけ読んで「スキ」と言えるのか私にはよくわからんのだった…。そりゃまあ、自由ですけども。

スキをくださった方には気が向いたらつけ返しに行くのですけど、はてなでの長年の諸々があるため、あんまり積極的にはやってません。あ、この人ホントに読んでくれたんだな、ってわかる時はじっくり読んだりしてますが。

スキ返しをあまり積極的にはやらないnoteならではの理由が、「価格表示してあるnoteは読まない」ことにしてるから。気に入ったらお金払ってね、という気軽なスタンスの方も多いでしょうが、あ、有料なんだ、お金ないからすみません、と超絶貧乏な私はその時点でUターンしてしまいます。
価格表示してるのに、タダで読んでスキだけつけて行かれたら、たぶんムカつくんじゃないかな?金払う価値はないよ、って言われているようで。でもほとんどの記事に価格が表示されてたら、気軽なスキすら返せない…。それゆえに躊躇ってしまうのです。
たかが100円かもしれないけど、その100円があれば特売の玉子が買えて、何日か寿命が延びるの…。私、そんなギリギリの生活してるの…(泣)。お金欲しい気持ちはわかるけど、ごめんなさい私はたぶんもっと切実…(血へど)

noteは有料販売、はてなは広告収入、と形態が違うだけで、何とかして金を稼ごうと必死な人がいっぱいいるってことですね。稼ぎ方は色々だからそりゃかまわんのだが。でもあんまりこれやってると、少なくともはてなはおすすめ記事に選ばれなくなったりしてそう←あくまで私の想像です
はてなブログを書いてた人が、一時期次々とnoteへ移行してったことがあったんですけど(私の読んでいた範囲での話ですが)、noteの方がお金になると思ったのかな、という空気はちょっと感じてました。


ただ、この有料販売はnoteの大きなメリットでもありますね。私もたいへんありがたいことにサポート頂いたことが何度かあるのですが、文章が好きだからとか、応援したいとか言ってくださる方がいるなんて、本当に嬉しくて涙が出ます。しかもそのサポートのおかげで生活が助かったりもしている。命が救われた…(涙)。ただ「好きだ!大好きだ!」と叫んでるだけの生きるのが下手なダメ人間なのに、こんな私に寄り添ってくださって本当にありがとうございます(涙)。
歌を歌う以外は何もできないから道端で歌を歌っていたとして、これまではその道端に行かないと投げ銭できなかったけど、世界のどこにいてもどこかの道端にアクセスできてどこかの誰かに歌への感謝や応援の気持ちを言葉以外でも伝えられるって、画期的なシステムですよねえ。歌を歌う以外何もできない人たちには希望だよ。ただ、そういう使われ方はあまりされてないようだけど。

有料で販売してもいいような役に立つ内容が…、私の引き出しにあったっけ、と思うとなかなか踏み切れないのでやってないですけどね(汗)。あんまりおおっぴらに書きたくないことをひっそり書くために有料、というのはアリかもしれないが、それ下手するとヤバいことになりそうだしな…。てなわけで、もし気に入っていただけたなら応援もしてもらえたら泣いて喜ぶ、という受け身の姿勢でこれからもいようかと。えっとね、一応私、フリーランスなんですわ。貧民で不安定な暮らしを幼少期から送っていて、それが嫌で安定した生活を望んでたんだけど、結局流れ着いてきてしまったんですよおおおお(泣)


交流もnoteの方が気軽な気がしますね。私がはてなのコメントは承認制にしてたり、ほとんどブックマーク使ってなかったり(実は当分の間存在に気付いてすらいなかったという…←ゴミ…)することも影響しているかと思いますが、コメント頂きやすいしこちらもコメントしやすい。ツイッターも気軽だけど、ツイッターよりちょっと心の距離があるだけもしかしたらさらに気軽なのかもしれない。ただ、noteのアカウントがないとコメントつけられないのかなもしかして?私の場合ですが、はてなでコメントくださる方は検索経由の方がわりと多いのですよ。

あと、スキのリアクションが色々用意できるのもお気に入りです。半分くらいふざけたやつにしたいんですけど(笑)、「ああこのnote書いてる人はアホなんだな」って認識して下さってる方は適当にスルーしてくださるでしょうが、初めて来られた方にしてみれば「なんだこのクズ」なので踏み切れない←踏み切らなくていい

ホントにスキしてくださってたり、フォローして下さってる方の存在ももちろんしっかり感じてます。本当の本当にありがとうございます。皆様のおかげで続けられております…!


そうですねえ、今のところこんなところでしょうか。
個人的には、内容にもよるけれど、たくさんの人に読んでもらいたいならはてなブログかな、と思います。承認欲求というやつなのでしょうかね、いろいろな人のいろいろな声を聞くけど、内容によってはnoteにこだわらん方がいいかもしれんぞ、とちょっと思ってたりする。noteやはてな以外にも色々サービスはあるわけで。ただ、note同様すぐ結果なんて出ないだろうから、どっちにしろ急ぐと挫折しちゃうかもしれないが…。
でも、気軽な感じで仲間を作ったり、文章以外でも表現しやすかったり、純粋に才能や作品に対してファンが支援できて生活が助かることすらあるかもしれないという、非常に多様な可能性がnoteにはあるなと思います。まだ掴みきれてないけど、面白いですね。

あと、私の場合ははてなブログをずっと書き続けていたこともnoteを書く上で大きいだろうと思います。はてなで下地があったからこそnoteも続けられている気がしてます。
はてなで情熱を傾けた本気の記事を、noteはちょっと気軽に個人的な日記を、といった感じでざっくりと使い分けていますけど、後者の内容だけだと読んでくださる方はあまりいなくて当然かもしれない。フィギュアスケートのことを書くなら多分はてなの方がいいからな…。そこをあえてnoteで、というのもアリかもしれんが、今更はてなの記事を全部noteに移動させるのきっつい(笑)

そのうちはてなとnoteを交互に更新する形などに変えていこうと思うので、両者のメリットを追及しつつ、今後もいい形で更新できればいいな、と考えております。
ああ、もうちょっと財布に余裕があれば、イベントレポートとかめっちゃノリノリで書くんですがの…。はてなブログを読んでいただければわかりますが、実際に会場に足を運んで書いたアイスショーや試合の旅日記がそもそもの出発点なんですよ、ブログの。私、自分で納得しないと文章が書けないんです…。だから、ちゃんと自分の目や肌で感じてから書きたいんです。ううう、もっと濃いネタが書けるように頑張ります…。
ただ、私の場合わけのわからんネタが勝手に引き寄せられてくることも多いので(笑)「この人しょっちゅう闇落ちしてるけど(すみません…)基本的に人生がギャグなんだな、アホなんだな」と生ぬるーくこの「うさぎパイナップル・note分室」を楽しんでいただければ幸いでございます(笑)。

ではでは、また明日の記事でお会いしましょう。



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