うさぷ

アラフィフ会社員。チェロが趣味です。 ずっと飲み会メインのアマチュアオケ活動を続けてき…

うさぷ

アラフィフ会社員。チェロが趣味です。 ずっと飲み会メインのアマチュアオケ活動を続けてきましたが、コロナ禍がきっかけで楽器練習のスイッチが入り、レッスンにも通い出しました。どんな気持ちで過ごしていたか記録の意味を込めて綴っています。

最近の記事

チェロレッスン〜先生の音から学ぶ

あっという間に10月のチェロレッスン。私は月に1回くらいのペースなのになんか頻繁に行っている気持ちになります。 年をとって本当に飛ぶように日々が過ぎていく。もうあっという間に年末ですね。 さてさて、新しい曲(譜読みレベル)を2曲引っさげレッスンに行ってきました。シュレーダーの46番とコル・ニドライ。気持ちで弾くぞ!と意気込みはありましたが、結局あまりにボロボロでそれどころではなかったです(泣) シュレーダー46番は一人二重奏曲。重音のエチュード。結局ここで7割くらいの時間

    • 気持ちを乗せてチェロを弾く

      今さらですが、音楽は思いを表現する手段(ツール)であることを改めて感じています。プロもアマチュアも関係なく、音楽に気持ちを乗せて思いを伝えて、それが伝わるとうれしい。 これまでずっとオケやアンサンブルでチェロを弾いてきて、集団芸で表現したり思いを乗せることをやってきたつもりです。今でもみんなで曲を練習し、形にして、お客さんに届けるまでの過程が大好きです。 そこに個人レッスンが加わることになり、ここ1年は一人でチェロの曲を弾く時間が格段に増えました。 レッスンではバッハの無伴

      • たくさんの譜読みをかかえる2024秋

        ブルックナーの本番が終わったと同時に新しい曲がたくさん動き出しました。 まず所属する弦楽アンサンブルの次回本番に向けての練習がいよいよスタート。メインはショスタコーヴィチのカルテットです。それを弦楽合奏でやります。今回はミニコンサートの規模なのですがショスタコ笑 チェロのトップのお兄さんが今回も乗れないので私がトップです。本当にさらわないとまずい。全く譜読みもできていない。せめて指揮の先生にブチギレられない程度にはなんとかせねば。あと3日で。。 ですが、実は私の目下急浮上の

        • 本番の振り返り〜響く場所で弾くこと

          オケの本番が終わりました! 本当にブルックナーはハードな曲だった。。団友みたいな位置づけで参加したのですが、もっともっと練習しないとダメでしたね。最後まで譜面から目を離せなかったことが反省です。それなのにあちこちミスってごめんなさい・・・ でも、15年ぶりくらいの大ホールの演奏は気持ちよかった!(いつもの弦楽アンサンブルは小~中規模ホールなので) ホールも新しくてきれいでよく響いていました。 なにより派手な曲はお客さんうけがいいですね^^ オケの練習場は公共施設が多いです

        チェロレッスン〜先生の音から学ぶ

          本番目前のアマオケの雰囲気が好き

          チェロで乗るアマチュアオーケストラの本番がもう目前。 先週一週間、仕事から帰ったあと毎日1時間オケの曲を練習しました。メトロノームをかけて徹底的に。 永遠に続く臨時記号だらけの16部音符をメトロノームで練習していると、気分はすっかりエチュードでした。 練習して弾けるようになったかと言うと、正直まだまだごまかしている所が多いのですが、音を覚えられたし何より合奏の時に余裕ができました。やっぱり弾けるようにならないと楽しくないですね! ここまでくると、これまでは速くて弾けない所ばか

          本番目前のアマオケの雰囲気が好き

          本番近くなってようやく本腰が入ってくる

          チェロでアマチュアオケの本番に乗ります。 気づけば本番まであと2週間。 速くて16分音符で上がり下がりが続く激ムズポイントが何箇所もある(しつこいほど笑)ブルックナーが特に大変です。 noteでも何度も書いてるし先生方にも毎回言われる 「全部弾こうとしないで大事な音をつかみなさい」 「金管が四分音符で吹いてくれているのだからそこに乗りなさい」 「一生懸命やりすぎて周りが見えなくなってる」 おっしゃることは十分理解しているのですが、ここが本当に難しい。 自分の性格なんでしょうね

          本番近くなってようやく本腰が入ってくる

          反省すること多々だった合奏

          オケの本番まで数週間となり、通して練習することが増えてきました。 個人的にまだ弾けない箇所が多々あり、もうあきらめたい、、と弱気になりながらもなんとか練習に行ってます。こんな状態なので先日の合奏では自分の視野の狭さ、耳の使えてなさに反省することばかりでした。 反省点は大きく二つ。 一つはよく指摘されるチェロバス走る問題。 いつまでたってもやってしまう。特に譜読みが難しい刻みで譜面に夢中になり、指揮者を見てない、周りを聞いてない。何年も合奏で弾いているのに、何度も怒られ続ける

          反省すること多々だった合奏

          ブルックナーのレッスン

          来月ブルックナーのシンフォニーに乗ります。 人生初ブルックナー。聴いたことも弾いたこともなく、後ろの方で適当に、、とはいかないので練習するのですが、難しすぎる。 ブルックナーにとって弦楽器はアルペジオと音階で効果音?を作るパートなんでしょうね。臨時記号の嵐、法則性のない動きの数々。譜面が真っ黒。チェロにメロディーほぼなし。 このオケはアマチュアですがプロの先生がトレーナーとして弦各パートにいる贅沢なオケです。本番も一緒に弾いていただいています。 コンマスもプロの先生なのです

          ブルックナーのレッスン

          キョショーたちの演奏に惑わされる件〜アマチュアチェロ弾きの言い訳

          スマホ1台でいつでも世界中のプロの演奏にアクセスできるようになった今、聴きすぎて惑わされることが多いです。 と書くとお前は何様かよって感じですね。 これは、あぁかっこいい演奏!こんなふうに弾きたい!などとすぐに影響されて、真似して弾いてどんどん崩れていくという私の勝手な現象のことです。もちろんキョショーたちにはなんの罪もありません。ただの自爆です。 特にバッハの無伴奏は皆さん自由に弾いていて、ボウイングはもちろんテンポもアーティキュレーションも様々。それがつまり表現であり

          キョショーたちの演奏に惑わされる件〜アマチュアチェロ弾きの言い訳

          1プルトで弾くこと 後ろのプルトで弾くこと

          在籍している弦楽合奏でチェロを弾いていますが、私はここ数年なんとなく1プル裏が定位置になっていました。トップじゃないからプレッシャーもない、けど指揮者も近くて弾きやすい最高な場所(笑) トップは設立時から固定の上手で頼もしいお兄さん。安心・安定のチェロパートでした。 しかーし昨年、そんなのんきな日々が諸事情で突如終わり、暫定的にトップに座ることに。 私のプレッシャーは半端なく、視野もめちゃ狭いし、超必死です。とにかく音をださなきゃ、弾けるようにならなきゃ、指示をメモしなきゃ

          1プルトで弾くこと 後ろのプルトで弾くこと

          チェロレッスン 課題いろいろ

          先日のチェロレッスンは改めて取り組むテーマを提示してもらった回でした。 一つは音階。レッスンの冒頭はいつも音階からですが、特に調の指定はなく「好きな音階をどうぞ」と始まるのでいつもCdurを弾いてました。臨時記号もないし、何より4オクターブに一番低い音域で到達するので。。 まぁ何回やっても合格点はもらえないのですが、あまりにCdurしか弾かないのである時突っ込まれました。 「他の調は弾かないの?」 「いやー、他の調は無視してます。えへへ」←笑ってごまかす 「無視?音階の本持

          チェロレッスン 課題いろいろ

          腹落ち後の罠〜録音しよう

          チェロのレッスンでバッハ無伴奏1番を順番に教わっているのですが、目下クーラントで足踏みしています。 私の中では1番ではプレリュードの次に好きな曲。なんとかして自分のものにしたいのですが、難しいですね。聴いていると、あぁ軽やかで心地の良いリズムでいい曲だな〜って思うのですが、弾いていると「何じゃこのボウイングは?!」「左手と右手がかみあわん!」みたいな気持ちになって、軽やかさからはるかに遠ざかってしまいます。 前回腹落ちと書きましたが、その先に罠があるんだなと今回気づきました

          腹落ち後の罠〜録音しよう

          曲が腹落ちする感じ〜チェロを弾きながら思うこと

          エチュードでもソロ曲でもパート譜でも、練習量が一定を超えると、曲を自分でコントロール?できるような気持ちになります。なんだろう、腹落ちみたいな感覚でしょうか。 要するに譜読みが終わって、曲の全体像がつかめて、さらに曲に慣れてきたということで、弾けてなくても冷静にできない箇所を把握できている状態というか。ここまで来ると練習が楽しくなってきますね。余裕が出てきて、こう弾きたいとか欲がでてきますし。 このサイクルをもっと早く回せればたくさんの曲を弾けるようになれるのになって思うけれ

          曲が腹落ちする感じ〜チェロを弾きながら思うこと

          チェロでメロディーをちゃんと歌えるようになりたい

          チェロでメロディックな表現をしたいのですが、苦手です。気持ちもイメージもあるものの、楽器を構えるとダメです。ビブラートもちゃんとかからないし、右手もアンコントロール。 オケや合奏で弾いている時は集団なので、みんなできれいに弾ければ楽しいし満足なのですが、それは自分を棚に上げてパートの皆さんに乗っかっているだけで。。もちろんパートとして完成することを目標にしているので問題ないのですが。 今、バッハ無伴奏の1番をレッスンで順番に教わっていますが、瞬発芸的なクーラントよりもサラバ

          チェロでメロディーをちゃんと歌えるようになりたい

          アンサンブルで遊ぶ〜トリオとかカルテットとか

          大学の友人たちとタイミング(バイオリズム?)が合って、最近不定期にアンサンブルで遊んでます。 バイオリンとピアノとチェロなので、メンデルスゾーンやシューベルトのピアノトリオをつまみ食いしてます。オーボエの友人が入る時はマルティヌーのカルテットも! 特に本番はなく、お互いのレベルも分かった上での遊び、、とは言えさらわないと曲にならないので合わせる日が近づくと必死に練習&youtubeを聞きまくることに。そして毎度難しさに打ちのめされる。。譜面をみてるのか曲の耳コピなのか、自分で

          アンサンブルで遊ぶ〜トリオとかカルテットとか

          基本の大切さに向き合う

          レッスンに行くとたくさんの指摘をもらうわけですが、改めて感じることは、ちゃんと基本通り弾くことの大切さ(というか永遠のテーマ)。 高校までピアノを習っていたので、「楽器のレッスン」という習慣はありました。なので大学でチェロを始めたときもレッスンに通いました。 が、就職とともにレッスンはフェードアウトし、そこからはオケ活動のみ。なんならそれすらも練習に行けず細い糸。 そんなこんなで、結局自己流チェロになり、あぁハイポジ無理だなぁ、ビブラート苦手だな、と思いつつやり過ごす四半世紀

          基本の大切さに向き合う