うさぷ

アラフィフ会社員。チェロが趣味です。 ずっと飲み会メインのアマチュア活動を続けてきまし…

うさぷ

アラフィフ会社員。チェロが趣味です。 ずっと飲み会メインのアマチュア活動を続けてきましたが、コロナ禍がきっかけで楽器練習のスイッチが入り、レッスンにも通い出しました。どんな気持ちで過ごしていたか記録の意味を込めて綴っています。 いつか無伴奏を全曲制覇したい。

最近の記事

反省すること多々だった合奏

オケの本番まで数週間となり、通して練習することが増えてきました。 個人的にまだ弾けない箇所が多々あり、もうあきらめたい、、と弱気になりながらもなんとか練習に行ってます。こんな状態なので先日の合奏では自分の視野の狭さ、耳の使えてなさに反省することばかりでした。 反省点は大きく二つ。 一つはよく指摘されるチェロバス走る問題。 いつまでたってもやってしまう。特に譜読みが難しい刻みで譜面に夢中になり、指揮者を見てない、周りを聞いてない。何年も合奏で弾いているのに、何度も怒られ続ける

    • ブルックナーのレッスン

      来月ブルックナーのシンフォニーに乗ります。 人生初ブルックナー。聴いたことも弾いたこともなく、後ろの方で適当に、、とはいかないので練習するのですが、難しすぎる。 ブルックナーにとって弦楽器はアルペジオと音階で効果音?を作るパートなんでしょうね。臨時記号の嵐、法則性のない動きの数々。譜面が真っ黒。チェロにメロディーほぼなし。 このオケはアマチュアですがプロの先生がトレーナーとして弦各パートにいる贅沢なオケです。本番も一緒に弾いていただいています。 コンマスもプロの先生なのです

      • キョショーたちの演奏に惑わされる件〜アマチュアチェロ弾きの言い訳

        スマホ1台でいつでも世界中のプロの演奏にアクセスできるようになった今、聴きすぎて惑わされることが多いです。 と書くとお前は何様かよって感じですね。 これは、あぁかっこいい演奏!こんなふうに弾きたい!などとすぐに影響されて、真似して弾いてどんどん崩れていくという私の勝手な現象のことです。もちろんキョショーたちにはなんの罪もありません。ただの自爆です。 特にバッハの無伴奏は皆さん自由に弾いていて、ボウイングはもちろんテンポもアーティキュレーションも様々。それがつまり表現であり

        • 1プルトで弾くこと 後ろのプルトで弾くこと

          在籍している弦楽合奏でチェロを弾いていますが、私はここ数年なんとなく1プル裏が定位置になっていました。トップじゃないからプレッシャーもない、けど指揮者も近くて弾きやすい最高な場所(笑) トップは設立時から固定の上手で頼もしいお兄さん。安心・安定のチェロパートでした。 しかーし昨年、そんなのんきな日々が諸事情で突如終わり、暫定的にトップに座ることに。 私のプレッシャーは半端なく、視野もめちゃ狭いし、超必死です。とにかく音をださなきゃ、弾けるようにならなきゃ、指示をメモしなきゃ

        反省すること多々だった合奏

          チェロレッスン 課題いろいろ

          先日のチェロレッスンは改めて取り組むテーマを提示してもらった回でした。 一つは音階。レッスンの冒頭はいつも音階からですが、特に調の指定はなく「好きな音階をどうぞ」と始まるのでいつもCdurを弾いてました。臨時記号もないし、何より4オクターブに一番低い音域で到達するので。。 まぁ何回やっても合格点はもらえないのですが、あまりにCdurしか弾かないのである時突っ込まれました。 「他の調は弾かないの?」 「いやー、他の調は無視してます。えへへ」←笑ってごまかす 「無視?音階の本持

          チェロレッスン 課題いろいろ

          腹落ち後の罠〜録音しよう

          チェロのレッスンでバッハ無伴奏1番を順番に教わっているのですが、目下クーラントで足踏みしています。 私の中では1番ではプレリュードの次に好きな曲。なんとかして自分のものにしたいのですが、難しいですね。聴いていると、あぁ軽やかで心地の良いリズムでいい曲だな〜って思うのですが、弾いていると「何じゃこのボウイングは?!」「左手と右手がかみあわん!」みたいな気持ちになって、軽やかさからはるかに遠ざかってしまいます。 前回腹落ちと書きましたが、その先に罠があるんだなと今回気づきました

          腹落ち後の罠〜録音しよう

          曲が腹落ちする感じ〜チェロを弾きながら思うこと

          エチュードでもソロ曲でもパート譜でも、練習量が一定を超えると、曲を自分でコントロール?できるような気持ちになります。なんだろう、腹落ちみたいな感覚でしょうか。 要するに譜読みが終わって、曲の全体像がつかめて、さらに曲に慣れてきたということで、弾けてなくても冷静にできない箇所を把握できている状態というか。ここまで来ると練習が楽しくなってきますね。余裕が出てきて、こう弾きたいとか欲がでてきますし。 このサイクルをもっと早く回せればたくさんの曲を弾けるようになれるのになって思うけれ

          曲が腹落ちする感じ〜チェロを弾きながら思うこと

          チェロでメロディーをちゃんと歌えるようになりたい

          チェロでメロディックな表現をしたいのですが、苦手です。気持ちもイメージもあるものの、楽器を構えるとダメです。ビブラートもちゃんとかからないし、右手もアンコントロール。 オケや合奏で弾いている時は集団なので、みんなできれいに弾ければ楽しいし満足なのですが、それは自分を棚に上げてパートの皆さんに乗っかっているだけで。。もちろんパートとして完成することを目標にしているので問題ないのですが。 今、バッハ無伴奏の1番をレッスンで順番に教わっていますが、瞬発芸的なクーラントよりもサラバ

          チェロでメロディーをちゃんと歌えるようになりたい

          アンサンブルで遊ぶ〜トリオとかカルテットとか

          大学の友人たちとタイミング(バイオリズム?)が合って、最近不定期にアンサンブルで遊んでます。 バイオリンとピアノとチェロなので、メンデルスゾーンやシューベルトのピアノトリオをつまみ食いしてます。オーボエの友人が入る時はマルティヌーのカルテットも! 特に本番はなく、お互いのレベルも分かった上での遊び、、とは言えさらわないと曲にならないので合わせる日が近づくと必死に練習&youtubeを聞きまくることに。そして毎度難しさに打ちのめされる。。譜面をみてるのか曲の耳コピなのか、自分で

          アンサンブルで遊ぶ〜トリオとかカルテットとか

          基本の大切さに向き合う

          レッスンに行くとたくさんの指摘をもらうわけですが、改めて感じることは、ちゃんと基本通り弾くことの大切さ(というか永遠のテーマ)。 高校までピアノを習っていたので、「楽器のレッスン」という習慣はありました。なので大学でチェロを始めたときもレッスンに通いました。 が、就職とともにレッスンはフェードアウトし、そこからはオケ活動のみ。なんならそれすらも練習に行けず細い糸。 そんなこんなで、結局自己流チェロになり、あぁハイポジ無理だなぁ、ビブラート苦手だな、と思いつつやり過ごす四半世紀

          基本の大切さに向き合う

          チェロとわたし②リスキリング?

          バッハの無伴奏は色々な方のブログを拝見すると、チェロを始めて1年くらいでチャレンジする方もいるのですね! 私は時間だけで言えば四半世紀も経ってからようやくの着手でした。譜面は昔から持っているのに。 少し弾いてみた感想は無伴奏はちょっとやそっとの気まぐれでは歯が立たないということ。もちろん譜面通りの音を出すだけならできるけれど、理想のイメージと自分の演奏との乖離に耐えられず。。全然曲にならないのはなぜ?? ここで、また心が折れかけるのですが、これをきっかけに、無伴奏を死ぬまで

          チェロとわたし②リスキリング?

          チェロとわたし①

          コロナ禍で色々制限されてた頃、Netflixもyoutubeもオンライン飲み会も飽きてきて、さて家の中で何ができるかなと思った時に目があったのが部屋の隅にいたチェロ。 そうだった、私にはチェロという趣味があったではないか!と楽器を出して弾きはじめたときにふと気づいてしまいました。 「あれ?もしかして一人で弾ける曲がないかも?」 私は大学のオーケストラでチェロを始めました。ご多分に漏れず夢中になり、音楽三昧の濃密で幸せな4年間でした。 卒業後はこれもあるあるで、先輩たちがやっ

          チェロとわたし①