チェロレッスン 課題いろいろ
先日のチェロレッスンは改めて取り組むテーマを提示してもらった回でした。
一つは音階。レッスンの冒頭はいつも音階からですが、特に調の指定はなく「好きな音階をどうぞ」と始まるのでいつもCdurを弾いてました。臨時記号もないし、何より4オクターブに一番低い音域で到達するので。。
まぁ何回やっても合格点はもらえないのですが、あまりにCdurしか弾かないのである時突っ込まれました。
「他の調は弾かないの?」
「いやー、他の調は無視してます。えへへ」←笑ってごまかす
「無視?音階の本持ってないの?」
「・・・」
ということで、Loebの音階の本を買い、取り組み始めることになりました。
指板がなくなった場所の音ってどう出すの?みたいなことや、重音の音階をやることで左手の感覚が身につくからいいよ、とアドバイスをもらいつつ、新しい山に登り始めます!
先生曰く、学生時代は毎月調を決めて毎日音階を弾いていたそうです。「12あるから2年かかるんだよねー」とさらっと言っていましたが、そうだよね、プロはみんな当たり前にずっと練習してるんだよね、と改めて思いました。レッスンで「今日はスケール合格点もらうぞー」なんて考えるアマチュアの浅はかさよ。
もう一つは音をパーンと倍音を鳴らして弾くこと。
チェロは弓を弦に置いてから弾くこともたくさんありますが(むしろちゃんと置いてから弾きなさいと注意されることの方が多い)、そうせずに最初からはっきり音を鳴らす弾き方を教わりました。弓を上から落とすイメージでそのまま横に弾く。残念ながらいまだ自分のものにはなっていません。しばらく試行錯誤です。
相変わらずずっと取り組み中のクーラントで、出だしのアウフタクトの次の八分音符のGでこの弾き方ができるように、という課題です。
これができるようになるとソロの曲ではっきり聴かせることができるようになるし、オケの曲でも使えていいですよ、と先生。
チェロの先生も合奏の先生も、本当にたくさんの技術を惜しみなく教えてくださいます。裏を返せば妥協してくれない厳しさも感じますが(笑)、私は課題や目標があると燃えるタイプなので、食らいついて頑張ろうと思います😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?