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基本の大切さに向き合う

レッスンに行くとたくさんの指摘をもらうわけですが、改めて感じることは、ちゃんと基本通り弾くことの大切さ(というか永遠のテーマ)。
高校までピアノを習っていたので、「楽器のレッスン」という習慣はありました。なので大学でチェロを始めたときもレッスンに通いました。
が、就職とともにレッスンはフェードアウトし、そこからはオケ活動のみ。なんならそれすらも練習に行けず細い糸。
そんなこんなで、結局自己流チェロになり、あぁハイポジ無理だなぁ、ビブラート苦手だな、と思いつつやり過ごす四半世紀。オケの曲を弾く時はそれどころじゃないことが多く、基本に気をつけて練習すること自体を忘れていました。

そして今再びレッスンに行くようにったわけですが、学生時代のレッスンと同じことを毎回指摘されます。
弓の角度、右手の手首、左手の形、左手の親指の位置etc
もちろん、音程も。レッスン冒頭で弾く音階がうまく行った試しがない。。
大学の時と今は違う先生に習っていますが、レッスンで言われることは同じ。基本がどれだけ大切かを思い知らされています。

レッスンではシュレーダーの中の親指の練習曲を順番にやっていて気が狂いそうになります(あれ修行ですよねー)。でもふと何かの曲をさらった時に親指ポジションに抵抗がなくなっている自分を発見する時があり、エチュードの意味を今更ながら体感しています。

自分の悪い癖はなかなか直らなくて、それに向き合うのは辛いのですが、でももう一度チェロに取り組んでる時間が今は何より愛おしいです。

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