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挑戦と成長

やらないことを、やるのは誰でも腰が重い。

やり慣れないことに飛び込むのは、勇気がいる。

でも、変わろうというその一歩で世界は大きく変わると、最近感じるできごとがあった。

私は怒りとか、モヤッとを人(相手)にぶつけることが得意ではない。

これを相手にぶつけてどうなるんだ。自分ははたしてスッキリする? 下手に言って、相手も自分もモヤモヤ。最悪、関係が悪化して、後悔だけして終わるんじゃないの? 言ってもしかたない。やめておこう。

ずっとずっと気になってモヤモヤしているのに、結局言うことを諦める。そして、逃げちゃう。相手にもう会いたくないと言って、相手と会わなくて済む方法を、頭を絞れる限り搾って逃げる。関係を自分から断ち切る。問題をなかったことにしてしまう。悩むのをやめるのだ。

人と生きていれば、すれ違いやモヤッとはたくさんある。

私は、人との付き合い方が分からなくて、下手くそで、気づけば逃げるのだけは上手になっていた。

ついでに、自分の世界を閉ざすことも、独りよがりの自分に慣れてしまうことも、上手になった。

「成長していないよね」

と、ある人に言われた。

「嫌なことがあると、あなたは理由を色々見つけてくる。その理由はもっともで、一部はその通りだし、関係を終わらせるのは、問題解決のひとつの手段ではあるけど、あなた自身はずっと変わらないね」

やりなれないことは怖い。人とぶつかることも、人とぎくしゃくしながらでも、関係を続けていくことも。

この間は、支援員さんの書いた文章が、モヤモヤの種になった。

この文章はどういう意味なんだろう? なんか勘違いされてる? 私がなにか勘違いさせるようなことを言って、支援員さんが勘違いしているのか、私がこの文章を読み違えているのか。

どちらにせよ、私はこのままじゃ納得できない。

職場の所長も共有する文章だったから、私だけモヤモヤすればいいだけの内容ではなかった。

どうしよう。どうしよう。

考えて、恐る恐るまずメールを送った。

それから返事を待った。でも、4日経っても支援員さんから返事がない。5日目、追加のメールを送るかどうしようかと、また一日中モヤモヤ考える。

今までの私だったら、この支援員さんとの繋がりを、間違いなく切ろうとしていたと思う。支援はもういりません。と強情をはって、支援員さんの話も聞かず、もうあなたは信用できませんの一点張りで、突っ走っていたと思う。

だって、私はメールを1回した。私からのアクションはもうした。それに答えないのは相手の方。だから非は相手にある。その返事すらしないような、信用ならない人は、もういいです。私には必要ありません。

そんな感じ。

でも、今はそうはいかない。そうしたらいけない。

支援員さんと今縁が切れたら、きっと仕事も投げ出したくなる。そんなことはしたくない。

悩みに悩んだ後、支援員さんに追加のメールではなくて、電話をすることにした。

怖かった。うまく伝えられない不安の方が大きくて、電話に出てくれない方がいいなと、やっていることと真逆のことを思いながら電話をした。

最初に電話に出たのは、私の担当をしてくれているその支援員さんだった。

ほっとするような、崖から突き落とされたような気分だった。これでもう、あとには引けないぞ。

結論としては、メールの返事は慎重に書こうとして遅れていただけ。私のモヤッとした文章も、お互いの勘違いではなくて、そもそもの指している内容が違い、私も納得のいくものだった。

こんなことなのだ。

追加のメールを悶々と悩み、電話を口から心臓が飛び出でるかと思いながらかけたけど、そんなものなのだ。

頭の霧が晴れたような気がした。

私、成長できたでしょうか。変われたでしょうか。

世界は思っていたよりも、柔軟で、優しかった。

逃げずに、挑戦してみました。

【今日の英作文】
「「いいかげんにして」と人に言ったことはありませんが、自分の行動には思うことはあります。特に、必要以上に自己卑下したときに。」

"I have never said to anyone 'give me a break', but I often say to me. Especially when I put myself down way too much."

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