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白黒思考

休職に至った理由を日々考えている。

反省は止めようと思うけど、自分の中で区切りをつけるために書いている。

端的に言うと、

「思考に柔軟性がなくて、パンクしたから」

その状態は、心理学的には「認知の歪み」(認知行動療法)という言葉があり、その中の分類のひとつ、白黒思考というものにあたる。

白黒思考とは、簡単に言うと、正解か不正解か。好きか好かれているか、嫌いか。と言った具合に、白黒を常につけたがる思考の癖のこと。あくまで癖だ。

100%じゃなきゃ即死。曖昧が苦手。完璧じゃないと不安が大きい。感情の波も大きい。

「正しい答え」を探しがち。人にも求めがち。安定した答えや何かがないと不安で、極端にはっきりさせることを求めがち。

主治医は「思考の柔軟性のなさ」と言ったけど、それはこの「白黒思考」のことだ。

この動画を参考にさせていただいた。

思考に柔軟性がない、白黒思考の状態だと苦しい。

実際、確実なものなどない世の中で、私は確実で安定した答えを求めすぎた。

その場その場をなんとかできれば、それでよし。

という考え方が薄い私には、その日暮らしのような業務の仕方が、許せず、耐えられなかった。

会社の、上の人のやり方がどうであっても、上手くやれる余地はあった。というか、適応してやれたらよかった。

硬直した考え方(こうであるべき、こうでなくてはおかしい)で、物事を見るし、行動するから、齟齬が出た時混乱して、破綻する。

破綻した。パンクした。

この思考の癖を改善するには、こういう思い込みとは「違う」光景を、経験していくこと。

白黒つけられないできごとがあることに、気づくこと。

そんなに、白黒つけなくても、不安に思わなくても、なんとかなるよと思う経験を積むこと。

白でも黒でもどっちでも大した違いはない。どっちでもいい。そういうこともある。と思うこと。

曖昧を許す。

休職してからの日々、こんな感じで色々考えている。

だから、決してこの休職は無駄ではないと思う。思いたい。

また強くなって、少しでも自分の柔軟性のなさを自覚できることで、復職した時、また新しい一歩を踏み出して行けたらいいなと思う。

でも、正直なところ、自分の白黒思考や柔軟性のなさを自覚する度に、こんなでいいはずがない、だめすぎだ、心が折れそうと思う。

それもまた、「そういうこともある」と思って、白黒つけないように考えるのがいいのだけど、染み付いてしまった考え方だから、うまくいかない。

どこまで行っても、どこにも行けないみたいな気がしてくる。ハムスターの運動器具みたいな。

走ってる(考える)意味あるのかな。

あるけど、ない。

ないけど、ある。

途中で疲れて、考えごとから退場という日もある。

それもそれでよき。

それもそれで、よき。

【今日の英作文】
ショッキングなことがある度に転んでいては、身が持たない。
If every time I have a shocking experience I fall over, I wouldn't be alive.

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