口癖

ゆっくりやりましょう。

後輩さんによくかける言葉。

元々は、自分に唱え続けてきた言葉。口癖。

焦らず、慌てず、ゆっくりどうぞ。

筋トレ動画の人が、フォームローラーを使う際に言っていた言葉で、真似をしていただけなのだが、今では関係なく、仕事中、家事中の私の口癖になっている。

後輩さんの本当のところはどうか知らないけど、私自身は何事も慌てがち。

お客さんが並んだり、上手にやらなきゃ、速くやらなきゃ、もっともっと……って。

でも焦っても仕方がないことの方が、世の中多い。

お客さんがどんなに並んでも、その先に味噌汁機械があったり、お客さんがお好みでかけるドレッシングやソースがあったり、決済機械があったり、セルフのご飯つけがあったり。

どんなに急いで料理を提供カウンターに持っていっても、そのせいで渋滞してしまって、かえってよくないこともある。

包丁を使う提供メニューでは、焦ると怪我をすることもある。

焦ると転ぶことも。

幸い、怪我をしたこともないし、転んだこともないけど、味噌汁をひっくり返す、小鉢をひっくり返すなんてことは日常茶飯事だった。

慌てすぎだ。

焦らず、慌てず、ゆっくりどうぞ。

「焦らなくてもいい」

とは。よく前の前の所長にも、先輩パートさんにも言われている（いた）けど、

「ゆっくりやりましょう」は、私オリジナル。

焦っても、慌てても、気持ちがざわつくだけで、いつもできることもできなくなるだけ。変な失敗や、どんよりミスをするだけ。

焦らず、慌てず。

○○しないで

よりも、

ゆっくりどうぞ

の方が、私は好きだなと思って、後輩さんには、「ゆっくりやりましょう」と言っている。

焦らず、平常心で。

平らな心で。

まあ、ゆっくりやりましょう。

そのうち、そのうち。

焦りそうな時、慌てそうな時、「ゆっくりやりましょう」と唱える。

きっとできるから。

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山根あきらさんのお題企画「気になる口癖」に参加しました。

【今日の英作文】
自己中心的で、ナルシストな人は本当は寂しい人。
Those who are self-centered and narcissistic are real lonesome people.

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