透明な
ここ数年か、もう5年、6年になるかもしれないけど、何かよいもの、素敵なものに、「透明な」という形容詞が着くことが増えたなと思う。
透明な歌声
透明感のある存在
透明感のある肌
(俳優さんの)透明感がすごい
などなど。
でも、透明感って何。
激おこプンプン丸が現れた辺りから、現代用語についていけてない気がする。
透明とは、透けている。曇りのない。濁りのない。というような意味だと思う。推測するに。
透明な歌声というと、私はすぐウィーン少年合唱団みたいな声を思い浮かべるけど、そうではないらしい。
初めて「透明な歌声」という表現に出会った歌手は、Uruさん。
うーーん。。。
Uruさんの声は、優しくて、暖かみがあり、歌い方や表現の方法によっては、ウィスパーボイスに近い時もある。
透明な歌声。それはUruさん的に、褒め言葉なんだろうか。
かすれて聞こえません。囁くような歌声が、透き通って、なくなりました。。。?
考えれば考えるほど、透明な歌声がよく分からない。
この間、「透明な歌声」の表現を見つけたのは、YOASOBIのikuraさん。
うーーん。。。
高音域の部分も、ふわーと逃げることなく、うたい上げる、芯のある強い声が特徴。でも、透明なの?
透明感のある肌も、透明になったら怖いがな!と思うけど、堂々と(割と長年)キャッチコピーになっている。
透明感のある存在も、透明感のある役者さんも、透明感がすごいとは、なにがどうすごいのか。透明人間になっちゃったの?!
ああ、私は古いなぁと思う。その言葉の感覚がよく分からなくて、一瞬褒め言葉なのか、ディスっているのか、悩む。
えぐい。も、そう。えげつないとかも。
エモいはなんとなく分かるような、気がして、も、分からないような気もする。
言葉は生き物だなと思うと同時に、生き物なんだから、成長や発展を常にしていくわけで、その成長をつぶさに見ていくわけでもない私が、途中で分からなくなってもしかたないか。とも思う。諦めたくはないけど。
とりあえず、透明とは褒め言葉で、いいことらしいという認識でいる。
しかし、透明な存在感って、本当に褒めてるの?そこにいないってことじゃないの? 不安。
【今日の英作文】
「いくら失敗やミスをしても、信じて待っていてくれる職場の皆さんは、私にとってかけがえのない存在です。彼らのおかげで、私は今仕事を続けられています。」
"No matter how much I make mistakes and fail, my coworkers who believe in me and wait for my improvement are irreplaceable people for me. Thanks to them I can continue on working now.''
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