「頑張る」は免罪符?
トラブルというほどのトラブルでもないし、いつもの事と言えばいつもの事と言えなくもない。
少し前、そういう事件が職場であった。
まだまだ1人前には程遠い私を、いつも助けて(フォローして)くれる方がいる。
その日も私のフォローをしてくださった。でも結果として、私のフォローに一生懸命になるあまり、本来のお仕事がお留守になった。人間だから、一度にいくつものことをするのは無理だ。
そのお留守があんまり酷かったし、今回が初めてのことではないので、所長もかなり怒ってしまった。
「森うさぎさんに言ってるわけじゃないからね!」
と言いつつ、所長の大きな雷がどかーんとその方に落ちた。
その方は言わずもがな、私も激しょぼだ。
いくら私が直接叱られているわけでなくでも、結局は私のフォローをしたために、その方は叱られている。
申し訳なくて、とても落ち込んだ。
所長の雷なんて、私のことを応援しなきゃ落ちることもなかった。
「ごめんなさい」LINEをその方にして、「気にしなくていい」と言われたけど、それからしばらくくよくよした。
施設に!他の用事でメールした。いつもの支援員さんとは別の支援員さんから、「いつも(お仕事で)一生懸命頑張っていれば大丈夫!」という、謎な返信がきた。
いつも頑張っていたら、何もかもオールオッケーとは言わないにしろ、それに似た勢いの返信だった。
頑張ろうと、一生懸命だろうと、とんちんかんで、職場の仕事を邪魔すれば、それは全然OKどころではない。完璧なNGだ。
もちろんやる気がなくて、サボってばかりだったら、仕事の邪魔になるし、みんなのモチベーションにも影響するので、「こんなやついらん」となる。だからと言って、いつも頑張ったり、努力さえしていれば、全て許されるというものでもない、と思う。
「頑張る」は、ある意味当然であって、免罪符ではない。
その支援員さんはベテランなので、わかってないはずがないのに、ときどき変なことを言う。
私が普段頑張りが足りないので応援する、という意味で、そういうアドバイスメールをくれたのだろうか、とも、勘ぐってしまう。
なんだか励まされているのか、なんなのかよく分からないメールだ。
「目の前のことに一生懸命頑張っている人を、周りは応援する」
これも、その支援員さんの口癖。頑張りの方向や、具合によると思うのだ。もっと周りを見てって、近視眼的に頑張ってちゃダメな時ってもちろんあるよね。。。エンドレス・ループ。
メールの深読みをして、勝手におちこむ。良くないサイクル。
支援員さんが、神様でなく人間である以上、見えてないところもあるだろうし、考えが及ばないところもあるだろうな。神様だって、全知全能なんて言うけど、どうだか分からないのに。
頑張らなきゃ、努力が報われることはないけど、頑張って報われることばかりではない。
むつかし。
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