見出し画像

日常の一コマから見つける、些細な幸せ

金曜日の夜、仕事で疲れ果てて帰宅すると

先に仕事から帰った旦那が夕飯を作ってくれていた。

それだけでとってもありがたいことなのに

そこに冷凍庫で冷やされたビールグラスと私のお気に入りのビールが出てきた。

前回日本に行った時に彼が初めて飲んだ氷点下ビールに心を打たれて以来、

週末やちょっと豪華なおうちご飯のときなんかにキンキンに冷えたビールとグラスを仕込むのが私たちのお決まりになった。

実は私のなかで今夜はビールを飲む予定はなかった。

つい、「今日は水でいいかも。」なんて言ってしまった。

しかし、彼が私のいない間に全て一人で準備してくれたことを考えると

そんな事を言ってしまったことを後悔した。

慌てて前言撤回すると、

彼は笑顔で「グラスが冷たいうちに乾杯しようよ!早くこっちにおいで!」と言った。

キッチンのカウンターで乾杯をすると、週末の始まりを実感した。

冷えたグラスから飲むビールは、私の疲れを吹き飛ばしていった。

日本の居酒屋のように、キンキンに冷えたジョッキでビールが出てくることはアメリカではまず無い。

私にとっては、少し日本を感じれる些細な瞬間でもあるのだ。

How was your day?

どちらからともなく今日の出来事について話し始める。

仕事の話、友達の話、偶然見つけたくだらない画像の話…

些細な日常の一コマだけど、この人と一緒になれて本当に良かったと思える瞬間。

皆さんの些細な幸せは何ですか?



この記事が参加している募集

スキしてみて

いただいたサポートは、素敵な記事を書くための体験費用として使わせていただきます♡