ウリタ

40代 癌ファイター.自分自身の人生には、面白い出来事が起こる星の元に生まれ、そのネタ…

ウリタ

40代 癌ファイター.自分自身の人生には、面白い出来事が起こる星の元に生まれ、そのネタが少しでも多くの人に生きる希望が与えられたらと本気で思っている。40代としては、かなり多くのライフイベントが起こっている方。その日々を描きながら、ちょっとしたTIPSを皆様に!

最近の記事

1歳+40年

晴れて1歳になりました笑 先日誕生日を迎え、これまでの誕生日の中で最も感慨深い誕生日になったので、書き残しておこうと思います。 最も感慨深い誕生日昨年、2倍成人式を迎え、元気かつ健康に、みんなと思いっきり燥いで迎えた誕生日。 今年は一転。 病気を煩い、不安を抱えながら、静かに迎えた誕生日でした。 こんなに自身の生き方を日々考えたり、向き合うことはなかったじゃないかな。 よりリアルに、今を全力で生きることの意義や選択する際の価値観、感性が研ぎ澄まされたように思えます。 でも

    • 今起きていることは、上から何番目?

      つい先日、後輩から、 『今、瓜田さんにとって今起きていることは、人生で何番目にきついですか?』 っと唐突に聞かれた。正直、その質問にはびっくりした。そんなことこれまで生きてきて考えたこともなかったからだ。 そして、よくよく考えると、『一番ではない』ことに気づいた。 (癌を患ったことは、3番目くらい。最もきつかったのは、大学のときの同棲生活w) なぜなら、『見えないものと闘っている』『自分と闘っている』だけだからだ。 誰も傷つけていないし、誰かが苦しんでいるわけではない

      • 若い才能に力を-Early Talent Success Partner

        『未来』を創る仕事7月1日より、新たなチャレンジとして、一旦セールスを離れ、再び人事に近い領域で、「会社の未来創る」仕事の一つに従事させていただくことになりました。 生きてきてずっと『年齢は関係ない』『若い才能は無限大』だと思ってきた自分にとって、40代に近づくに連れ、『自身より、より若き人達とコラボレーション』したいと常に思ってきました。(特段、『若い』からいう理由で付き合ってきたわけではないですよ笑) なぜなら、みんなと触れている中で、 ・アイディアや気づきの多さ

        • 日常生活に戻って1週間

          先週退院し、担当医からも日常生活に戻っていい了承が得られたので、実は今週から仕事に復帰しています。 一瞬で過ぎゆく1週間あっという間に一週間が過ぎていきました。予定が日中入っているとこんなにも1日はあっという間に過ぎるのかというくらい、一瞬です。 一瞬すぎて、起きている出来事(特に大きな出来事ということでなく、単純に日常で起きていること)から、大きく俯瞰して、起きていることの本質など見ることはできないことに気づきました。 悪い意味ではなく、起きている出来事から学ぶことは

        1歳+40年

          64日間

          関わっていただいた方々全員に心からの敬意計64日間の入院生活が終わりました。 皆さんからの温かいメッセージ、入院生活を支えてくれた看護師さん、治療をリードしてくれた先生方、何よりも心配してくれ気を遣ってくれた両親含め多大なる助けを受け、勇気をいただき、無事長い入院生活を乗り切れることが出来ました。 改めて、この場にて恐縮ですが、ありがとうございました。 まだ、治療が終わったわけではないですが、一度も経験したことのない未知の多いがん治療と入院生活を計64日間経験したことは

          入院していたがん研有明病院ってどんなとこ

          これまでも大変お世話になり、今後も数年に亘ってお世話になる病院、『がん研有明病院』。病院と言っても千差万別あるかと思いますが、僕にとっては素晴らしき病院だと思っているし、後にも書きますが、今後もこの病院の発展がこの病気の治療の発展に繋がってもらえればと思い書きました。 (治療が一通り終わったら、絶対寄付します。) どうやってこの病院を知ったのか、そして入れたのか。何がよかったのかを実際の入院生活をもとに書かさせていただきました。 実は、この病院との出会いは、たまたま今年の

          入院していたがん研有明病院ってどんなとこ

          0 ~ 1歳 幼児時代

          瓜田良介誕生決してガキ大将タイプでもなく、賢く生きるようなタイプでもなく、明るく元気なタイプでもなかった自分。 むしろ引込思案で、強気にはなれず、自信に満ちあふれているようなタイプではなかった。 今思えば、自分に強かったのは、純粋に物事を捉えて一生懸命取り組めることかなっと思ったり。 ※ それがゆくゆく仇になることにもなり、一方で色々と本質を見いだせるようにもなりました。 そんな自身の40年間のストーリーが始まったのは、東京の中野です。 「どんな人でも、『ヒカルものは

          0 ~ 1歳 幼児時代

          IT技術が治療をよりよいものに

          さて、僕は、新卒依頼ずっとIT企業にて、営業や事業企画、マーケティング、人事・総務など経験をしてきました。 だからこそ、この入院生活の中で、改めてITの力を知る機会が多くあり、医療の現場で僕がみたIT技術の浸透について書き留めておこうと。 医療現場でも僕らは、IT技術は活かされていることに少し安心正直、医療に全く縁もゆかりも無い僕は、医療にどれだけITが浸透しているのか未知数でした。むしろ、皆さんも触れている人が多いであろうカルテや紹介状の仕組み、病院の検索、診察などなど

          IT技術が治療をよりよいものに

          失ったものは何もない。むしろ大きな宝物を手に入れた。

          『深刻にならず、真剣になれ』 入院中に、TOYOTAの豊田章男社長のこの言葉に出会った。 自分には、闘病生活の自分自身に言い聞かせている言葉を端的にまとめた言葉として、ものすごく感動した言葉だった。 正直、深刻になることなんて、病気を宣告されてから、いくらでもある。 その度に、その事実に『一喜一憂しない』。 そして、『向き合い方』だけを自身に問いかけることを徹底した。 それを徹底すればするほど、すべての活動を丁寧かつ真剣に取り組めた。 今考えられるできることを丁寧か

          失ったものは何もない。むしろ大きな宝物を手に入れた。

          1.5ヶ月の入院生活を経て感じること

          入院生活を終え、『当たり前の日常』に帰ってきました。 『当たり前の日常』と『』書きに敢えてしています。 不思議な感覚に襲われる常に動いてたい僕が、1.5ヶ月の間、15㎡の病院の個室で過ごしていたせいだと思いますが、これまで味わったことのない感覚に襲われました。 言葉に表現することは難しいのですが、『違う星に来た』ような、『全く違う時系列に生き始めた』ような、『全く違う自分に産まれた』ような、『過去がどこかに行ってしまった』ような感覚に襲われました。(頭がおかしくなったわけ

          1.5ヶ月の入院生活を経て感じること

          終わりではなく、新たなスタートへ

          2ヶ月弱ぶりの靴に、感動。 決してこの1.5ヵ月の入院は忘れません。 悔しさ、戸惑い、治療の辛さ、副作用の代償(静脈が2本死滅。大した話ではないですがw)もちろんありました。 絶対にこの思いや代償は、消えることもないし、むしろ僕にとっては、想いを必ず実現するための印として共に生きていきます。 自身が大切にしたいこと、思わぬ発見など、いつもの日常に、大きなコントラストを与えてくれて、感じさせてもらった病気や入院に感謝です。 経験を心と身体に刻み、これが新たなスタートなんで

          終わりではなく、新たなスタートへ

          坊主にして、気づいてしまったこと

          恐らく明日から2クール目の抗がん剤治療になりそうです。 結局、見て取れるような副作用は、ほぼなく、見えない血液に最もダメージを喰らった模様です。なので、見て取れるような副作用は無いものの、2クール目もしっかりと向き合って、日々過ごしていきます。 2クール目の抗がん剤と坊主の因果関係はないのですが、余りに1クール目の脱毛の副作用を期待されていて、残念ながら脱毛はなかったことで、せめてということで、坊主で許してくださいという気持ちでやりました。 ま、半分冗談・半分本気ですが

          坊主にして、気づいてしまったこと

          感銘を受けた病院長からの手紙

          今日、突如、病院長の名前で、各患者に手紙が届いた。 なにかと思ったら、新型コロナウィルスに関するものだった。 僕自身としては、かなり感銘を受けるものだったので、思わず直ぐに書き込めておこうと。 がん治療にのみフォーカスする決断結論からすると、彼らのミッション・ビジョンに従い、行政から要求されてた「コロナ患者の受け入れ」ではなく、がんの治療に専念することを決断したという病院長の手紙でした。 僕としては、70年も続き、今や世界からも患者が訪れる病院になる理由があるなっと思っ

          感銘を受けた病院長からの手紙

          1カ月の経過

          あっという間に1カ月が経過し、引き続き放射線治療を行いつつ、そろそろ2回目の抗がん剤治療に入っています。 抗がん剤治療の副作用は、1回目と2回目と、ほぼ同じとのことで、自分のケースと今後の流れについて、先生から話があったため、メモがてら記載。 治療は、今のところ順調○ 自分の副作用の傾向  傾向)   - 吐き気 / 食欲不振あり : 開始5日間(かなり短い方らしい)   - 便秘あり :開始10日間(10日間は弱い下剤でカバー)   - 白血球 及び その他血液関連数値

          1カ月の経過

          自分伝記

          入院生活を過ごすと共に、せっかくの機会なので、40歳までに自身の過去を振り返り、何を学んで来たか、環境が与えてくれたことなどを整理の意味で書き留めていこうかと。 それぞれの時期に併せて書いていきますが、ざっくりと自分の40年こんな構成かな。 0 ~ 1歳 瓜田良介誕生 / 幼児時代 2 ~ 7歳 ニューヨーク生活時代 8 ~ 11歳 帰国子女として過ごした小学校時代 12 ~ 14歳 想いが叶わぬ中学時代 15 ~ 17歳 高校球児時代 18 ~ 19歳 夢見る浪人時代

          自分伝記

          見えないものを想像する力(新型コロナの影響)

          今いるがん研有明でも、ニュース報道がありました。 最初に。看護師さんは、凄まじいプレッシャーの中で、ちゃんとした病院の体制のもと、それを明らかにし、クリアにしたことは素晴らしいことだと思います。いつも感謝しかありません。 あまりに身近なので、これを機に、僕が病院にいて日々ニュースを見て感じていることを書きますね。(患者が言うと、偏っているように思えたし、もっと緊急を要する病気の人もいるかと思ったので、控えていましたが。) 15㎡の個室と150mの距離があれば生活はできる

          見えないものを想像する力(新型コロナの影響)