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1歳+40年

晴れて1歳になりました笑
先日誕生日を迎え、これまでの誕生日の中で最も感慨深い誕生日になったので、書き残しておこうと思います。

最も感慨深い誕生日

昨年、2倍成人式を迎え、元気かつ健康に、みんなと思いっきり燥いで迎えた誕生日。
今年は一転。
病気を煩い、不安を抱えながら、静かに迎えた誕生日でした。
こんなに自身の生き方を日々考えたり、向き合うことはなかったじゃないかな。
よりリアルに、今を全力で生きることの意義や選択する際の価値観、感性が研ぎ澄まされたように思えます。

でも、みなさんから「人生観変わった?」とよく質問を受けますが、上記に書かさせてもらったように人生観が変わったというよりは、更に研ぎ澄まされた もしくは、チューニングされ かつ ぶれにくくなったというのが僕の感覚です。

自身が思ってきた人生観により自信が持てるようになったことが、何よりもこの状況から受け取ったことです。

「生きる目的」は、僕にとっては高貴なものだった

また、これまであまり考えられなかったことを考える機会にもなりました。

自身の生きる目的の話しです。

言い方は良くないかもしれませんが、少なくとも、この病気を患ったある時、僕は生きてきて初めて「死」を身近に感じるきっかけになりました。
だからこそ、これまで味わったことのない不安から自身を克服するためにも、そのモチベーションを保つためにも、「生きる目的」ってなんだろうと冷静に考え始めたのです。

でも、考える過程で僕を困惑させることがありました。

その思考を働かせていくと、実は明確に「生きる」という目的が何なのか、もっというと「自身が存在しないといけない意味」「存在し続けたい意味」が、クリアでないことに気づきます。

「あれ!?自分、もしかしたら明確にはないの!?」ってな感じです笑

もちろん、それなりのビジョンや目標、野心を持って生きてきたという自負はあります。

でも、この時点の思考では、これまで考えてた僕の夢や希望や目標が少しチンケに感じてしまったのです。

質問を変えてみた

上記のままで思考が止まると、元も子もない話になってしまうので、もう少し思考を進めてみました。

次に、自分自身に投げかけた疑問は、「それじゃー、僕の夢や目標がチンケだったとして、何をモチベーションに生きてきたのだろうか」です。

その質問が、僕の中で最も大事にしてきたこと、これからも大事にしていくことの骨格を浮き彫りにしてくれました。

自身が生きる意味 = 最も高揚する瞬間を一つでも多く味わう

と置いて、思考を進めてみました。

自身が最も高揚する瞬間
 A. 何かをやり切った時
B. 仲間との一体感を感じた時
C. 人に勇気を与えられた時

ということに気づきました。

決して、人に自慢できるような大それた内容ではないですが、僕はこのことを求めて生きていることに気づきました。

そのことを踏まえ、今度は改めて、「死」を意識した時と同じ気持ちで、これらを眺めてみたんです。

そうすると、仮に生きる時間が限られたとしても、これらが達成できることに時間を費やすことが自分で容易に想像できたんです。
(最後の晩餐的な話もないし、豪遊したいとか、のんびりしたいとかが、しっくり来なかったのです。)

つまり、これが僕にとってのビジョンに礎になるものだと気づきました。

リアリティをもって、このような思考の手順を働かしたことがなかったので、僕にとっては最高に新鮮でした。

少なくとも、僕自身は今やっていることが、自分自身のどこがRootなのか、リアリティを持って考えたことがなかったです(もしかしたらみなさん当たり前のように考えてて、お恥ずかしい話かもしれませんが)

このRootに気づいたことと同時に、この礎を元にした判断や決断を下すことが、自身の人生を常に豊かなものとするし、失敗しても学びにしかならないことにも繋がりますね。

複雑化するこの状況の中で、すごくシンプルなことに気づけたことは、大きな一年だったのだと思います。

「1歳+40年」の意味

このことにリアリティをもって気づくことができ、それを礎にこれからの人生を作っていける幸せを今感じています。ここからが僕の人生にとっての本番という意味で、今回のタイトルを「1歳+40年」とさせていただきました。

ここからの人生が素晴らしいものであることを前提に考えると「40年」をかけて気づけたことは、決して長い年月ではなかったのだと思います。

せっかくなので、上記で気づいたことを踏まえ、自分のビジョンを作りました。

ここに高らかに宣言します笑

「瓜田良介のビジョン」

1. 何事もやり切る

2. 仲間とその一体感を最も大事にする

3. 勇気を与えられる人になれるよう出来る限りたくさんの経験をする

みなさんこれからもよろしくお願いします。

瓜田

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