ツルゲーネフの入口「初恋」
(ややネタバレ)
ツルゲーネフは、ドストエフスキーやトルストイと同じ19世紀ロシアを生きた作家です。短い作品が多いのですが、中身が凝縮された傑作を数多く書いています。
代表作のひとつ「初恋」(1860)は、恋愛の残酷さを描き抜いた中編です。
物語は、今では40才になった主人公のウラジミールが、若い頃の「初恋」を回想するかたちで語られます。
イワン・ツルゲーネフ(1818-1883~ロシア・小説家、詩人)
ドストエフスキー、トルストイと並ぶ、19世紀ロシア文学を代表する文豪。代表作「猟人日記」では貧しい農民の生活を描き、農奴解放に大きな役割を果たした。他に「父と子」などで知られる。
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