記事一覧
自分が一万円の顔に!?Vision Proで新一万円札AR作ってみた(後編)
この記事は、自分が一万円の顔に!?Vision Proで新一万円札AR作ってみた(前編)の続きになるため、もし前回の記事を見ていない方は前編の方も見ていただければ幸いです。
今回の記事の内容前回の記事では、Personaの画像を取得・加工し、ObjectTracking用のリファレンスファイルの作成を行なったところで終わりました。今回の記事ではObjectTrackingProviderからAn
自分が一万円の顔に!?Vision Proで新一万円札AR作ってみた(前編)
※本内容は、visionOS 2.0のリリース日程が決定する以前に書かれたものになりますのでご注意ください。開発環境等は、記事内に記載しております。
Vision Proには、Personaという機能が存在します。これを使って、自分が新一万円札の肖像と入れ替われるアプリを作ってみました。試作アプリなのでリリースしていないのですが、visionOS 2.0の機能も利用して面白いものにできたと思いま
ARを作る前にデザイナーが知っておきたい用語 その2
ARをデザインするときに知っておくと便利な言葉の紹介、第2弾です。
前回はこちら↓
パススルー(Pass-through)「パススルー」は、デバイスについているカメラで撮影された映像にCGを重ね合わせることを指します。
「ビデオシースルー」とも呼ばれ、Apple Vision ProやMeta Quest、PICOといったVRも体験できるゴーグル型・ヘッドセット型のデバイスが当てはまります。
U
visionOS向けアプリ「トリらっくす」の開発話
目次
はじめに今回は、弊社からvisionOS向けにリリースされているトリらっくす(以下 本アプリ)の開発で得た知見についてのまとめ記事になります。
本記事はvisionOS、PolySpatialについてはある程度知識がある前提となります。
visionOS、PolySpatialの基礎に関しては別記事があるので、まずそちらからご覧ください。
開発環境Unity 2022.3.25f1
X
PolySpatial の実践Tips 後編
はじめにみなさん Vision Pro で遊んでいますか?
Unity エンジニアの我々は PolySpatial の公開直後は、さぁこれで何を作ろうかとワクワクしたものです。
しかし、いざ開発を始めてみると苦労の連続でした…
本記事では Apple Visio Proアプリ 視線de定規 の開発過程で苦労したことや、他所ではあまり語られていないことを Tips 形式で紹介していこうかと思い
PolySpatial の実践Tips 前編
はじめにみなさん Vision Pro で遊んでいますか?
Unity エンジニアの我々は PolySpatial の公開直後は、さぁこれで何を作ろうかとワクワクしたものです。
しかし、いざ開発を始めてみると苦労の連続でした…
本記事では Apple Visio Proアプリ 視線de定規 の開発過程で苦労したことや、他所ではあまり語られていないことを Tips 形式で紹介していこうかと思い
UnityでXcodeのString Catalogに対応してみる
はじめにPolySpatial を使っての Vision Pro アプリの開発過程でせっかく Xcode15 を使っているので Info.plist の多言語対応に String Catalog を使ってみました。
もしかしたら公式の最新の Localization パッケージを入れたら String Catalog に対応しているのかもしれませんが、あのパッケージだと Addressable
【UIデザインメモ】
背景に半透明の白色を被せたとき、地の色が暗い方がコントラストがつく。
ただ、真っ黒よりも少しグレーの方がコントラストが強い!(意外!)
(Vision Proのホバーエフェクト用にと調べてたけど、次期OSでカスタマイズできるようになるから...頭の片隅に)
Apple Vision Proのアプリ審査について
はじめまして、XR開発でディレクタをしているFです。
6月27日に日本のApple Storeでも発売されたApple Vision Proですが、UPFTでは7月3日(水)~7月5日(金)で開催されたXR総合展にブース出展した際、Apple Vision Pro日本発売よりも前にリリースした5つのアプリ、そのうち3つ「トリらっくす」、「システムモニター」、「わびさび時計」をご来場者にブースで体
VisionOS2.0のObjectTracking試してみた
WWDC2024が6/10から5日間開催され、様々なアップデートが発表されました。VisionOSもバージョン2.0が発表され、全て追えないほどのビデオとサンプル、ドキュメントが公開されました。
その中で、物体をトラッキングするObjectTrackingの機能のサンプルが公開されていたため、こちらを試してみました。今回試したObjectTrackingについてのAppleからの詳しい内容は下の
【VisionOS】Window 拡大縮小機能を無効にする方法
※この記事は2024年5月27日に弊社運営の技術情報サイト「ギャップロ」に掲載した記事です。
はじめにこんにちは!システム開発部のYです。
VisionOSの、Windowでは右下に視線を合わせると拡大縮小できる機能が存在しています。今回はこの機能を無効にする方法を調査したため、まとめていきます。
環境Swift Version: 5.9.2
Xcode 15.2
VisionOS: 1
PolySpatialでVision Proアプリを作ってみよう(応用編)
※この記事は2024年4月8日に弊社運営の技術情報サイト「ギャップロ」に掲載した記事です。
はじめに今回の記事は、PolySpatialでVision Proアプリを作ってみよう(導入編)の続きとなります。
前回の記事を読んでいることを前提で書いていくので、ぜひ導入編からご覧ください。
前回は、Bounded Volume でピンチ入力を検知するサンプルアプリを作成しました。
今回は、Unbo
PolySpatialでVision Proアプリを作ってみよう(導入編)
※この記事は2024/4/3に弊社運営の技術情報サイト「ギャップロ」に掲載した記事です。
はじめにVision Proが発売されて1ヶ月程が経ちました。
Vision Proの開発について、できること、できないことがわかってきたので、記事にしようと思います。
今回は導入編として、開発環境の構築と簡単なアプリの作成方法について書いていきます。
※この記事は2024/3/1時点までの調査結果を元に
PhotonFusion製マルチプレイゲームでVContainerを利用する際のTips
※この記事は2024年3月25日に弊社運営の技術情報サイト「ギャップロ」に掲載した記事です。
概要Unityで開発を行う場合、Monobehaviourの存在はとても便利な反面、常に批判の対象でした。
『できる限りピュアC#で!』というような合言葉が飛び交っている現場もあるかと思います。
そのいくつかの問題の解決策の一つとしてDIがあり、VContainerはDIを行う上で強力なパッケージの一つ