【UpBoost開発日誌 #0】自社開発から始めるアジャイルプロジェクト

ManhattanCodeの自社サービスUpBoostアプリ版を開発します!

こんにちは!ManhattanCodeのアプリ開発チーム、奥川です!
弊社では現在、自社サービスであるスタートアップ向けキュレーションサイト「UpBoost」の改修&アプリ版リリースに向けて準備中です。
多くの人に知ってもらえるよう、今日からUpBoostアプリ版の開発記事を定期連載していきます!!

What's UpBoost ?

UpBoostのコンセプト
起業したいと考えている人や、スタートアップ企業の方が事業を成功させるために有益となる情報を集めたキュレーションサービスです。現在Web版はベータ版としてリリースしています。

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About ManhattanCode

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「作って」売るし、「作る」も売るというmissionを掲げたビジネス集団です。スマートフォンアプリケーションに特化した技術力でスタートアップ企業のビジネスを推進するべく日々お仕事をしています。


これまでの開発で発生した問題
弊社は主幹事業としてADS(Aplication Development Service)を行っており、普段はお客様先でシステムを作るお手伝いをしています。
そのため、業務時間の全てを自社サービスの開発に当てることができません。
去年の12月までは画面要件を完璧に満たすものを作ろうとしてきましたが、その際にこれらの問題が発生しました。

・いつまで経ってもアプリのリリースができない
・GitHubのチケットが全く動かない

実際に僕もその時から開発に参加していましたが、画面の要件を満たす実装をするには時間が足りず、プルリクエストを出すことができませんでした。


How to solve it

ここで開発手法について紹介します。
システム開発には大きく分けて、2つ手法があり、ウォーターフォール、アジャイルがあります。ウォーターフォールは完璧な要件定義を作り、要件定義を全て満たすように実装をしていく手法です。対して、アジャイルはお客様の要件からバックログ(ユーザーストーリー)を作成し要件を満たすものを小さく作ってリリースを繰り返す手法です。

私たちの課題である、”リソースが多くない中で自社サービスを作る”は、今までの要件を全て満たす作り方(ウォーターフォール)ではなく、アジャイルの「小さく作ってリリースを繰り返す」を実施することで課題を打破できると考えました。

Tips:ケーキでウォーターフォール、アジャイルを表すと?
ウォーターフォールではホールケーキを作ることを指す。
アジャイルは、最初からショートケーキを作ることに例えられる。
最初から無駄なもの(食べられず余ったケーキ)を作らないようにして、投資(ケーキにかけたリソース)の損失を起こらないようにする。
また、作るものが小さく、制作期間が短いため新鮮なものを提供することが可能となる。

作るものってどんなもの?

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Tips:ユーザーストーリーとバックログとは?
上の表では、お客様が作って欲しいプロダクトの要件一覧をプロダクトバックログと言います。
アジャイルではプロダクトバックログの内容をユーザーストーリーとして、開発者だけでなく、プロジェクトに関わる全ての人がわかるような言葉で作成します。
ただし、プロダクトに必要だがアプリを使うユーザーが関わらないものをバックログとして当プロジェクトでは定義します。
下記の図ではバックログ、ユーザーストーリーについての関係を表しています。

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機能要件 = バックログ ⊃ ユーザーストーリー


Next Time Preview


来週提供する予定のプロダクトは

・アプリで起業に関する記事、ビジネスに関する記事を見れること
・ユーザー情報が入力できること
・アプリの利用規約が見れること

の3つを作って社内リリースする予定です。


次回はこちら


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