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ちゃんと「文章」として書いたものまとめ
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会社員あるある

昼休憩、12:00ちょうどに行くのが恥ずかしいから12:07とかに席を立つ 大学までで一回も使ってないVLOOKUP関数をめっちゃ使うようになる 「CCから失礼します」の何が失礼なのかわからない 会議の直前、フォルダの中が 会議資料_20220204 会議資料【最新】 【確定】会議資料 【確定2】会議資料 みたいになる 何回経験しても、名刺を渡すときまごつく メールの文面、「よろしくお願いします」で終わらないと気が済まない 謝罪のメールは「申

2021年に関わったもの

2021年から作家として活動を始めたので、去年自分が関わったものをいくつか書いていきます。 2021年に関わったもの1.ララチューン ■【EDM大喜利】EDMにノレば誰もすべらない 昔からEDMが面白いと思っていたので、YouTubeの企画にできてよかったです。 僕が考えていたのは「EDMのピークのところで大喜利の回答を出せばスベらないんじゃないか」というところまででしたが、撮影の場では「連続で回答できるように、短いEDMも用意した方がいい」「大喜利の答えを出す瞬間に

嫌いな言い間違い

数学の話をするときに「数」と「数字」を混同して喋る人、一気に説得力がなくなる。 さっきYouTubeでひろゆきが「虚数っていう数字があるんですけど〜」と言ってた。虚数は「数」であって「数字」じゃないよ。(細かいと思うかもしれないけど、まともに理数科目を勉強してたら絶対言い間違えない) 「期待値」という言葉を、「期待の度合い」みたいな意味で使う人もちょっと苦手。確率論の用語なのに。 あとは「方向性」って言えば済むのに「ベクトル」と表現する人。「同じベクトルを向く」とか。ち

映画を観るのが下手な話

映画を見るのが下手だ。3本に1本ぐらいは途中でストーリーが追えなくなる。 特に洋画は混乱する確率が高い。俳優の顔を識別するのが苦手なんだと思う。頭の中で相関図を整理してるうちに、話がどんどん進んでいってしまう。邦画に比べて、説明的なセリフが少ないのも混乱する理由の一つだと思う。 難解映画でお馴染みの「TENET」は隅から隅まで理解できなかった。時間逆行の理屈がわからないとか、そういう次元ではない。 最初のオペラハウス襲撃事件の段階でもう「え、まってwどういう状況?w」と

小説「いつか深い穴に落ちるまで」

小説「いつか深い穴に落ちるまで」を読んだ。 第55回文藝賞を受賞した作品で、奇抜なあらすじに惹かれて購入した。 あらすじ 戦後から現在まで続く「秘密プロジェクト」があった。発案者は、運輸省の若手官僚・山本清晴。敗戦から数年たったある時、新橋の闇市でカストリを飲みながら彼は思いつく。「底のない穴を空けよう、そしてそれを国の新事業にしよう」。かくして「日本‐ブラジル間・直線ルート開発計画」が「温泉を掘る」ための技術によって、始動した。 その意志を引き継いだのは大手建設会社の子会

映画「PLATFORM」

面白い映画でした。あらすじはこんな感じ。 ある日、ゴレンは目が覚めると「48」階層にいた。部屋の真ん中に穴があいた階層が遥か下の方にまで伸びる塔のような建物の中、上の階層から順に食事が"プラットフォーム"と呼ばれる巨大な台座に乗って運ばれてくる。上からの残飯だが、ここでの食事はそこから摂るしかないのだ。ゴレンはこの施設から生きて帰ることができるか? つまり、48階層の人間は47階層の人間の食べ残しを食べるしかない。その下の49階層の人間は48階層の食べ残しを食べるしかない

歌舞伎町ではご飯が食べられない

僕はちょっと潔癖症で、特に食事に対してこだわりが強いんだと最近気づきました。なぜか食べられないもの、食事したくない場所があるので列挙してみました。 誤解を生みそうなので先に書いておくと、焼肉とか鍋をみんなで箸をつつくのはなんとも思いません。人が作った料理を食べるのも全く抵抗ないです。潔癖とは微妙に違うのかもしれない。 《食べられない》 ●歌舞伎町の飲食店 トイレで飯食うのと同じ感覚になる。 ●レンタルスペース 雑居ビルの中にあるレンタルスペースがダメ。雑居ビルの中の空気

小学生の頃みたいにゲームができない

最近、モンスターハンターライズを買った。 大人になってからゲームをやると、効率ばかり気にしてプレイしている自分に嫌気がさす。 リオレウスに負けた後、気づいたら「リオレウス 狩り方」で検索していた。小学生の頃は、それを自分で探すことがゲームの醍醐味だったはず。 モンハンに限らず、マリオもゼルダも、買ってすぐYouTubeで「必見!序盤の効率いい進め方」みたいな動画を見ては、その通りに実行するロボットになってしまった。 どうぶつの森や、シティーズ:スカイラインのように終わり

坂元裕二に憧れているけど、坂元裕二みたいには一生なれないであろう脚本家が書きそうなセリフ

「人生って高速道路の渋滞に似てる。いつも自分の車線だけがノロノロ動いてて、隣の車線はスイスイ走ってる。でもなぜか、私が車線変更すると今度はそっちが混み始めるんだよね」 「自販機でペットボトルの水を買うようになってからが大人、ってことでいいんじゃないですか?」 「この程度の小さい嘘で怒るなら、"こちら側のどこからでも切れます"って書いてるのに切れない醤油にも怒ってよ」 「その日は"何もしない"っていう予定が入ってるので空いてません。すみません」 「大手町を歩く就活生はみ

準決勝と決勝

お笑いの賞レースでよくある「準決勝と決勝の客層が違いすぎる」という現象は他のジャンルでも起きているのでしょうか。 準決勝の客がお笑い好きばかりなのに対して、決勝の客は普段お笑いを見ない人が多いから、ウケ具合が大きく変わってしまうという現象。芸人が賞レースの難しさを語るときによく話題に上がる。 それに付随して、たまに「準決勝の客」が「決勝の客」に文句を言っている光景を目にするけど、それって怖いことだ。そういう人たちは、お笑い以外のジャンルで自分が「決勝の客」になっている可能

M-1漫才論争のこと

M-1グランプリ2020の優勝ネタに対して、「あれは漫才か、漫才じゃないか」論争が巻き起こっています。僕の周りでは、普段あんまりお笑いを見ない人が「あれは漫才じゃない」と主張して、お笑い好きな人たちが「漫才だ!」と怒りながら反論している様子がよく見られます。 ちなみに、僕は漫才だと思っている(正確には、「漫才じゃない」とは思わない)けど、ここではそんなことが言いたいわけではありません。各所で起こっている漫才論争を見て、「お笑い好きの人たち、そんなに怒るなよ」と思っています。

嫌いなもの

嫌いなものをいくつか書いてみました ・バス 絶対に時間通りに来ない 同じ乗り場でも行き先が違いすぎてムズい 乗り物の中で一番揺れる 混んでるときたまに降りられない のを考慮すると運賃が高すぎる ・飲み会の会計 現金持ってない奴、一万円札しか持ってない奴、「遅れて来たからこいつは少なくていいか」みたいな感じになってる奴、のどれかがいるから絶対ややこしくなる ・五穀米 美味しくない ・VS嵐でたまにやる「ババ抜き最弱王決定戦」の企画 「ババ抜きは運なんだから強いも弱いもな

梨泰院クラス

梨泰院クラスが本当に面白いドラマだった。とにかく面白かったということを始めに強調しておきます。面白かった部分はほぼ全部なので、逆に「?」と思ったところだけを書いてみます。 ※以下ネタバレ有※ ▪️スアなんなん?? 3話ぐらいからスアがなに考えてるかわからなかった。そもそもセロイがスアに好意を持った理由に全然共感できなかったし、スアがそれを当たり前のように感じているのも意味が分からない。もう途中からスアにキレながら見てて、「ずっとモテてきた人生なんだろうな、ムカつくな」とか

テラスハウス TOKYO 2019-2020 38th WEEK

テラスハウスは面白い。「成立していない会話」が見られるから。 価値観が違う人同士が意見をぶつけあったら、こんなにもすれ違いが起きるのかと感心してしまう。とにかく「互いの言いたいことが噛み合っていない」会話が結構な頻度で出てくる。エピソード38で、象徴的なシーンがあった。 「京都旅行で、快が当たり前のように新幹線代やホテル代を奢ってもらっていたのを見て花が冷めてしまった」ということについてのビビと快の会話。 ビビ「プライドないのかなとかみんな言っちゃうわけよ」 快「なんのプ