嫌いな言い間違い

数学の話をするときに「数」と「数字」を混同して喋る人、一気に説得力がなくなる。

さっきYouTubeでひろゆきが「虚数っていう数字があるんですけど〜」と言ってた。虚数は「数」であって「数字」じゃないよ。(細かいと思うかもしれないけど、まともに理数科目を勉強してたら絶対言い間違えない)

「期待値」という言葉を、「期待の度合い」みたいな意味で使う人もちょっと苦手。確率論の用語なのに。

あとは「方向性」って言えば済むのに「ベクトル」と表現する人。「同じベクトルを向く」とか。ちゃんと数Bを勉強してたら、そんな言葉の使い方気持ち悪くてできないと思う。
「速さ」と「速度」の違いを説明できない大人にはなってはいけない。

「固定観念」を「固定概念」と言い間違えてる人は、普段言葉を発するときに何も考えてないんだろうなと思う。「概念」の意味を辞書で引いたことあるんだろうか。「固定概念」って口に出して言ってるとき、頭の中ではどういうイメージなんだろう。

「方程式」の乱用も気持ち悪い。「勝利の方程式」とかすぐ言う人。方程式がどういう式を指すのかわかってる?あなたが言っているのは恒等式では??と思うことが多々ある。

言い間違いとは違うけど、「抽象的」を「わかりにくい」みたいな意味だと思ってる人が多すぎる。具体的な記述の方がわかりにくくなることだってたくさんある。
一次関数の定義を知りたいときに、「y=2xとかy=3x+4みたいな関数」って言われるより、「y=ax+bの形で表される関数」って言われた方がわかりやすいでしょう。

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