やってのける 【忙しい人のための要約・まとめ】

今回紹介する内容は社会心理学者であるハイディ・グラント先生の『やってのける』の一部分です

👇こんな人にオススメ👇
・行動できるようになりたい
・目標を達成したい
・自分を成長させたい

▪︎行動できるようになる方法

・具体的な数字を入れた目標を決める
・難しいが可能なゴールを立てる
・なぜやるのかその理由をはっきりさせる
・他人ではなく自分で何かを決める
・環境を整える
・シンプルな計画を立てる
・頑張るものを1つに絞る
・自分は成長できると信じる

・具体的な数字を入れた目標を決める

『毎日コツコツと勉強をする』といった漠然とした目標ではなく、具体的な数字を入れた目標を決めていきましょう

漠然とした目標を決めてしまうと、心のどこかで『今日はこれくらいでいいや』『今日は疲れていいるから気分が乗らない』と言い訳をしてしまいます

目標の数字がはっきりしていないと人間は流されてしまいます。ダイエットであれば『何キロ痩せるのか？』、勉強であれば『時間やページ数』を目標にしていきましょう

・難しいが可能なゴールを立てる

目標は難しすぎても簡単すぎても良くありません

少し難しいと感じる目標に取り組んでいる方が充実します。ゲームでもイージー
モードは簡単すぎてつまらないですよね？

大切なのは今の自分のレベルにあったギリギリ達成できそうなハードモードの目標を立てることです

・なぜやるのかその理由をはっきりさせる

私たちが目標達成のために行動を起こす時というのは、必ず『なぜそれをやるのか』ということをはっきりさせないといけません

野球部が毎日ハードな練習を耐えているのは甲子園という夢の舞台に立ちたいからであり、アイドルが厳しい食事制限をするのは自分のなりたいイメージがはっきりしているからです

目標を立てる前に『なぜやるのか』をはっきりさせることで動き出す原動力になります

・他人ではなく自分で何かを決める

私たち人間は自分で何かを決めることができるとモチベーションが上がりますが、他人にやることを全て決められるとモチベーションが下がってしまいます

少しでも自分で決めたという感覚を持つことでやる気を大幅に上昇させることが可能です

・環境を整える

人間は身の回りの環境に大いに影響を受けてしまう生き物です

当たり前のことですが、机の上にスマホがおいてある状態で勉強すると気が散りますし、うるさい環境で勉強に集中するのは難しいです

環境というのは『場所』と『人』の2つの要素でできています

『場所』で大切なのは、『1つの場所につき、1つのアクションをする』ことです。寝る場所は寝室、リラックスする場所は家、勉強する場所は図書館というふうに『自分の行動』と『それを行う場所』を1つに決めておきましょう

・シンプルな計画を立てる

計画には『いつ』『どこで』『何を』の3つが書かれていることが重要です

『いつ』『どこで』『何を』が書かれた計画を書くことでいつでも見返すことができますし、いちいち次に何をすればいいか迷わなくて済みます

人間というのは忘れてしまう生き物です。計画を紙に書いていつでも思い出せるようにしておきましょう

・頑張るものを1つに絞る

私たち人間の自制心は筋肉と同様に使えば使うほど疲れていきます。禁煙中の人がダイエットに取り組み始めると両方とも失敗する確率が高いように一点集中するべきです

『二兎を追う者は一兎をも得ず』という言葉があるように頑張って一気に2つ手に入れようとすると失敗する確率が上がることを知っておきましょう

・自分は成長できると信じる

成功する人と成功しない人の考え方の違いとして『自分は成長できると信じている』か『信じていない』かの違いです

『努力すれば成長できる』と信じていることで行動に移せますが、『自分は努力しても何も変えられない』と思っていると行動に移すことができません

つまり、行動するためには『自分は努力すれば成長できる』と信じられるかどうかということです

▪︎【結論】目標を達成するために自分をコントロールしましょう

ダイエットや筋トレ、禁煙、勉強、恋愛、仕事など何かしらの目標を立てては失敗してしまった経験は誰にでもあるはずです

目標を達成できるか、できないかの違いは『自分をコントロール』できるかできないかの違いです

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