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【要約】 人は、なぜさみしさに苦しむのか?


今回紹介する内容は脳科学者である中野信子さんの『人は、なぜさみしさに苦しむのか?』の一部分です


👇こんな人にオススメ👇
・さみしさや孤独を感じることがある
・人生が楽しくないと感じる
・さびしさの対処法について知りたい




▪︎さみしさについて


①さみしさは自分の命を守るために必要な感情


石器時代の頃、私たちは過酷な環境で生きていくためにみんなで協力して暮らしていました


群れから追い出されて長期間一人になってしまうとライオンに襲われたり餓死したりしてしまいます


つまり、私たちの脳は今でも石器時代の狩猟採取社会で生活していると本気で錯覚しています


そのため、長期間一人で過ごすと、私たちの脳は『一人でいるのは危険だ!』と警告して不安や緊張、気分の落ち込みといった感情を引き起こして人との交流を求めさせるように脳を動かすということです




②1歳半までにさみしさを感じやすい人、感じにくい人が決まる


誰しも大なり小なりさみしさを感じるものですが、その差というのは『生まれつきの遺伝』と『1歳半までの育てられ方』の2つで決まることがわかっています


イギリスの精神科医であるジョン・ボウルビィさんは1歳半までにひとりでいることへのストレス耐性や他人と過ごすのが好きな人、集団でいるのを嫌うなどの性質が出来上がると提言しています




③孤独やさみしさが続くと不健康になりやすい


孤独やさみしさからくるストレスが一時的なものならそこまで問題ではありませんが、長く続くことでストレスに耐えきれなくなって不健康になってしまいます


2015年にブリガムヤング大学がお行った研究によると社会的なつながりを持っていない人は社会的なつながりを持っている人と比べて、うつ病、認知症、呼吸器疾患、睡眠の質低下、ウィルス感染のリスクが高まり、死亡率を26%も高めることがわかっています


また、ボランティアや趣味、習い事などのグループ活動に参加している人は交流のない人よりも健康寿命が伸びることもわかっています




④さみしさを埋めるために運動や趣味を持つ


この本では容易に誰かを求めてしまうとその心の隙間につけ込まれて悪徳商法や詐欺、カルト宗教などに利用されてしまうと指摘されています


だからと言って好きでもない人と会っても逆に孤独感が強くなるだけです


👇この本でオススメされていること👇
・運動(幸せホルモンの分泌)
・一人でできる趣味(夢中であれば孤独感は感じづらい)




⑤ちょっとした会話ができるカフェや場所に出かけよう


個人的にオススメなのがカフェです


お金を少しだけ払えば誰でも入ることができ、帰りたい時に帰ることもできます


また、コンセントやWi-Fiもあるので深く人と関わらなくてもいいのでしがらみもありません


仕事や勉強、読書にも集中できるので孤独感を埋めるためにもカフェはオススメになります




▪︎【まとめ】人間関係の秘訣は適度な距離感を維持すること


人間関係は距離感が全てと言っても過言ではありません


自分にとっても相手にとっても心地の良い距離感で付き合うことが大事になります


逆に相手のことを考えずに連絡し過ぎてしまうと近すぎるし、何でも理解してくれると期待しすぎると失望しやすいです


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