水中を飛ぶ鳥
心が決まったら一生添い遂げます
4月25日前後になると、アメリカの南極基地にアデリーペンギンが毎年やってくるんですって。
基地の科学者の皆さんがそのことをお祝いしたのが、
「ペンギンの日」の始まりだと言われています。
南極では秋から冬へと季節が変わる時期なんです。
ペンギンは鳥綱ペンギン目に属する種の総称で、
ペンギン科のみが現生しています。南半球の広い緯度範囲に生息する海鳥で、主に南極大陸で繁殖しているのはコウテイペンギンとアデリーペンギンの2種のみです。
「ペンギン」といってもたくさんの種類がいるんですが、大きいものだとコウテイペンギンで体長が100cm~130cmくらいあるものから、小さなものだとコガタペンギンで体長が30cm~40cmと非常に幅広い体格差のある動物なんです。
(昔はもっと大きい個体もいたといわれています)
ペンギンって南極のイメージが強いと思うんですけど、寒くない地域にもいる個体もいて、
日本でよく見るタイプのペンギンであるフンボルトペンギンはチリやペルーなどの南米に生息しているので、寒いのより暑い方が得意!というペンギンもいるんですよね~!
そのおかげで日本の動物園でもペンギンが見ることが出来るんですね!
ペンギンって歩いている姿がなんだか可愛くて、微笑ましくなりますが、ペンギンの足が短いってイメージありますよね?
あれは実は仮の姿なんです!
ペンギンは足が長いんです!骨格などで確認出来るんですが、足を折り曲げた状態―人間でいえばしゃがんでいる感じで歩いているんですよ。
そうすることで寒い地域でも熱を逃がすことなくしているという健気な姿なのです。
ペンギンって愛情表現はすごく豊かなんですよね。
羽繕い、鳴き交わし、デート、一緒に寝るといった風に、徐々に距離を縮めて愛を育んでいきます。
が、つがいになるまではライバルとの三角関係や恋人を奪いあったりする略奪愛など、なかなか肉食な感じで派手にパートナーを求めていく攻めのスタイルな一面もあるものの、ひとたび子どもが生まれると次もそのカップルで子どもを産む確率が90%以上と非常に高いそうなんです。
しかも、離婚率が約3%といわれていて、
ものすごく夫婦愛が深いんです!
人間としても見習っていきたいですよね~(笑)
昔、ペンギンと一緒に暮らしたいなぁ~と思っていたことがあるんですよね。
ただ、ペンギンって飼育するのは大変だと思いますし、魚が苦手なボクとしてはなかなか困難な生活が考えられるので断念しました。
長崎県には長崎ペンギン水族館という場所があり、
現存する18種のうちの9種を見ることが出来るんです!(スゲー!)
まさにペンギンパラダイスですね!
ペンギン好きにはたまらないスポットです。
ペンギンって実は違う動物のことを呼んでいた名前なんだそうなんですが、そのことに関してはまたの機会ということで。
本日、4月25日は世界ペンギンの日です。
皆さんはペンギンお好きですか!?
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。
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